■スポンサードリンク


TOTO さんのレビュー一覧

TOTOさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.71pt

レビュー数7

全7件 1~7 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ゲームの名は誘拐の感想

原作がこの本だと知らずに映画の方を先に観ていました。映画の内容を大体覚えていたので原作本を読んでも楽しめないかもと思っていましたが、そんなことはなく楽しめました。さすが東野圭吾です。でも実は話のオチのつけ方は映画の方が好きだったりします。まあそれは仲間由紀恵と藤木直人、2人の魅力によるところもありますが。
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)
東野圭吾ゲームの名は誘拐 についてのレビュー
No.6:
(9pt)

追憶の夜想曲の感想

主人公である御子柴のキャラクター、事件の真相ともう一つの謎が魅力の作品です。絶対に『贖罪の奏鳴曲』の後に読むことをオススメします。
追憶の夜想曲 (講談社文庫)
中山七里追憶の夜想曲 についてのレビュー
No.5:
(7pt)

狩人の悪夢の感想

誰が何故このような殺人に至ったのかについては充分にふに落ちる形でオチがつきました。しかし、このようなトリックを考えられる思考の持ち主ならもっと違う方法で犯行を行うか、犯行を隠滅するか、捜査をミスリードするか、あるいは犯行そのものを犯さずに上手く立ち回ったのではないかというところに疑問を感じたので7点にしました。
狩人の悪夢
有栖川有栖狩人の悪夢 についてのレビュー
No.4:
(6pt)

贖罪の感想

さすがのイヤミス。この作者さんは人間の負の部分を描くのが本当に上手ですね。ただ、最後の二章の内容は尻すぼみ感がありました。
贖罪 (双葉文庫)
湊かなえ贖罪 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

白い家の殺人の感想

他のレビューでも書かれているように前作の『長い家の殺人』がタイトルから連想されるような建物の特徴を利用したトリックであったのに対して、本作は白い家ということが何も意味を持ちません(というか白いのは雪が降ってるからです)。
いろいろな工夫して話に説得力を持たせているのはすごいと思います。私には絶対にできませんから。答え合わせの前にわかったわけではありませんが、トリック自体には突出したおもしさはなく、各キャラクターも印象が薄いのでこれといった特徴のない作品になってしまっている気がします。偉そうに言って申し訳ありませんが…。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
白い家の殺人 (講談社文庫)
歌野晶午白い家の殺人 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

一の悲劇の感想

ある家庭に起きた悲劇の話。驚くようなトリックはないが謎解きとしても十分に楽しめる(あらすじにを読むとアリバイ崩しの話かと思うがそうではない)。読んだ後は悲しい気持ちになる。
法月綸太郎シリーズではあるが、本作の主人公は山倉史郎。山倉史郎の視点で物語が進められる。もちろん謎解き役として法月綸太郎は登場するが、名探偵法月綸太郎が事件を解明していくという形ではない。名探偵が謎をとくというシンプルなミステリーではなく、人間ドラマも描いた作品となっている。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)
法月綸太郎一の悲劇 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

詩的私的ジャックの感想

3つの連続密室殺人(猟奇殺人っぽくもある)が起きる。しかしこの作品での命題は「どうやって密室を作ったか」ではなく、「なぜ密室を作ったのか」である。「どうやって…」についても「なぜ…」についても作中の説明で納得ができる。殺人の動機については今ひとつすっきりとしない。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
詩的私的ジャック (講談社文庫)
森博嗣詩的私的ジャック についてのレビュー