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チューゼン さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.80pt

レビュー数5

全5件 1~5 1/1ページ

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No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本当に恐ろしいのは人間である

作者本人が保険会社に勤めていただけあり保険会社のリアルな実情(と言っても15年以上前ですが 笑)が筆致されています。
前半はあまり物語に進展が見られないのですが中盤になって徐々に不穏な雰囲気が流れ後半は息つく暇もないくらい疾走感溢れる展開でした。
人間の心の闇、残酷さ、恐ろしさがヒシヒシと伝わってきて鳥肌たちながらページをめくりました。
貴志先生の作品で一番の傑作だと思いました。
黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志祐介黒い家 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

期待し過ぎたのかも知れない

本屋でやたらとゴリ押しされてるので買ってみました。
読み終わって「たしかに面白かったがゴリ押しされるほどかな?」と思いました。
主人公の内面描写が足りないんじゃない?と感じましたが私の読解力不足の可能性もあります 笑
最後の終わり方はフランスと日本の国柄のせいでしょうか。
私はあまりよろしくないと感じました。
ラストの解釈次第で評価が変わる作品だと思います。
その女アレックス (文春文庫)
ピエール・ルメートルその女アレックス についてのレビュー
No.3:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

まんまクリスティの某作品

とても有名な作品で前から読んでみたいと思っていました。
途中までは評判通り面白く楽しめました。
しかし途中から、「あれ、どこかで読んだような…」という既視感を感じクリスティのあの作品とそっくりだと気付きました。彼女のあの作品の焼き直しとしか思えませんでした。
殺人の動機もありがちだなーと思いました。
きっとクリスティより先にこの作品に出会えてたら評価も変わったと思います。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.2: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

どんでん返しじゃなく超どんでん返し

賛否両論あるようですが私は好きです。
どんでん返しに気づかせる為の記述もされていますので
ある程度の仕掛けには気づくのではないかと思います。
私はまんまと騙されましたが 笑
しかし、この物語の根幹に関わる超どんでん返しがあるのですがこれを受け入れられるかどうかで評価が変わるのでしょう。
私はアリだと思いました。
最後の終わり方といいひたすら暗い雰囲気の物語です。
伏線の回収といい絶妙な作品だと思います。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

過大評価のような気がします

どんなどんでん返しがあるかと思い期待して読んだのですがガッカリでした。
ミステリーではなく良くある恋愛小説です。
エロ描写もクドいと思いました。
ミステリー期待して読む人にあまりオススメできません。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー