145gの孤独

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評判

145gの孤独の評価:

3.57/5点 レビュー 23件。 D ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

この作家は切ない作品を書くのが絶妙に巧い

この人は前作もだが、人が失いたくないものや、背負いきれない傷を受けても

捨てきれない望みのために日々の生活を生きる人を描くのが絶妙だ。

今回はプロ野球で活躍していたのにデッドボールをきっかけに引退し

今は便利屋を営む倉沢が主人公。

4部構成の前半は、野球から引退した倉沢が、

人の心をも引きうける便利屋稼業のシリーズかと思わせる。

もちろんその前半もシリーズ化出来そうな面白さではあるが

後半のしかけにこの作家も持ち味が滲み出てくる。

タイトルにもある145gは野球硬式ボールの重さだ。

それは倉沢が見ようとして見れなかったもの、その正体が明かになってくると

人の心の弱さが人を意固地にもするし、孤独にもさせるその切なさが

読んでいる胸に染みてくる。

過去の栄光となりつつなる戻れない時間を、もがきながら折り合いをつけようとする生き方に、最期まで心を揺さ振られる。
145gの孤独 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 145gの孤独 (角川文庫)より
4043897022
No.1
(5pt)

この作家は切ない作品を書くのが絶妙に巧い

この人は前作もだが、人が失いたくないものや、背負いきれない傷を受けても

捨てきれない望みのために日々の生活を生きる人を描くのが絶妙だ。

今回はプロ野球で活躍していたのにデッドボールをきっかけに引退し

今は便利屋を営む倉沢が主人公。

4部構成の前半は、野球から引退した倉沢が、

人の心をも引きうける便利屋稼業のシリーズかと思わせる。

もちろんその前半もシリーズ化出来そうな面白さではあるが

後半のしかけにこの作家も持ち味が滲み出てくる。

タイトルにもある145gは野球硬式ボールの重さだ。

それは倉沢が見ようとして見れなかったもの、その正体が明かになってくると

人の心の弱さが人を意固地にもするし、孤独にもさせるその切なさが

読んでいる胸に染みてくる。

過去の栄光となりつつなる戻れない時間を、もがきながら折り合いをつけようとする生き方に、最期まで心を揺さ振られる。
145gの孤独 Amazon書評・レビュー: 145gの孤独より
4048736922