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No.17
QJKJQ
佐藤究
「QJKJQ 」の感想
No.16
怪談のテープ起こし
三津田信三
「怪談のテープ起こし」の感想
No.15
黒面の狐
「黒面の狐」の感想
No.14
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
東川篤哉
「探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて」の感想
No.13
中野のお父さん
北村薫
「中野のお父さん」の感想
No.12
あいにくの雨で
麻耶雄嵩
「あいにくの雨で」の感想
No.11
伊藤博文邸の怪事件
岡田秀文
「伊藤博文邸の怪事件」の感想
No.10
謎解き広報課 公務員・新藤さんの田舎便り
天祢涼
「謎解き広報課」の感想
No.9
妖異金瓶梅
山田風太郎
「妖異金瓶梅」の感想
No.8
校庭には誰もいない
村崎友
「校庭には誰もいない」の感想
No.7
掟上今日子の備忘録
西尾維新
「掟上今日子の備忘録」の感想
No.6
サナキの森
彩藤アザミ
「サナキの森」の感想
No.5
夕暮れ密室
「夕暮れ密室」の感想
No.4
儚い羊たちの祝宴
米澤穂信
「儚い羊たちの祝宴」の感想
No.3
身代わり島
石持浅海
「身代わり島」の感想
No.2
のぞきめ
「のぞきめ」の感想
No.1
さよならは明日の約束
西澤保彦
「さよならは明日の約束」の感想
内容を読むと、父、母、兄が猟奇殺人鬼という家庭で育った高校生の話と言うことで、買うのをしばらく躊躇して居ました。
あまり気分の良い内容じゃなさそうだし、現実と虚構が交錯すると言う、私の苦手な展開の話だからです。
冒頭から繰り広げられる残虐な殺し方の描写に、ちょっと吐き気を感じながらも、読み進める事が出来ました。と言うのも、何より、文章が上手いです。
十七歳の女子高生・市野亜李亜(いちのありあ)の視点で書かれているのですが、全く違和感が無く、話しに引きつけられていきます。
読みながら、疑問に思うところは多々ありましたが、最後にそれらがすべて納得できるような形で話が繋がって行き、新人とは思えない力量に、感心しながら読んでいきました。
ただ、読みながら感じていたのは、どこまでが現実で、どこからが虚構なのかがよくわからない事です。でも、読み終えた時には、ひょっとしたら、すべてが虚構だったのではないのかと言う気がしましたが、はたして・・・。
本書をミステリという枠に当てはめるのは、少々疑問な所もありますが、こういうミステリも有りなんでしょうね。
感想を書くにも、どこまで書くとネタバレになるのかわからないまま書き進めていきましたが、衝撃を受けた作品であるというのは間違いがありません。
あまりオススメは出来ませんが、私は途中で辞められず、時間を取って一気に読んでしまいました。