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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数264

全264件 261~264 14/14ページ

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No.4:
(7pt)

耐性の問題

痛みに耐えられる人はどうぞお読みください。
耐えられそうも無い人は最初から手に取らないでください。

ソビエト、ソ連、クレムリン、KGB。
スターリンの巨像が倒されたのは何年前だったのか。
テレビニュースで見たことは記憶にあるのだが、周りの人々、広場にいた人々の記憶はない。

あの時インターネットが今のように世界に通じていたら、どんな映像が見られたのだろう。
ふと、そんなことを思いかけて、でも、知らない方がいいことも沢山出てきただろう・・・
と、そこで思考をやめた。

グラーグを読み終えた今、もう一度スターリンのことを調べてみようと、映像で見られるのなら、探してみようと、そう思わざるを得ない小説だった。


グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
トム・ロブ・スミスグラーグ57 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白さも謎解きも。

ユーモアもあふれ、謎解きも難解で、あれもこれもてんこ盛りでした。
Qシリーズはこれで三作目ですが、相棒とのやり取りは一番良かったかも。

遠いところの話なのに、舞台が身近に感じられるというのは、一流の翻訳ものということでしょう。
事件自体はおぞましい限りですが、読み終わったあとに残るもの。
主人公と相棒たちの人間味に救われたということなのかな。


特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アサド!大好き!

前作「檻の中の女」のレビューでは、タイトルと表紙のことを触れましたが
今回の作品は、タイトルも表紙も(たとえどんなタイトルであっても)(特捜部Xや特捜部Aであっても)まったく気にすることなく、どんどん読める面白さ満点でした。
私は「檻の中の女」より、こちらが好きかも・・・。

まだ読んでいない方には是非とも手に取っていただきたい!
ユーモアあり、ハラハラあり、絶対に損はないです。
(途中、何度も声を出して笑ってしまいました)・・・(笑



特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

タイトルと表紙の大切さ

この内容なら、「その女アレックス」や「ミレニアム」より売れる・売れたはずなのに。
まずタイトルの昭和感。表紙の魅力のなさ。
内容がいいだけに残念ものでした。

警察物は、やっぱり相棒が大事。
主役のカールはジャンレノのようなイメージ。
相棒は(なぜか浮かんだのは)オバマ大統領でした。
 
しばらく特捜部Qを読み続けます。

特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕