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すえさだ さんのレビュー一覧

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レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『そしてミランダを殺す』が好きな方なら楽しめると思う。

そしてミランダを殺すがよかったから読んでみた。クリスティ作品をはじめとする他の古いミステリー作品の内容を作中でネタバレするのはちょっとどうかと思ってしまったが(訳はないやつはある意味セーフか笑)そのマイナス点を除いても別々の登場人物の視点を交互に繰り返して物語の全容を明らかにしていく様は間違いなく『そしてミランダを殺す』が好きな方なら楽しめると思う。人間の持っている薄暗い、どろっとした感情をじわじわを浮き彫りにしていくのもいい。こういう作風って、作中にゴーン・ガールについてミステリー界のシーンの流れを大きく変えた的な記述があったが、作者自身ゴーン・ガールの影響を受けているのかもね。
8つの完璧な殺人 (創元推理文庫)
ピーター・スワンソン8つの完璧な殺人 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

拝み屋郷内 花嫁の家の感想

『黒い家』と三津田信三作品を足して2で割ったような作品。ホラーっぽくてミステリーっぽい感じで良作だと思う。
拝み屋郷内 花嫁の家 (文庫ダ・ヴィンチ)
郷内心瞳拝み屋郷内 花嫁の家 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

彼女が追ってくるの感想

倒叙ミステリー。文章キレキレで面白かった。探偵vs犯人の心理戦も良かったです。
彼女が追ってくる (祥伝社文庫)
石持浅海彼女が追ってくる についてのレビュー
No.3:
(7pt)

ワイルド・ソウルの感想

ミステリー要素あった?なんか漫画読んでるみたいな感じやった。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ザリガニの鳴くところの感想

家族に見捨てられた辺境地に住む少女と、そこに足繁く通う男たちの話。ミステリー要素もあって面白かった。ただ作者が生物系の学者だからなのか、生態系等のうんちくの羅列がちょっと(とうかかなり)読みにくいし、これが作品の価値を下げてしまっている感も否めない。このうんちく要素が少なかったら、単純に物語として最高やったと思う。
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

恐るべき太陽の感想

フランスのミステリー。そして誰もいなくなったのオマージュとか言っていたけど、そこまでのそれは感じなかったかも。この作家の小説は黒い睡蓮も読んだけど、あれと同様に立ち上がりは -- フランス語の訳のせいなのか -- ヌメーっとした感じですごいとっつきにくいんやけど、事件が起きてからは引き込まれるのように面白くなる。普通に騙されたし。面白かった。
恐るべき太陽 (集英社文庫)
ミシェル・ビュッシ恐るべき太陽 についてのレビュー