■スポンサードリンク


明日から本気出す さんのレビュー一覧

明日から本気出すさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.64pt

レビュー数14

全14件 1~14 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アイス・ハントの感想

アメリカとロシアが、北極圏にある秘密の研究所をめぐって争う話

シグマフォースシリーズのジェームズロリンズの初期のころの作品

デルタフォースやロシアの特殊部隊が拠点を奪い合って戦う

しかも途中で何やら怪しげな怪物的?海棲動物も現れる

この研究所は一体何を研究していたのか?謎を明かしていくうちにだれが敵で誰が味方かも怪しくなってくる

その後の展開が秀逸で、最後まで飽きさせないのはさすが

コワルスキという兵士が出てくるが、これは後のシグマフォースのメンバーだろうか?

アイス・ハント (上) (扶桑社ミステリー)
ジェームズ・ロリンズアイス・ハント についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

THE ROSWELL 封印された異星人の遺言 タイラー・ロックの冒険3の感想

有名な宇宙船墜落事件とナスカ地上絵を掛け合わせた、よくありがちなストーリー

テロリストの陰謀により、アメリカが滅ぶかもしれないという瀬戸際

歴史に埋もれ、失われてしまったエネルギーの源を求めて、イースター島、ペルーナスカへと展開していく

アクションは毎度同じく派手にやらかしてくれる

タイラーロックは前作で仲良くなった女性を毎度捨ててしまうらしい 次回作はどうだろうか

THE ROSWELL 封印された異星人の遺言 下 タイラー・ロックの冒険3 (竹書房文庫)
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手の感想

ミダス王と言えば、イソップ物語に登場するロバの耳の昔話や、手で触れたものを黄金にしてしまうため娘まで黄金になった昔話で有名

ミダス王の黄金伝説が本当であったかもしれないという設定

アンティキテラ島で発見された歯車が謎を解くカギになる

今回もアクションはたっぷりだが、前作に比べるとスケールが小さくなったように感じる

THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 上 (竹書房文庫)
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

THE ARK 失われたノアの方舟の感想

旧約聖書のノアの箱舟を探し出す冒険サスペンス

タイラーロックは陸軍特殊部隊を退役したという経歴を持つ 父親は空軍少将という設定で、アメリカのこういった冒険ものは軍人あがりというのがやたら多いが、技術者というのは変わっている

あるカルト集団のリーダーがノアの箱舟を探そうとしているらしい

タイラーはそれを突き止め阻止しようと奔走する 世界を救うのだ

全編アクションで面白い

人物の設定は使い古された感もある だが話のぶっ飛び具合が小さな問題を覆い隠してくれるようだ

THE ARK 失われたノアの方舟 上 (タイラー・ロックの冒険)
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ギルドの系譜の感想

主人公と陰謀組織ギルドの直接対決3部作の3作目にとうとう突入したということで、直接対決の最後を飾る作品になる

今回は冒頭からテンプル騎士団が登場、テンプル騎士団といえば歴史トンデモの代表なのでちょっと不安になるが……

主人公グレイ隊長は大統領の胸に狙いを合わせて引き金に指を掛けようとしている場面が登場する? いったい主人公に何が起こった?

読者は誰でも肝を冷やすに違いない これだけでもう読むのがやめられない

これだけの衝撃が襲って、まだ本書の冒頭なのだ

時間が少し遡って、主人公たちはソマリアで大統領の娘の救出作戦を始める (ソマリアで人質救出?というとプリンスマルコを思い出した)

この後、グレイ隊長がなぜああいった状況に立たされるかが読者に説明されるのだ

緊張感は最後まで損なわれることは無い

最後にギルドの影の黒幕が明かされる

ギルドの系譜 上 (竹書房文庫)
ジェームズ・ロリンズギルドの系譜 についてのレビュー
No.9:
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ジェファーソンの密約の感想

シリーズ中、ギルドとの直接対決3部作の真ん中にあたる

おそらしい謎のナノテクノロジーが合衆国を壊滅させようとする

さらに何故か日本で天才科学者がニュートリノの以上を検出する (何とニューカミオカンデが登場する!)

関係ないと思われた事件が後半で組み合わさっていく様は圧巻で、スピード感も最後まで衰えない

テーマは広く、ナノテクノロジー、ジェファーソン大統領の謎、アメリカの人種問題まで絡んでくる

本当に面白かった


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ジェファーソンの密約 上 (竹書房文庫)
No.8:
(10pt)

ケルトの封印の感想

アフリカとヴァチカンで事件が始まり、北欧とイングランドへ!今回から続く3連作は、悪の陰謀組織ギルドとの直接対決となる

暗殺者セイチャンは敵か味方か?グループ内には裏切り者がいる それは誰か

ミステリーあり、アクションあり、そして、遺伝子組み換え作物や苞群崩壊症候群について社会問題も追及する

面白くて読み出したら本当に止まらない

ケルトの封印 上 (シグマフォース シリーズ5)
ジェームズ・ロリンズケルトの封印 についてのレビュー
No.7:
(10pt)

ロマの血脈の感想

ギリシアのデルポイの巫女が登場し、それがロマの超能力として現代によみがえる

インドからロマたちの足跡を追うルートと、ロシアでの調査が最後に絡み合う

登場人物にはフェイクがあり、敵と思ったら味方で見方と思ったら敵だった、そんな展開が続く

シリーズ最大の傑作かもしれない

前作ユダの覚醒で行方不明になった、モンクのその後が明かされる ファンなら読むべき作品


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ロマの血脈(下) (竹書房文庫)
ジェームズ・ロリンズロマの血脈 についてのレビュー
No.6:
(2pt)

四十七人目の男の感想

評判どおりの駄作

読まないほうが良い

海外作家にありがちな日本誤解などという生易しいものではない

四十七人目の男〈下〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-15)
スティーヴン・ハンター四十七人目の男 についてのレビュー
No.5:
(9pt)

SAS/チェックポイント・チャーリーの感想

エロスとバイオレンスは今回も健在

マルコはソ連の科学者を西側に亡命させる手助けをする

時代は冷戦時代でベルリンの壁は顕在

ジェラールドヴィリエは小説を書く前に現地を一度訪れるというが、描写は生々しい

爽やかばかりではないが満足できる読後感

SAS/チェックポイント・チャーリー (1982年) (創元推理文庫―プリンス・マルコ・シリーズ〈41〉)
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

特捜部Q 檻の中の女の感想

ズルイ嘘のある「アレックス」より評価されるべきだ

北欧ミステリと言えば、今は「ミレニアム」が話題だが、推理する楽しみはこちらの方が面白かった

次回作もあるらしい、楽しみだ

特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
No.3:
(10pt)

ユダの覚醒の感想

シグマフォースシリーズの第三作

シグマフォースはマルコポーロの足跡を追う

チベットの謎の集団の襲来から始まってイタリア・トルコなどマルコポーロ由来の史跡めぐり作戦と、南の島で何故か人食い人種を交えた船上の戦いが同時進行で進む

毎度のご都合主義も登場するが飽きさせないところがすごい

ユダの覚醒(下) (シグマフォースシリーズ)
ジェームズ・ロリンズユダの覚醒 についてのレビュー
No.2:
(9pt)

ナチの亡霊の感想

マギの聖骨で活躍したシグマフォースの第二作

シグマフォースはナチの残党と戦う

チベットで始まった事件が急展開し、中央ヨーロッパの名所旧跡めぐりと、南アフリカの作戦が同時進行で進んでいく

息をつかせない高密度のアクションだ

登場人物の目の前に危険が迫り、どうなったか?と思わせて場面転換。ワンパターンでまたかと思うが解っていても飽きないところがいい

ナチの亡霊(上)
ジェームズ・ロリンズナチの亡霊 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

マギの聖骨の感想

まさにアクションヒーローの再生

クライブカッスラーの冒険とダンブラウンの歴史ものが融合したような大作

息もつかせぬ展開で、財宝を奪い、奪われ、追い、追われる

ヨーロッパを縦断する大追跡で名所旧跡を巡って面白い。最後まで裏切りが続いて目も離せない

似たようなヒーロー、似たような活躍が多くて食傷気味の歴史冒険ジャンルだが、面白さはぬきんでている

マギの聖骨 上 (シグマフォース シリーズ1)
ジェームズ・ロリンズマギの聖骨 についてのレビュー