〈一気読み大賞〉第1位の前作『間宵の母』の続編。

世界のいろいろな国で事件を解決してきた赤ずきん。

「私は犯人を逃がすつもりはないよ。

防衛力はカネか人か？　この未来はフィクションでは終わらない！　防衛費倍増の財源を巡って政権は揺れていた。

昭和の歌姫〈K〉と 青酸コーラ殺人事件。

会社員の森下は、雪山で滑落死した同僚・能見香織の慰霊のため、上司や先輩と3人で登山に赴く。

愛する妻と娘と共に平和に暮らしていたペンリック。

『52ヘルツのクジラたち』本屋大賞受賞作家、町田そのこ最新作！ 蛍が舞う夜ーー山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、どうしようもない状況に追い込まれ、互いの罪を隠し合う“共犯者”となった。

葬儀前の遺体から、内臓が抜かれているのでは──そんな相談を受けた探偵の晃平は調査に乗り出すが……猟奇サスペンススリラー。

殺人事件の発生によって疑惑の場と化した晩餐の席。

【赤川次郎の人気ロングセラーミステリー、待望の最新作!】 ーーペンこそが我々の最大の武器だ。

優しい世界が壊れ始め、世界は何度も、ひっくり返るーー衝撃のミステリ。いばらに囲まれた小さな村で幸福に暮らす未明。

敵藩の奸計で高須藩が改易となる。男たちは荒野に死し、女たちだけが残った。

1980年代、香港。

1952年、英国カーディフ。殺人事件の容疑をかけられたのは、港町で暮らす若きソマリ人船乗りだった。

今日のメニューは？ 美味ショートショート 路地裏にたたずむ“OGATA”という看板を掲げたお店ーー通称、「もしも料理店」。

その日僕は、大学の図書館で風変わりな少女カミナと出会った――彼女は高校時代に雷に打たれて以来〝全能の力〟が自分に芽生えたと信じ込んでいるらしい。

「才能を持った人間なんて、実はたくさんいる。でも、天才は違う。

生真面目な教師ナタリーには秘密がある。 それは、セクシーな隣人ジェットと夜ごとベッドをともにしていること。

群集恐怖症の小学校教師、美咲はクラスのいじめに手を焼いていた。ターゲットは〈悪魔の館〉に住む転校生のめぐみ。

双子の兄弟・誠人と賢人は、二人一役を武器に警察内の犯罪を暴く監察の切り札だ。

旅籠＜雪月花＞に南町奉行所の定町廻り同心・山川隼人が血だらけの女と配下の岡っ引きを連れ駆け込んで来た。

時は19世紀。医師サイラス・コードが乗船する小型帆船デメテル号は、ノルウェー沿岸のフィヨルドへ極地探検にむかっていた。

1作につき約3分間の極上読書をどうぞ。どれから読んでも面白い。

紀伊国坂で右腕を切り落とされた死骸が見つかった。

ジャーナリストの尾木昌也が刺殺された。取材中の事案から捜査本部は中東の過激派に疑いを向けた。

怪異を解体できなければ、死ぬーー。呪われた土地に建てられたその高校では、たびたび生徒が怪異に見舞われていた。

宮部みゆきが加わってさらにパワーアップした傑作選第2弾。

数学教師チャーリーの乗った旅客機は午前0時に墜落、乗客乗員は死亡した。 だがチャーリーは23:00に目を覚ます。

読後、きっとこの笑顔に涙する 「ゆずのお母さんたちってドラマチックじゃん。

この本は、作家である私、夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を小説の形に書きおこしたものです。

【東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞優秀賞受賞作】 四月の教室における、あなたの居場所について。

天涯孤独の身のまいなは、かつて世話になった施設からの紹介で、小さな田舎町の銭湯で働くことになった。

大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。

高校生の翔也は幼少期から優秀な双子の弟・諒也と比べられどこにも居場所がなかった。

第1回北上次郎オリジナル文庫大賞受賞第1作! 「生きることは戦うことだ!」 紛争、格差社会、大地の崩落……。

長崎への原爆投下でドイツ人の許婚を失った寛子は、戦後、彼の異母姉を頼って単身インドのデリーに渡る。

海の上に、陸蒸気を走らせる！ 明治の初めに、新政府の肝煎りで、日本初の鉄道が新橋〜横浜間に敷かれることになった。

逆境に置かれても挫けずに我が子へ愛を注ぐ母と、その愛を受けて健やかに成長する子の姿を描き、今もなお愛され続ける名作児童文学『小公子』。

描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの「藍色」でーー。

絵師を志し故郷をあとにした吉兵衛は、吉原に入り浸る日々を過ごしていた。

江戸時代に、権力者の陰謀に、《情報》で立ち向かう男がいた。

時は幕末。江戸城下、大久保の地。

生きていてほしかった。 死者が残した未練や無念 生者が抱えた哀惜や苦悩を描く。

ゆえあって藩を致仕した左平次は、不慮の事故で最愛の娘を失ってしまう。

弔いは、 亡くなった者のためにするんじゃない。

優れた味覚を持つ仁吉少年は、〈森山園〉で日本一の葉茶屋を目指して奉公に励んでいた。

廻り髪結いの新次郎は切れ長の目だがきつい印象はない。細面で鼻筋が通り、眉も弓なりの優男風だ。

〈生きるために、荒野を拓け!――大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説〉 赤土で水源に乏しい武蔵野原野は、長く耕作に不向きな土地だった。