グラウンドキーパー狂詩曲
- 自転車 (10)
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いやいや、書き出しから衝撃というか、笑いがこぼれそうな一言から始まります。 読み進めると、役所の腐敗やら天下りやらありきたりのネタに食傷気味になりますが、すぐに登場人物の様々な言動に引きこまれます。 ひと通り紹介が終われば、順番に人物像を描いていきます。 最初は嫌な奴だった筈なのに、だんだんとみんなが愛おしくなってきます。 それは、東京から帰ってグラウンドキーバーをするヤサグレた主人公が何かを掴む過程と同期しています。 人生まだまだイケるでしょ。 | ||||
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一見、こう言っちゃ失礼なんですけど、文章が軽いんです。過去の作品群と比べると、わざとでしょうけど。天下り企業の内状とかも書かれているんですが、のんびりしている。主人公もそのことに疑問を抱いてはいるけど怒ってない。だから軽く読み流してしまったのですが、これも筆者の仕掛けた罠。一つ一つの小道具が後の展開への伏線になっている(当然ですか?)。読み応えを感じることなく、油断して読んでいたはずが、いつの間にかストーリーに引き込まれていて、気がつくと、たたみかける終盤〜お得意のめちゃくちゃ美しいエンディング。楽しかったです。侮ってはいけない、お勧めします。 | ||||
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