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No.4
赤い博物館
大山誠一郎
「赤い博物館」の感想
No.3
雨月荘殺人事件
和久峻三
「雨月荘殺人事件 」の感想
No.2
暗い越流
若竹七海
「暗い越流」の感想
No.1
さよならの手口
「さよならの手口」の感想
でも、トリックやロジックを楽しんで読まれると、期待以上に読み応えがあると思います。
話は、“警視庁付属犯罪資料館”、通称「赤い博物館」の館長が、捜査一課から左遷されてこの資料館に配属されてきた巡査部長と共に、時効となった未解決事件に挑むという連作ミステリです。
過去の事件の資料に疑問点が見つかると、巡査部長がその事件の再捜査が行い、それを元にして館長が事件の真相を推理していくという手法は、読者にも手がかりがすべて提示されているということで、読むのにもチョット力が入ってしまいます(笑)
どの短編も、(私の)予想を覆す展開で、最後には驚くような結論が用意されている・・・と言う事で、それぞれが標準以上の出来だと思います。
今年度、私が読んだミステリのベスト3以内に入ってくるのは間違いない・・・、と思えるようなミステリです。
ストーリーをヘタに書いてしまうと、ネタバレしてしまいそうなので、全く書かないことにします。
本格ミステリ好きにはたまらない短編集です。ぜひ手にとって読んでみてください。オススメです。
館長がエリートコースをはずれたキャリアで、彼女の過去に何かがあったようなことをさりげなく描いているので、今後このコンビで続編が書かれるのかも知れませんが、楽しみなシリーズになりそうです。