ハサミ男

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評判

ハサミ男の評価:

3.82/5点 レビュー 390件。 S ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全520件 461〜480 24/26ページ
No.60
(5pt)

納得しちゃあいけない。もっと怖いんだから。

 映画版は、ぜんぜん違う作品だった。ひどくどんよりしていたし、原作が「納得させまい」としているのに対し、映画は「納得できる理由」を用意してしまった。
 事件の謎は解けるが、作中最大の謎は、最後まで解けない。そこが、実に不気味で、この小説の肝である。
 ミステリを読み慣れている鋭い人なら、意外と簡単に、トリックが見破れるらしい。しかし、トリックが見破れたからといって喜んで、それだけでこの作品を“駄作”だと決めつけてはいけない。この小説は、もっと怖い。
「ハサミが切り裂くのはあなたの心の闇―」
 というのは映画版のキャッチコピーだが、闇を切り裂いても、そこから光が射し込むわけではなく、むしろ、その裂け目から、内なる闇が染み出してくる怖さ。ハサミ男の闇と、そのハサミ男によって切り裂かれた、ある人物の心から染み出した闇とが、この小説の全篇を覆っている。それでいて、文章は妙にカラッとしていて、ユーモアがあって、軽い。それがよりいっそう、怖さを際立たせてもいる。
 映画「模倣犯」が好きな人なら、この「ハサミ男」も気に入ると思う。報道に対するシニカルな見方とか、似ている。作中の言葉を借りるなら、「納得したい」人には、薦められない作品だ。「納得したい自分」をちょっと見直して、深みにはまってみることができる人なら、最高に刺激的な読み物だと思う。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.59
(5pt)

納得しちゃあいけない。もっと怖いんだから。

 映画版は、ぜんぜん違う作品だった。ひどくどんよりしていたし、原作が「納得させまい」としているのに対し、映画は「納得できる理由」を用意してしまった。
 事件の謎は解けるが、作中最大の謎は、最後まで解けない。そこが、実に不気味で、この小説の肝である。
 ミステリを読み慣れている鋭い人なら、意外と簡単に、トリックが見破れるらしい。しかし、トリックが見破れたからといって喜んで、それだけでこの作品を“駄作”だと決めつけてはいけない。この小説は、もっと怖い。
「ハサミが切り裂くのはあなたの心の闇―」
 というのは映画版のキャッチコピーだが、闇を切り裂いても、そこから光が射し込むわけではなく、むしろ、その裂け目から、内なる闇が染み出してくる怖さ。ハサミ男の闇と、そのハサミ男によって切り裂かれた、ある人物の心から染み出した闇とが、この小説の全篇を覆っている。それでいて、文章は妙にカラッとしていて、ユーモアがあって、軽い。それがよりいっそう、怖さを際立たせてもいる。
 映画「模倣犯」が好きな人なら、この「ハサミ男」も気に入ると思う。報道に対するシニカルな見方とか、似ている。作中の言葉を借りるなら、「納得したい」人には、薦められない作品だ。「納得したい自分」をちょっと見直して、深みにはまってみることができる人なら、最高に刺激的な読み物だと思う。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.58
(5pt)

はらはらしながら読みました。

今時あまり聞かない美少女という言葉がいいですね。
美少女を殺害する謎の怪人という古典的な設定ですが、
冷酷で残虐な殺人犯なのに、何故かのこ犯人は憎めません。
自殺癖とか多重人格とか、面白い人です。
警察には捕まって欲しくないと思いました。
どういう結末を迎えるのか、はらはらしながら読みました。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.57
(5pt)

はらはらしながら読みました。

今時あまり聞かない美少女という言葉がいいですね。
美少女を殺害する謎の怪人という古典的な設定ですが、
冷酷で残虐な殺人犯なのに、何故かのこ犯人は憎めません。
自殺癖とか多重人格とか、面白い人です。
警察には捕まって欲しくないと思いました。
どういう結末を迎えるのか、はらはらしながら読みました。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.56
(4pt)

最後まで楽しめました

途中で気づく方もいるとは思いますが個人的には安定して最後まで読めました
読んだ後に時間を無駄にした不快感はなかったので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.55
(4pt)

最後まで楽しめました

途中で気づく方もいるとは思いますが個人的には安定して最後まで読めました
読んだ後に時間を無駄にした不快感はなかったので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.54
(4pt)

騙された者勝ち

私がミステリを読むときに重点を置くところは、一つ目は、登場人物の心理描写、二つ目は、真相やトリックです。
一つ目に挙げた心理描写に関しては、残念ながらすごく良くできてるとは思いませんでした。特にハサミ男の自殺癖?とか性格とかが違和感が残りました。
ただ、解説でも触れていたけど、自殺するくせに仕事をまじめにやったり食事を楽しむところや、ラストの、病室でのハサミ男と医師の会話など、ところどころに面白い要素が散りばめられているとは思いました。
だから、この小説が面白いかどうかは、トリックに騙されるかどうかだと思います。
私は、小説を読み始めると、小説の舞台にすっかりもぐりこんでしまい、さらにミステリを読んでいるにもかかわらず、推理したり疑ってみたりあまりしないタイプです。だから私はまんまと騙されました。トリックが分かったときは、興奮したし感動もしました。こういうタイプのトリックが初めてだったわけじゃないけど、面白いと感じました。
反対に、小説を、あくまで読者として客観的に読むタイプの人や、この手のトリックに慣れてしまっている人にとっては、このトリックは簡単に見破られてしまうのかもしれません。この場合、この小説は全然面白くないんじゃないかな〜って思います。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.53
(4pt)

騙された者勝ち

私がミステリを読むときに重点を置くところは、一つ目は、登場人物の心理描写、二つ目は、真相やトリックです。
一つ目に挙げた心理描写に関しては、残念ながらすごく良くできてるとは思いませんでした。特にハサミ男の自殺癖?とか性格とかが違和感が残りました。
ただ、解説でも触れていたけど、自殺するくせに仕事をまじめにやったり食事を楽しむところや、ラストの、病室でのハサミ男と医師の会話など、ところどころに面白い要素が散りばめられているとは思いました。
だから、この小説が面白いかどうかは、トリックに騙されるかどうかだと思います。
私は、小説を読み始めると、小説の舞台にすっかりもぐりこんでしまい、さらにミステリを読んでいるにもかかわらず、推理したり疑ってみたりあまりしないタイプです。だから私はまんまと騙されました。トリックが分かったときは、興奮したし感動もしました。こういうタイプのトリックが初めてだったわけじゃないけど、面白いと感じました。
反対に、小説を、あくまで読者として客観的に読むタイプの人や、この手のトリックに慣れてしまっている人にとっては、このトリックは簡単に見破られてしまうのかもしれません。この場合、この小説は全然面白くないんじゃないかな〜って思います。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.52
(5pt)

気持ちよ~く騙された!

読み始めは、主人公が嫌なやつだなぁと思ってたし、展開も甘いと言うか青い気がしてた。この作家の作品を読むのは初めてだったから、「若い人が書いてるのかな」って印象だった。それが読み進めるうち「でもそれにしてもちょっと不自然かな・・・」と思うようになってきたら、最後にそれまでの印象を吹き飛ばすオチが待っていた。種明かしが多くて気がつかなかったと言うのもあるけど、まさかそう来るか!と驚いた。あまりにも気持ちよく騙されたので、人と話したくて仕方なくなってしまった。甘いなぁとか思ってた事が、オチを読むと綺麗に解決していて、唐突に感じた種明かしに読み返しても破綻がなくて感動した。それがホントに爽快だったから、ほかの人もそういう風に感じるのかな?とか、聞いてみたくて。そのくらい私には面白かった。まぁ後味はよくないし、どうせなら主人公についてもっと教えてくれよとも思うけど。これをどうやって映像化するのか?も気になるので、映画もぜひ観てみたい。勿論、この作家のほかの作品も読んでみたくなった。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.51
(5pt)

気持ちよ~く騙された!

読み始めは、主人公が嫌なやつだなぁと思ってたし、展開も甘いと言うか青い気がしてた。この作家の作品を読むのは初めてだったから、「若い人が書いてるのかな」って印象だった。それが読み進めるうち「でもそれにしてもちょっと不自然かな・・・」と思うようになってきたら、最後にそれまでの印象を吹き飛ばすオチが待っていた。種明かしが多くて気がつかなかったと言うのもあるけど、まさかそう来るか!と驚いた。あまりにも気持ちよく騙されたので、人と話したくて仕方なくなってしまった。甘いなぁとか思ってた事が、オチを読むと綺麗に解決していて、唐突に感じた種明かしに読み返しても破綻がなくて感動した。それがホントに爽快だったから、ほかの人もそういう風に感じるのかな?とか、聞いてみたくて。そのくらい私には面白かった。まぁ後味はよくないし、どうせなら主人公についてもっと教えてくれよとも思うけど。これをどうやって映像化するのか?も気になるので、映画もぜひ観てみたい。勿論、この作家のほかの作品も読んでみたくなった。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.50
(5pt)

簡単でいる様で緻密

 冒頭の書き出しからしてもうやられた!と思わせる。 一見、読みやすい文章からして文章力がないと錯覚しがちだが、これだけの内容のものを「読みやすく」書いているところが作者のすごいところである。後で知ったが元々編集の仕事をなさっていたということで手馴れぶりに納得した。 昨今のテレビドラマの様にありありと犯人が分かってしまうものとは違う。「文章トリック」と表現したらいいだろうか、読んでいて犯人がこいつか、と決め付けていたものを見事にいい意味で裏切られる。 ここまでくると裏切られたことに清々しさまで感じてしまう。 映画化されたが残念ながら見逃してしまったが、11月末にはDVDもリリースされるということで予約してしまった。未読の方は映像か文章か、どちらから見られるか。 どの様に映像化されたかとても興味がある。それほど映像化には不可能に近いものがあるのでぜひとも一読いただきたい。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.49
(5pt)

簡単でいる様で緻密

 冒頭の書き出しからしてもうやられた!と思わせる。 一見、読みやすい文章からして文章力がないと錯覚しがちだが、これだけの内容のものを「読みやすく」書いているところが作者のすごいところである。後で知ったが元々編集の仕事をなさっていたということで手馴れぶりに納得した。 昨今のテレビドラマの様にありありと犯人が分かってしまうものとは違う。「文章トリック」と表現したらいいだろうか、読んでいて犯人がこいつか、と決め付けていたものを見事にいい意味で裏切られる。 ここまでくると裏切られたことに清々しさまで感じてしまう。 映画化されたが残念ながら見逃してしまったが、11月末にはDVDもリリースされるということで予約してしまった。未読の方は映像か文章か、どちらから見られるか。 どの様に映像化されたかとても興味がある。それほど映像化には不可能に近いものがあるのでぜひとも一読いただきたい。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.48
(5pt)

面白すぎる

 これはもうまさしく傑作。 伏線も見事だし、解決も鮮やか。医師のキャラだけ、ちょっとなんだかなぁと思わなくもないが、それでも全然OK。 技術的にはメフィスト賞でも1、2を争うとマジで思っているので、これは是非読んだほうがいい。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.47
(5pt)

面白すぎる

 これはもうまさしく傑作。 伏線も見事だし、解決も鮮やか。医師のキャラだけ、ちょっとなんだかなぁと思わなくもないが、それでも全然OK。 技術的にはメフィスト賞でも1、2を争うとマジで思っているので、これは是非読んだほうがいい。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.46
(4pt)

なんだかな・・・

あまり難しい事は言えませんが、読み出した時は「読みにくい文章・・・」と思ってたけど、ラストでは「お~そうか!」と見事にしてやられました。多分すごく高度な技法なんだろうな~と関心しました。猟奇殺人事件としてだけ見ればそれほど突飛な話ではないけど、この本は読者を十分楽しませてくれると思いました。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.45
(4pt)

なんだかな・・・

あまり難しい事は言えませんが、読み出した時は「読みにくい文章・・・」と思ってたけど、ラストでは「お~そうか!」と見事にしてやられました。多分すごく高度な技法なんだろうな~と関心しました。猟奇殺人事件としてだけ見ればそれほど突飛な話ではないけど、この本は読者を十分楽しませてくれると思いました。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.44
(4pt)

面白い・・・

ラストには、びっくりです。ほんと、いつ刷り込まれたのか・・・あと、いちいち書き方、表現が知的というかなんというか退屈させない感じです。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.43
(4pt)

面白い・・・

ラストには、びっくりです。ほんと、いつ刷り込まれたのか・・・あと、いちいち書き方、表現が知的というかなんというか退屈させない感じです。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.42
(5pt)

どうやって映画化すの?

殊能ファンになった記念すべき一作目。小説読む時に小難しい理屈はいらないという私の持論は、殊能ワールドをすんなりと受け入れることが出来ました。どうもミステリー好きという方は何というか、格式やら文章力やら構成やらトリックやら、と言うのが常のようですが、殊能ワールドにそんなものは通用しません。論文じゃないのですから、面白いかそうでないか、そんな単純なものでよろしいかと思います。で「はさみ男」は面白い。映画も観に行きます。まぁ、難を言えば、どうも好きな時にしか作品を書かない素振りが見られ、早く新作を読みたい私にはじれったくて仕方ありません。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.41
(5pt)

どうやって映画化すの?

殊能ファンになった記念すべき一作目。小説読む時に小難しい理屈はいらないという私の持論は、殊能ワールドをすんなりと受け入れることが出来ました。どうもミステリー好きという方は何というか、格式やら文章力やら構成やらトリックやら、と言うのが常のようですが、殊能ワールドにそんなものは通用しません。論文じゃないのですから、面白いかそうでないか、そんな単純なものでよろしいかと思います。で「はさみ男」は面白い。映画も観に行きます。まぁ、難を言えば、どうも好きな時にしか作品を書かない素振りが見られ、早く新作を読みたい私にはじれったくて仕方ありません。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229