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時限捜査
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時限捜査の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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書評にはクロスジャンルとか、ハイブリッドとか論評されているが、私には、ディズニー映画によくあるファンタジー映画(それも ちょっとダークより)の原作に思えた。 連続殺人鬼の警察物としては、登場人物の性格描写もわかり易く(特に車椅子の女性の性格描写は面白い)、 アクジョン場面も結構迫力があり、最後の犯人との対決場面も良かったが、しかし全体としては平均+α。 (ことごとく犯行が邪魔されるから、面白く出来ないのも当たり前か?) そこに、物語にひねりを加える、ハイブリッドの部分が面白く絡むはずだったのだが、この仕掛けが如何せん <意外性が無く、やっぱりね、と言う感じ>さらには、<ちゃちい><なんか整合性が薄い>では、全体として ☆3以外付けようがありません。(上巻は結構期待させてくれたということで、☆4に近い) 最後にもう一ひねりあるかと期待していたんですが、ありませんでした。 好き嫌いのある所ですが、私としては最後に<ひずみ>の代償として、大破滅が、街を襲う結末の方が よりSF的、で良かったと思うんですが。 それから、ひとつ疑問ですが、物語の発端となった公園でのクレイドルラバーの犯行ですが、なんで野外なんだろう? おまけに姉妹だし、他では下見を何度も繰り返したりと非常に用心深い犯人が、なんで、ここだけ 行き当たりばったりなんだろうか? | ||||
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読み終わってみて、やっぱり仕掛に意外性がなく、ちゃっちい。 又、致命的な欠陥だと思うのは、なんで青い人は最大の関心事の 1週間も前からスタンバイしていたのか? ともかく一番大事な 事を片付けてから、頑張ればよかったのではないか? あるいは、若いシンクレアに警告するだけで良かったのでは? 5千メガワットも家庭用電気で充電出来たのか? ファンタジーなのだから、この辺りの整合性をきっちりしないと、 グダグタな話になってしまう。 文春あたりの書評には<読後感が良い>とか記載あったが、単に 都合の良い終わり方と言う感じで、私なんかは最大の懸念であった <ひずみ>はどうなったのか、心配になってしまう。 それと、解説の香山二三朗氏が、本書の原題<Before the Credle Falls> を<ゆりかごが落ちる前に>と約して、本書の内容と深く関わっていると、 解説しているが、<ゆりかご>なんか一回も出てこないし、これはクレイドルラバーの 犯行動機を鑑みても、<幼年期が終焉する前に>が正しいんでは? (←ちょっと気になったんで、疑問です。) 米国アマゾンのレビューでは☆5−7、☆4−4 だが、レビューの合計が12と少なく あまり関心を引かなかった様です。(←参考まで) 最後に、これくらいのボリュームなら上下にせずに、一冊にして欲しいところ。 | ||||
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