死都日本

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評判

死都日本の評価:

4.20/5点 レビュー 132件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全289件 181〜200 10/15ページ
No.109
(4pt)

火山部分はいい

火山について書かれている部分は大変おもしろかった。
ただ政治経済に関わる所は説得力に欠ける部分が多々見られる。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.108
(4pt)

火山部分はいい

火山について書かれている部分は大変おもしろかった。
ただ政治経済に関わる所は説得力に欠ける部分が多々見られる。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.107
(4pt)

火山部分はいい

火山について書かれている部分は大変おもしろかった。
ただ政治経済に関わる所は説得力に欠ける部分が多々見られる。
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.106
(5pt)

宮崎に住んだ事があるなら、読んでみてw

地名がどんどん出てきて面白いです。
中学生の息子も、面白かった!と一気読みしましたw
なんと、ポジティブ!
最初は、ちょっとグロテスクな描写もありますが
テンポが非常に良く読みやすかったです。
オススメの1冊です!
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.105
(5pt)

宮崎に住んだ事があるなら、読んでみてw

地名がどんどん出てきて面白いです。
中学生の息子も、面白かった!と一気読みしましたw
なんと、ポジティブ!
最初は、ちょっとグロテスクな描写もありますが
テンポが非常に良く読みやすかったです。
オススメの1冊です!
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.104
(5pt)

宮崎に住んだ事があるなら、読んでみてw

地名がどんどん出てきて面白いです。
中学生の息子も、面白かった!と一気読みしましたw
なんと、ポジティブ!
最初は、ちょっとグロテスクな描写もありますが
テンポが非常に良く読みやすかったです。
オススメの1冊です!
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.103
(5pt)

埋もれたパニック小説の傑作!

災害や事故を扱った名作は数多いが、国産の傑作は案外少ない。だから、小松左京の「日本沈没」や西村寿行の「滅びの笛」を除けば、思いつくのはどうしても外国の大陸的な作品になる。島国という特性から、地震頻発国にもかかわらず、大規模なカタストロフを思い描くことが難しいのが原因ではないかとずっと思っていた。そんな固定概念を根本からひっくり返したのがこの作品である。

新燃岳の噴火で多少有名にはなったものの、本作の霧島火山は全国的な知名度はそれほど高くない。ここに出てくる都市も東京や大阪ではなく、九州の人以外にはなじみの薄い宮崎である。いわばマイナーな土地を舞台にした小説だが、科学的ディテールの積み重ねによる「破局噴火」の描写はただひたすら圧倒的で、舞台になったのがどこかなど全く忘れてしまう。しかも、すべて観測事実に基づいているので、理屈の上からはいつ本書で書かれたようなカタストロフが本当に起きてもおかしくない。だから、筆者は決して大げさな表現を用いていないが、淡々と述べられる「事実」の積み重ねに引き込まれずにはいられないのである。

また、古事記の描写を火山の爆発に結びつける発想も非常に面白い。古事記に関するいろいろな解釈を読んできたが、荒唐無稽の一言で片付けられない論理性がある。古代日本と「現代」の噴火との結びつきは、決して話の本筋ではないが、カタストロフにより現実味を加味する大きな効果があった。

唯一残念なのが、「破局噴火」に立ち向かう人間の描写の弱さである。筆者の現実政治への失望と怒りを感じさせる表現はしばしば見受けられたが、想像を遙かに超えるカタストロフに遭遇した人間の偉大さ、卑小さ、愚かさ、強さを、もう少し詳しく丹念に描けなかったのだろうかとは思う。「破局噴火」のカタストロフの表現が圧倒的だっただけに、余計にそれが目立ってしまう。特に、3.11に遭遇した政権および日本のエスタブリッシュメントの迷走ぶりをイヤと言うほど見せつけられただけに、「神の手作戦」に携わった政治家がスマートに見えすぎてしまったのも事実である。

とはいえ、パニック小説としてこの本の出来は超一流である。最初は少々地学の話が多いので取っつきが悪いが、それを通り越すと後は一気に読まずにはいられない。分厚い本で、科学的知識に欠ける自分のような読者には内容に少々難解な点はあるものの、とにかくぐいぐい惹きつけられるのである。

それにしても残念なのは、無類の面白さを持つこの本が、読み終えた後いくつかの本屋で探してみたが、1冊も見つけることができなかった。2002年発行で無名の著者による本ということもあってのことだろうが、もっと高い評価をこの本は得るべきだと思う。今回、kindleの特売リストの中にこの本が入っていたのでたまたま衝動買いしたわけだが、こういう機会がなければこの本のことを知ることはなかっただろう。電子書籍は、紙媒体や店舗といった紙の本の持つ制約からは自由である。なので、Amazonにはこのような埋もれた作品を電子書籍としてもっともっと世に出して欲しい。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.102
(5pt)

埋もれたパニック小説の傑作!

災害や事故を扱った名作は数多いが、国産の傑作は案外少ない。だから、小松左京の「日本沈没」や西村寿行の「滅びの笛」を除けば、思いつくのはどうしても外国の大陸的な作品になる。島国という特性から、地震頻発国にもかかわらず、大規模なカタストロフを思い描くことが難しいのが原因ではないかとずっと思っていた。そんな固定概念を根本からひっくり返したのがこの作品である。

新燃岳の噴火で多少有名にはなったものの、本作の霧島火山は全国的な知名度はそれほど高くない。ここに出てくる都市も東京や大阪ではなく、九州の人以外にはなじみの薄い宮崎である。いわばマイナーな土地を舞台にした小説だが、科学的ディテールの積み重ねによる「破局噴火」の描写はただひたすら圧倒的で、舞台になったのがどこかなど全く忘れてしまう。しかも、すべて観測事実に基づいているので、理屈の上からはいつ本書で書かれたようなカタストロフが本当に起きてもおかしくない。だから、筆者は決して大げさな表現を用いていないが、淡々と述べられる「事実」の積み重ねに引き込まれずにはいられないのである。

また、古事記の描写を火山の爆発に結びつける発想も非常に面白い。古事記に関するいろいろな解釈を読んできたが、荒唐無稽の一言で片付けられない論理性がある。古代日本と「現代」の噴火との結びつきは、決して話の本筋ではないが、カタストロフにより現実味を加味する大きな効果があった。

唯一残念なのが、「破局噴火」に立ち向かう人間の描写の弱さである。筆者の現実政治への失望と怒りを感じさせる表現はしばしば見受けられたが、想像を遙かに超えるカタストロフに遭遇した人間の偉大さ、卑小さ、愚かさ、強さを、もう少し詳しく丹念に描けなかったのだろうかとは思う。「破局噴火」のカタストロフの表現が圧倒的だっただけに、余計にそれが目立ってしまう。特に、3.11に遭遇した政権および日本のエスタブリッシュメントの迷走ぶりをイヤと言うほど見せつけられただけに、「神の手作戦」に携わった政治家がスマートに見えすぎてしまったのも事実である。

とはいえ、パニック小説としてこの本の出来は超一流である。最初は少々地学の話が多いので取っつきが悪いが、それを通り越すと後は一気に読まずにはいられない。分厚い本で、科学的知識に欠ける自分のような読者には内容に少々難解な点はあるものの、とにかくぐいぐい惹きつけられるのである。

それにしても残念なのは、無類の面白さを持つこの本が、読み終えた後いくつかの本屋で探してみたが、1冊も見つけることができなかった。2002年発行で無名の著者による本ということもあってのことだろうが、もっと高い評価をこの本は得るべきだと思う。今回、kindleの特売リストの中にこの本が入っていたのでたまたま衝動買いしたわけだが、こういう機会がなければこの本のことを知ることはなかっただろう。電子書籍は、紙媒体や店舗といった紙の本の持つ制約からは自由である。なので、Amazonにはこのような埋もれた作品を電子書籍としてもっともっと世に出して欲しい。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.101
(5pt)

埋もれたパニック小説の傑作!

災害や事故を扱った名作は数多いが、国産の傑作は案外少ない。だから、小松左京の「日本沈没」や西村寿行の「滅びの笛」を除けば、思いつくのはどうしても外国の大陸的な作品になる。島国という特性から、地震頻発国にもかかわらず、大規模なカタストロフを思い描くことが難しいのが原因ではないかとずっと思っていた。そんな固定概念を根本からひっくり返したのがこの作品である。

新燃岳の噴火で多少有名にはなったものの、本作の霧島火山は全国的な知名度はそれほど高くない。ここに出てくる都市も東京や大阪ではなく、九州の人以外にはなじみの薄い宮崎である。いわばマイナーな土地を舞台にした小説だが、科学的ディテールの積み重ねによる「破局噴火」の描写はただひたすら圧倒的で、舞台になったのがどこかなど全く忘れてしまう。しかも、すべて観測事実に基づいているので、理屈の上からはいつ本書で書かれたようなカタストロフが本当に起きてもおかしくない。だから、筆者は決して大げさな表現を用いていないが、淡々と述べられる「事実」の積み重ねに引き込まれずにはいられないのである。

また、古事記の描写を火山の爆発に結びつける発想も非常に面白い。古事記に関するいろいろな解釈を読んできたが、荒唐無稽の一言で片付けられない論理性がある。古代日本と「現代」の噴火との結びつきは、決して話の本筋ではないが、カタストロフにより現実味を加味する大きな効果があった。

唯一残念なのが、「破局噴火」に立ち向かう人間の描写の弱さである。筆者の現実政治への失望と怒りを感じさせる表現はしばしば見受けられたが、想像を遙かに超えるカタストロフに遭遇した人間の偉大さ、卑小さ、愚かさ、強さを、もう少し詳しく丹念に描けなかったのだろうかとは思う。「破局噴火」のカタストロフの表現が圧倒的だっただけに、余計にそれが目立ってしまう。特に、3.11に遭遇した政権および日本のエスタブリッシュメントの迷走ぶりをイヤと言うほど見せつけられただけに、「神の手作戦」に携わった政治家がスマートに見えすぎてしまったのも事実である。

とはいえ、パニック小説としてこの本の出来は超一流である。最初は少々地学の話が多いので取っつきが悪いが、それを通り越すと後は一気に読まずにはいられない。分厚い本で、科学的知識に欠ける自分のような読者には内容に少々難解な点はあるものの、とにかくぐいぐい惹きつけられるのである。

それにしても残念なのは、無類の面白さを持つこの本が、読み終えた後いくつかの本屋で探してみたが、1冊も見つけることができなかった。2002年発行で無名の著者による本ということもあってのことだろうが、もっと高い評価をこの本は得るべきだと思う。今回、kindleの特売リストの中にこの本が入っていたのでたまたま衝動買いしたわけだが、こういう機会がなければこの本のことを知ることはなかっただろう。電子書籍は、紙媒体や店舗といった紙の本の持つ制約からは自由である。なので、Amazonにはこのような埋もれた作品を電子書籍としてもっともっと世に出して欲しい。
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.100
(5pt)

破局噴火のバイブル?

・破局噴火の怖さ、マグマパワーの巨大さが良くわかる内容でした。
 近頃、地震災害ばかりに視点がいきがちな風潮に警鐘となる一冊だと思います。
・カード変更の手続きに戸惑いましたが、注文の翌々日に届き満足しています。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.99
(5pt)

破局噴火のバイブル?

・破局噴火の怖さ、マグマパワーの巨大さが良くわかる内容でした。
 近頃、地震災害ばかりに視点がいきがちな風潮に警鐘となる一冊だと思います。
・カード変更の手続きに戸惑いましたが、注文の翌々日に届き満足しています。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.98
(5pt)

破局噴火のバイブル?

・破局噴火の怖さ、マグマパワーの巨大さが良くわかる内容でした。
 近頃、地震災害ばかりに視点がいきがちな風潮に警鐘となる一冊だと思います。
・カード変更の手続きに戸惑いましたが、注文の翌々日に届き満足しています。
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.97
(4pt)

大変面白かった

とても面白く引き込まれたが、多少地質学や地球物理学に興味がある人は楽しいが、ない人には難しく内容についてこれるか心配だが、イエローストーンや白頭山など、現代文明を破壊しかねない、大爆発の可能性の高い事象がある現在。とても示唆的であった。皆さんに読んでほしい書籍である。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.96
(4pt)

大変面白かった

とても面白く引き込まれたが、多少地質学や地球物理学に興味がある人は楽しいが、ない人には難しく内容についてこれるか心配だが、イエローストーンや白頭山など、現代文明を破壊しかねない、大爆発の可能性の高い事象がある現在。とても示唆的であった。皆さんに読んでほしい書籍である。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.95
(4pt)

大変面白かった

とても面白く引き込まれたが、多少地質学や地球物理学に興味がある人は楽しいが、ない人には難しく内容についてこれるか心配だが、イエローストーンや白頭山など、現代文明を破壊しかねない、大爆発の可能性の高い事象がある現在。とても示唆的であった。皆さんに読んでほしい書籍である。
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.94
(5pt)

ひゃーっ!!!!

面白半分と言うと失礼になりますが、全然期待しないで手に取りました。
 著者略歴は広島出身、宮崎医大卒業、阪神淡路大震災被災者。
 怪しげだなあ。と思いながら。

 ラハール。
 破局的噴火。
 サージ。
 土石流。

 上記の単語を全てご存知の方、読まなくてもいいのかもしれません。
 逆に一つも知らない、つまり私の様な方、ぜひお読みください。
 とにかくかったるい序盤を乗り切ると、物語は加速度的に進みます。
想像を絶する世界。想像すらできない世界。絶対遭遇したくない世界。
 描いています。

 それにしても、経済混乱、中国の台湾併合、日本併合。東海地震、東南海
地震、南海地震。富士噴火。
 ありとあらゆるものを詰め込んだ。で、結構バランスが取れちゃった。

 類似としては、高嶋さんのM8、TSUNAMI。古くも新しくも小松左京さんの
日本沈没。吉村さんの関東大震災、三陸海岸大津波。
 一番近いのはM8かな。
 M8の類似かなあ、と思って読んでいたら、私は正直痛い目にあった気分です。

 いつごろ書かれたものかは存じ上げないのが残念ですが、東日本大震災に
先立つニュージーランド地震。その直前の新燃岳の噴火。
 記憶に新しいところです。
 あれがこの本の世界につながる可能性があったのでしょうか。
 背筋が凍ります。
 直近では、伊豆大島。あれもラハール?
 
 100点。
 火山おたくの真骨頂。お医者さんとしては、ちょっと懲りすぎ。変わり者。
 私自転車で九州一周、横断一回、指宿開聞岳を自転車を担いで踏破。自動車で
一周、横断など結構なじんでいるのですが、あの地形。こんな意味が込められて
いたとは。
 お読みください。読めば分かります。震えます。お勧めします。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.93
(5pt)

ひゃーっ!!!!

面白半分と言うと失礼になりますが、全然期待しないで手に取りました。
 著者略歴は広島出身、宮崎医大卒業、阪神淡路大震災被災者。
 怪しげだなあ。と思いながら。

 ラハール。
 破局的噴火。
 サージ。
 土石流。

 上記の単語を全てご存知の方、読まなくてもいいのかもしれません。
 逆に一つも知らない、つまり私の様な方、ぜひお読みください。
 とにかくかったるい序盤を乗り切ると、物語は加速度的に進みます。
想像を絶する世界。想像すらできない世界。絶対遭遇したくない世界。
 描いています。

 それにしても、経済混乱、中国の台湾併合、日本併合。東海地震、東南海
地震、南海地震。富士噴火。
 ありとあらゆるものを詰め込んだ。で、結構バランスが取れちゃった。

 類似としては、高嶋さんのM8、TSUNAMI。古くも新しくも小松左京さんの
日本沈没。吉村さんの関東大震災、三陸海岸大津波。
 一番近いのはM8かな。
 M8の類似かなあ、と思って読んでいたら、私は正直痛い目にあった気分です。

 いつごろ書かれたものかは存じ上げないのが残念ですが、東日本大震災に
先立つニュージーランド地震。その直前の新燃岳の噴火。
 記憶に新しいところです。
 あれがこの本の世界につながる可能性があったのでしょうか。
 背筋が凍ります。
 直近では、伊豆大島。あれもラハール?
 
 100点。
 火山おたくの真骨頂。お医者さんとしては、ちょっと懲りすぎ。変わり者。
 私自転車で九州一周、横断一回、指宿開聞岳を自転車を担いで踏破。自動車で
一周、横断など結構なじんでいるのですが、あの地形。こんな意味が込められて
いたとは。
 お読みください。読めば分かります。震えます。お勧めします。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.92
(5pt)

ひゃーっ!!!!

面白半分と言うと失礼になりますが、全然期待しないで手に取りました。
 著者略歴は広島出身、宮崎医大卒業、阪神淡路大震災被災者。
 怪しげだなあ。と思いながら。

 ラハール。
 破局的噴火。
 サージ。
 土石流。

 上記の単語を全てご存知の方、読まなくてもいいのかもしれません。
 逆に一つも知らない、つまり私の様な方、ぜひお読みください。
 とにかくかったるい序盤を乗り切ると、物語は加速度的に進みます。
想像を絶する世界。想像すらできない世界。絶対遭遇したくない世界。
 描いています。

 それにしても、経済混乱、中国の台湾併合、日本併合。東海地震、東南海
地震、南海地震。富士噴火。
 ありとあらゆるものを詰め込んだ。で、結構バランスが取れちゃった。

 類似としては、高嶋さんのM8、TSUNAMI。古くも新しくも小松左京さんの
日本沈没。吉村さんの関東大震災、三陸海岸大津波。
 一番近いのはM8かな。
 M8の類似かなあ、と思って読んでいたら、私は正直痛い目にあった気分です。

 いつごろ書かれたものかは存じ上げないのが残念ですが、東日本大震災に
先立つニュージーランド地震。その直前の新燃岳の噴火。
 記憶に新しいところです。
 あれがこの本の世界につながる可能性があったのでしょうか。
 背筋が凍ります。
 直近では、伊豆大島。あれもラハール?
 
 100点。
 火山おたくの真骨頂。お医者さんとしては、ちょっと懲りすぎ。変わり者。
 私自転車で九州一周、横断一回、指宿開聞岳を自転車を担いで踏破。自動車で
一周、横断など結構なじんでいるのですが、あの地形。こんな意味が込められて
いたとは。
 お読みください。読めば分かります。震えます。お勧めします。
死都日本 Amazon書評・レビュー: 死都日本より
406211366X
No.91
(5pt)

すごい本

物語形式をとった火山学の本です。
他の火山学の本よりも、九州の火山の事がよくわかります。

正直言って…こんな事、どうして誰も教えてくれなかったのだろう、騙されたという心境です。震災後、放射能が怖くて関東から南九州に避難して来たのですが、この本を読む限り南九州はとても安心して住める土地ではありません。
南九州への放射能避難は、正に飛んで"火"に入る夏の虫だと分かりました。

火山の事を考えると、避難最南端は四国のような気がします。
移動を思案中です。

こちらの地元の人は災害も少なく環境豊かな場所に住んでいると思っていて、カルデラの存在すら知らない人が殆どです。
私もいろいろ調べるまではそう思っていました。
実際調べるきっかけになったのは、こちらでたまに起こる不思議な地震でした。
宮崎県南部山沿いの緯度経度殆どズレの無い場所を震源地として度々起こってるのです。

この地域を狙ったように来る地震、プレート型ではありません。どうして?この辺りは災害が少ない筈じゃななかったの??との思いで調べ始めました。

調べてみると、それがこの本の舞台となっているカルデラ正にその場所です。火山性地震だと理解しました。

歴史を振り返ると、食糧飢饉などの災害は東北等と比べると確かに少なかった九州…この地に、遥か昔これほど恐ろしい火山災害が何度も襲って来ていたなんて、やはり神様は災害を平等に分け与えて来たのかと思いました。

破局噴火は神の怒りではとの記述もありましたが、宮崎のたまご311避難民ネットワーク団体のトップの人は寄付金で高い料理を食べ遊んで暮らし、およそ避難民と言うよりは別荘暮らしを謳歌してるようにしか見えず、いったい"避難"とは、"支援団体"とは何だろうと思うこともありました。
このような人間の愚かさ故、神の怒りを買いそうで恐ろしいです。

作者の石黒さんは、一人でも多くの人にこの事実を知ってもらいたくて、物語形式で書いたと仰っていました。
また書いたきっかけは、配偶者が「地震に比べれば火山の方が怖くないよね」と言った事で驚いた事だったそうです。
私もそう思っていました。火山がこれほど怖いものだったとは夢にも思いませんでした。
また火山だけに留まらず、原発等日本の開発の在り方を問われる部分もあります。終盤涙が出た所もありました。

九州に、日本に住んでいる以上必読の本だと思います。
死都日本 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社文庫)より
4062761955
No.90
(5pt)

すごい本

物語形式をとった火山学の本です。
他の火山学の本よりも、九州の火山の事がよくわかります。

正直言って…こんな事、どうして誰も教えてくれなかったのだろう、騙されたという心境です。震災後、放射能が怖くて関東から南九州に避難して来たのですが、この本を読む限り南九州はとても安心して住める土地ではありません。
南九州への放射能避難は、正に飛んで"火"に入る夏の虫だと分かりました。

火山の事を考えると、避難最南端は四国のような気がします。
移動を思案中です。

こちらの地元の人は災害も少なく環境豊かな場所に住んでいると思っていて、カルデラの存在すら知らない人が殆どです。
私もいろいろ調べるまではそう思っていました。
実際調べるきっかけになったのは、こちらでたまに起こる不思議な地震でした。
宮崎県南部山沿いの緯度経度殆どズレの無い場所を震源地として度々起こってるのです。

この地域を狙ったように来る地震、プレート型ではありません。どうして?この辺りは災害が少ない筈じゃななかったの??との思いで調べ始めました。

調べてみると、それがこの本の舞台となっているカルデラ正にその場所です。火山性地震だと理解しました。

歴史を振り返ると、食糧飢饉などの災害は東北等と比べると確かに少なかった九州…この地に、遥か昔これほど恐ろしい火山災害が何度も襲って来ていたなんて、やはり神様は災害を平等に分け与えて来たのかと思いました。

破局噴火は神の怒りではとの記述もありましたが、宮崎のたまご311避難民ネットワーク団体のトップの人は寄付金で高い料理を食べ遊んで暮らし、およそ避難民と言うよりは別荘暮らしを謳歌してるようにしか見えず、いったい"避難"とは、"支援団体"とは何だろうと思うこともありました。
このような人間の愚かさ故、神の怒りを買いそうで恐ろしいです。

作者の石黒さんは、一人でも多くの人にこの事実を知ってもらいたくて、物語形式で書いたと仰っていました。
また書いたきっかけは、配偶者が「地震に比べれば火山の方が怖くないよね」と言った事で驚いた事だったそうです。
私もそう思っていました。火山がこれほど怖いものだったとは夢にも思いませんでした。
また火山だけに留まらず、原発等日本の開発の在り方を問われる部分もあります。終盤涙が出た所もありました。

九州に、日本に住んでいる以上必読の本だと思います。
死都日本 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615