さすらい

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種別
長編
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あらすじ

2014年11月22日 さすらい (角川文庫)

反政府的な立場を貫いたために、国を追われた人気作家・三宅。父親が去ってから、公安警察に四六時中見張られている娘の志穂の耳に、三宅の訃報が届く。遺骨を引き取ろうと、北欧の町へ向かう。飛行機の出発を待っていると、政府の要人である中田が乗り込んできた。志穂の見張りと、三宅の死が確実なものか、確かめるためらしいのだが…。最果ての地で、志穂と中田を待ち受けていた衝撃の真実とは…。サスペンス・ロマン。(「BOOK」データベースより)

評判

さすらいの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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さすらいの総合評価:

8.29/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

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No.7
(5pt)

赤川ワールドのディストピア

2002~04年「小説新潮」に連載されたサスペンス小説。初刊のときはまったく評判にならなかったが、最近ちゃんと読みなおして刺激的なエンターテインメントであることに気づいた。赤川作品らしく筆致は軽やかだが、テーマはきわめて重い。言論の自由がなくなった近未来の独裁政権によって国外に追放された人気作家とその周囲のひとびとをめぐる波瀾に富んだストーリー。ちなみに連載当時は小泉内閣だったが――。
さすらい (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さすらい (角川文庫)より
4041015634
No.6
(5pt)

赤川ワールドのディストピア

2002~04年「小説新潮」に連載されたサスペンス小説。初刊のときはまったく評判にならなかったが、最近ちゃんと読みなおして刺激的なエンターテインメントであることに気づいた。赤川作品らしく筆致は軽やかだが、テーマはきわめて重い。言論の自由がなくなった近未来の独裁政権によって国外に追放された人気作家とその周囲のひとびとをめぐる波瀾に富んだストーリー。ちなみに連載当時は小泉内閣だったが――。
さすらい (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さすらい (新潮文庫)より
4101327416
No.5
(5pt)

赤川ワールドのディストピア

2002~04年「小説新潮」に連載されたサスペンス小説。初刊のときはまったく評判にならなかったが、最近ちゃんと読みなおして刺激的なエンターテインメントであることに気づいた。赤川作品らしく筆致は軽やかだが、テーマはきわめて重い。言論の自由がなくなった近未来の独裁政権によって国外に追放された人気作家とその周囲のひとびとをめぐる波瀾に富んだストーリー。ちなみに連載当時は小泉内閣だったが――。
さすらい Amazon書評・レビュー: さすらいより
4103381310
No.4
(4pt)

一つ一つのことを許してきた日本がどうなるか?

2002-4年に「小説新潮」に連載された、近未来の日本を書いたディストピア小説。「考えさせない、想像させない教育」「国旗・国歌の強制」「報道の弾圧」「福祉蔑視」「愛国文学の強制」など、一つ一つのことを許してきた日本がどうなるか?と問題提起していて、しかもサラッと読める良書です。

 戦前、志賀直哉、武者小路実篤(学習院を中心とする白樺派)などの御用文学者が大勢に順応して愛国翼賛し、戦後にコロッとやはり大勢に順応して”民主”翼賛に転向して叙勲された、情けない日本の殆どの文学者たちにも言及されてます。政権に不都合なジャーナリストや作家が”交通事故”として殺されていく白色テロの時代は、現実にも目前なのかもしれません。

 歴史も未来もなく、さすらっているのは「日本」という視点も見事。15年戦争のように国民や他国民を殺してでも、名目はガラッと変えても、大勢順応主義という伝統風土だけは維持して、不死鳥のようにさすらい続ける幽霊船:日本。

 著者の『プロメテウスの乙女』も良かったですが、大勢順応主義の伝統日本に警鐘を鳴らす著者、とても貴重な存在だと思います。
さすらい (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さすらい (新潮文庫)より
4101327416
No.3
(4pt)

一つ一つのことを許してきた日本がどうなるか?

2002-4年に「小説新潮」に連載された、近未来の日本を書いたディストピア小説。「考えさせない、想像させない教育」「国旗・国歌の強制」「報道の弾圧」「福祉蔑視」「愛国文学の強制」など、一つ一つのことを許してきた日本がどうなるか?と問題提起していて、しかもサラッと読める良書です。

 戦前、志賀直哉、武者小路実篤(学習院を中心とする白樺派)などの御用文学者が大勢に順応して愛国翼賛し、戦後にコロッとやはり大勢に順応して”民主”翼賛に転向して叙勲された、情けない日本の殆どの文学者たちにも言及されてます。政権に不都合なジャーナリストや作家が”交通事故”として殺されていく白色テロの時代は、現実にも目前なのかもしれません。

 歴史も未来もなく、さすらっているのは「日本」という視点も見事。15年戦争のように国民や他国民を殺してでも、名目はガラッと変えても、大勢順応主義という伝統風土だけは維持して、不死鳥のようにさすらい続ける幽霊船:日本。

 著者の『プロメテウスの乙女』も良かったですが、大勢順応主義の伝統日本に警鐘を鳴らす著者、とても貴重な存在だと思います。
さすらい Amazon書評・レビュー: さすらいより
4103381310

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