裁きのJ
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
裁きのJの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
裁きのJの総合評価:
8.25/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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Aからずっと読み続けている。
この巻では、天涯身寄りのいないはずだったキンジーに血縁がいて
いとこにあたる者が突然何食わぬ顔で会いに来る
理屈では、私には突然家族ができ、女性雑誌に書いてあるような喜びが得られるはずだった。
だが、現実には、強盗にあって大事にしていたものすべてを誰かに盗まれたような気分だった。
なんと巧みな表現!
わたしが生きていることを知りながら30年間も放っておき、しかもわたしを育ててくれた
叔母が死んだとき葬式にも現れなかった人たちを果たして肉親と呼べるのか
と自問するキンジー
いままで完全犯罪はありえないと信じていた。だが今は確信がない。
わたしには答えがわからない。
わたし自身の人生についてもまだ答えの出ない疑問ばかりをかかえている。
この余韻!
解説の郷原宏氏が書いているように、この悩みの深さがそのままこの作品の奥行を作りだしている。
ミステリを生かすも殺すも探偵役の性格しだい。
そしてそれを取り巻く人たちのキャラ立ち、それぞれの人生の深さ、重さ。。
本当に上質なミステリだと思う。
古いシリーズなので活字の小ささは少し慣れないけれど
最後まで読もうと楽しみにしている。