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人は、永遠に輝く星にはなれない



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【この小説が収録されている参考書籍】
人は、永遠に輝く星にはなれない

人は、永遠に輝く星にはなれないの評価: 3.83/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

タイトルに惹かれた一冊。

年を取るということはなかなか綺麗事ではいかない。寂しい老後を送っている寛治の話とケースワーカーの千夏の話が2本立てで進んでいく。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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No.11:
(3pt)

面白いと言えば面白いが

余り親身になっては気持ちを入れられない種類のお話。
多分、パンパンに健康な人が移入して楽しむ系の作品だと思います。
この手の話で感じるのは「だから安楽死制度作れば良いのに」…です。
我ながら、かなり恣意的に曲解して読みました。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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No.10:
(3pt)

展開にわくわく感がないかな

最後の終わり方に新鮮味がなく、ただページを浪費しているような部分があった。やや残念でした。
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No.9:
(5pt)

泣くならこういう小説で泣きたい

そう、遠くない親の話。
数十年後の自分の話。
ともとらえられる作品です。

「自分の最期ってどうなるんだろ?」って想いにふけました。

埋もれていた名著ですよ、これは。

途中、文章をアーティスティックに表現している所があります。
ぱっと見、訳のわからないページですが、始めから読み、そこのページに入ると、その本の中に吸い込まれてしまいますよ。

この不思議な感覚のほかに、妄想と現実を行き来する流れも感情をグラグラとさせてくれます。

正に文芸です。

泣くなら、こういう小説で泣きたいです。
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No.8:
(4pt)

本当に小説になって。。

現職の医療ソーシャルワーカーです。新人のころからこの仕事はいつか小説にできる!と思ってました。今回このように内容に忠実に書かれた作品が出てきてうれしいです。
人は誰でも老いや病気、障害に対して平等であって、私たちは毎日そのことを考えないように生きています。この作品には世の中のほんの一部の人間が登場してきます。人生に寂しさを抱える高齢者であったり、障害受容のまだできぬ障害者であったり、若くてもガンに侵されていながら取り組もうとしている者であったり。目をそらしたい暗い内容と言われればそうですが、むしろ彼らを通して、人間の「生きる力強さ」を見せつけられます。逆に自分が生きる勇気をもらえるようにも思えます。
そして病院の医者や看護婦の中で懸命に患者の意思を尊重しようとしたり、自立を促したり、と取り組んでる主人公の姿に共感しました。医療の中で社会福祉の立場で患者を支えている立場の職種(医療ソーシャルワーカー)がいるんだと知って頂けるとっつきやすい作品です。
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No.7:
(4pt)

本当に小説になって。。

現職の医療ソーシャルワーカーです。新人のころからこの仕事はいつか小説にできる!と思ってました。今回このように内容に忠実に書かれた作品が出てきてうれしいです。
人は誰でも老いや病気、障害に対して平等であって、私たちは毎日そのことを考えないように生きています。この作品には世の中のほんの一部の人間が登場してきます。人生に寂しさを抱える高齢者であったり、障害受容のまだできぬ障害者であったり、若くてもガンに侵されていながら取り組もうとしている者であったり。目をそらしたい暗い内容と言われればそうですが、むしろ彼らを通して、人間の「生きる力強さ」を見せつけられます。逆に自分が生きる勇気をもらえるようにも思えます。
そして病院の医者や看護婦の中で懸命に患者の意思を尊重しようとしたり、自立を促したり、と取り組んでる主人公の姿に共感しました。医療の中で社会福祉の立場で患者を支えている立場の職種(医療ソーシャルワーカー)がいるんだと知って頂けるとっつきやすい作品です。
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No.6:
(4pt)

医療の現実、死への恐怖、老人の孤独がリアルに描かれた話だった

病院で医療ソーシャルワーカーをしている猪口千夏と、87歳で一人暮らしをしている西原寛治を中心に展開される、医療の現実、死への恐怖、老人の孤独がリアルに描かれた話だった。特に西原寛治が家に一人でいるときの時間の経過の場面がリアルだった。いつまでたっても時間が経過せず、ビールの空き缶が転がる音やTVのリモコンを操作する様子、孤独に耐え切れず妄想の世界に入ってしまう様子は、リアルすぎて恐かった。
また、医療ソーシャルワーカーという仕事も非常に興味深かった。この小説でも書かれている通り、患者やその家族にもそれぞれの事情があるし、医療ソーシャルワーカーとしてできることにも限界があり、何でも解決できるわけではない。できる範囲のことを精一杯やるだけ。報われないことや、文句を言われることの方が多いのだが、それでもこれから高齢化が進んでいく社会では重要性の高い仕事だと思った。
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No.5:
(4pt)

医療の現実、死への恐怖、老人の孤独がリアルに描かれた話だった

病院で医療ソーシャルワーカーをしている猪口千夏と、87歳で一人暮らしをしている西原寛治を中心に展開される、医療の現実、死への恐怖、老人の孤独がリアルに描かれた話だった。特に西原寛治が家に一人でいるときの時間の経過の場面がリアルだった。いつまでたっても時間が経過せず、ビールの空き缶が転がる音やTVのリモコンを操作する様子、孤独に耐え切れず妄想の世界に入ってしまう様子は、リアルすぎて恐かった。
また、医療ソーシャルワーカーという仕事も非常に興味深かった。この小説でも書かれている通り、患者やその家族にもそれぞれの事情があるし、医療ソーシャルワーカーとしてできることにも限界があり、何でも解決できるわけではない。できる範囲のことを精一杯やるだけ。報われないことや、文句を言われることの方が多いのだが、それでもこれから高齢化が進んでいく社会では重要性の高い仕事だと思った。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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No.4:
(3pt)

その瞬間に輝けるために・・・

老人や重い病気にかかった人たちの孤独と心の闇を描きます。
いつか自分にもふりかかるかもしれない問題で、決して他人事としては読めません。
私だっていつかは年を取るし、その前に親の介護もしなければならないでしょう。
そんな日が来ることを思うと・・・。
お話自体は何かが起こるというわけでもなく、ただ重い作品という印象だったんだけど、
そんなふうにドラマ的なことなんか何もないけど、それでも続くのが人生というもの。
「人は、永遠に輝く星にはなれない」というタイトルがそれに気づいたら急に重く感じられました。
年を取って自由に体が動かなくなっても、治る見込みのない病におかされても、
命の灯が消えるその瞬間まで生きることは続く。
その瞬間までをどのように生きるかは自分次第でしかなく、
その瞬間に後悔をしないような生き方をしていきたいと思わせてくれる作品です。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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No.3:
(3pt)

その瞬間に輝けるために・・・

老人や重い病気にかかった人たちの孤独と心の闇を描きます。
いつか自分にもふりかかるかもしれない問題で、決して他人事としては読めません。
私だっていつかは年を取るし、その前に親の介護もしなければならないでしょう。
そんな日が来ることを思うと・・・。

お話自体は何かが起こるというわけでもなく、ただ重い作品という印象だったんだけど、
そんなふうにドラマ的なことなんか何もないけど、それでも続くのが人生というもの。
「人は、永遠に輝く星にはなれない」というタイトルがそれに気づいたら急に重く感じられました。

年を取って自由に体が動かなくなっても、治る見込みのない病におかされても、
命の灯が消えるその瞬間まで生きることは続く。
その瞬間までをどのように生きるかは自分次第でしかなく、
その瞬間に後悔をしないような生き方をしていきたいと思わせてくれる作品です。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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No.2:
(4pt)

誰にでもやって来る老いと病気と死

古賀病院「医療相談室」に勤務するMSWの猪口千夏を中心に語られる生き方・死に方人生のラストシーン。
千夏の相談室には生・老・病・死が見渡せる人生の縮図処。
頚髄を損傷した自暴自棄の男性入院患者。
幼い息子の医療費免除をヒステリックに訴える母親。
裕福なのに半身麻痺の夫の退院を拒む妻。
本名も年齢も語ろうとしなかったインテリ風のホームレス。
突然のガン宣告を受けた独身のキャリアウーマン等々。
そんな中、妹の死を忘れ何度も病院を訪れてしまう独り暮らしの老人西原寛治(87)が意識障害を起こし錯乱状態になって入院する。
千夏は、寛治を太平洋戦争のコタバル上陸作戦で共に戦った戦友の宮地と会わせる取り計らいをするが・・・。
誰にでもやがて訪れる老いと病気と死。独り暮らしでも家族が居てもそれぞれの経済状況や家族の利害や考え方で幸・不幸が分かれる。
「人間なんて、流星と同じですよ。突然闇の中に現れ、身を焦がして光り、一瞬で燃え尽きて、消えるんです」
「誰も、永遠に輝く星には、なれない。わたしたちに許されているのは、消滅点に達するその瞬間まで、精いっぱい身を焦がし、光を放ち続けること」。(本文より)
身につまされる問題提起を突きつけられたようなそんな小説でした。
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No.1:
(4pt)

誰にでもやって来る老いと病気と死

古賀病院「医療相談室」に勤務するMSWの猪口千夏を中心に語られる生き方・死に方人生のラストシーン。
千夏の相談室には生・老・病・死が見渡せる人生の縮図処。
頚髄を損傷した自暴自棄の男性入院患者。
幼い息子の医療費免除をヒステリックに訴える母親。
裕福なのに半身麻痺の夫の退院を拒む妻。
本名も年齢も語ろうとしなかったインテリ風のホームレス。
突然のガン宣告を受けた独身のキャリアウーマン等々。
そんな中、妹の死を忘れ何度も病院を訪れてしまう独り暮らしの老人西原寛治(87)が意識障害を起こし錯乱状態になって入院する。
千夏は、寛治を太平洋戦争のコタバル上陸作戦で共に戦った戦友の宮地と会わせる取り計らいをするが・・・。
誰にでもやがて訪れる老いと病気と死。独り暮らしでも家族が居てもそれぞれの経済状況や家族の利害や考え方で幸・不幸が分かれる。
「人間なんて、流星と同じですよ。突然闇の中に現れ、身を焦がして光り、一瞬で燃え尽きて、消えるんです」
「誰も、永遠に輝く星には、なれない。わたしたちに許されているのは、消滅点に達するその瞬間まで、精いっぱい身を焦がし、光を放ち続けること」。(本文より)
身につまされる問題提起を突きつけられたようなそんな小説でした。
人は、永遠に輝く星にはなれないAmazon書評・レビュー:人は、永遠に輝く星にはなれないより
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