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ボーンズ―「キリストの骨」に刻まれた秘密
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ボーンズ―「キリストの骨」に刻まれた秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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この作者の傾向は「大風呂敷を広げるが自分で畳めない」「尻すぼみ」「テーマ掘り下げが浅い」事だろうと思う。キリスト一家の埋葬地云々の話は中公文庫あたりで詳しく書かれてるので省略。カバー絵の十字架が既に事実と異なるし文中で微かに触れているのも怪しい話。本来罪人を十字架に貼り付けるローマ式ではなく「恥の木」という一本棒に罪人を打ち付けた証拠もあるからなあ。(手掌に穴有り踵骨に無し)名前の一致って言っても子音表記が無いから実際の名前は全く違うかもしれないし そもそも聖書は何十人もが書き加えた連作物(神様の名前が3人いる)等々ネタにするには極めて不向き。何せ聖書学という恐ろしく狭く深い学問を浅く撫でても鼻で笑われるだけだ。どうせなら染色体そのものを調べて単性生殖を証明する方が=Y染色体は神様由来かYモザイクになって23「対」じゃなく23個しかない、とか風呂敷を広げるべきだったかも。神様が一人しかいない宗教は面倒臭い。 それから文中に何箇所か翻訳者が間違えて覚えている単語を指摘する。イエスの生まれた所は「ガリラヤ」であって「ガラリヤ」ではない。鉄コン筋クリートかアイスクムーリみたいな恥ずかしさを覚える。文体がオリジナルに似せてあるだけに勿体無い、改訂版や文庫を出すときは直しておくべきポイントだ。 | ||||
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