ベルリン飛行指令

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ベルリン飛行指令の評価:

4.24/5点 レビュー 38件。 S ランク

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平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全115件 101〜115 6/6ページ
No.15
(4pt)

楽しめる!旅行通勤の友!

じつは、相棒(女性)からポン、と渡された。面白いってよ、と。それほどの期待はせずに読み始め、最後には喝采した。魅力は、安藤と乾、あるいはジム、グラーフといった「空」に魅せられた男たちの描写だ。蛇足ながら評者も二、三度セスナ機、あるいはそれよりやや大型の双発プロペラ機の操縦桿を握ったことがあるが、大空を飛ぶということは、或る意味「究極の自由」を感じる体験だ。主人公の「安藤」。ニヒルなダンディズムただよう「安藤」には横浜が似合い、上海が似合う。ハードボイルド小説、あるいは冒険小説といっても、フォーサイスやラドラムなどとは全く趣が異なる。和風の味付けというべきか、どこかに細やかな情緒がただよう。そこをどう思うかは読者次第だ。ただ、僚友「乾」がイラクを越えたあたりで戦闘に巻き込まれ、失踪したあたりから最後にかけて、ややボリューム感の不足を否めない。「分量規制」でもあったのか。やや、竜頭蛇尾。それにしても楽しめる本。旅行や通勤の友、としては満点である。
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.14
(4pt)

楽しめる!旅行通勤の友!

じつは、相棒(女性)からポン、と渡された。面白いってよ、と。それほどの期待はせずに読み始め、最後には喝采した。魅力は、安藤と乾、あるいはジム、グラーフといった「空」に魅せられた男たちの描写だ。蛇足ながら評者も二、三度セスナ機、あるいはそれよりやや大型の双発プロペラ機の操縦桿を握ったことがあるが、大空を飛ぶということは、或る意味「究極の自由」を感じる体験だ。主人公の「安藤」。ニヒルなダンディズムただよう「安藤」には横浜が似合い、上海が似合う。ハードボイルド小説、あるいは冒険小説といっても、フォーサイスやラドラムなどとは全く趣が異なる。和風の味付けというべきか、どこかに細やかな情緒がただよう。そこをどう思うかは読者次第だ。ただ、僚友「乾」がイラクを越えたあたりで戦闘に巻き込まれ、失踪したあたりから最後にかけて、ややボリューム感の不足を否めない。「分量規制」でもあったのか。やや、竜頭蛇尾。それにしても楽しめる本。旅行や通勤の友、としては満点である。
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.13
(1pt)

望月作品はレベルが落ちた

私は54歳。小学生のころから「秘密探偵JA」(ワイルド7ではない)を愛読し、中でも
望月作品の戦記ものは大好きでした。今もドイツ戦車やゼロ戦が好きなのも望月作品の
強い影響です。成人になって漫画から離れましたが、望月作品は書店にあれば手にとって
いました。今回も原作が大好きで、望月が漫画化したことを知り、購入しました。
しかし、作品のレベルは落ちていました。線が雑で、メカニックもシャープな線がなく、
望月作品独特の今にも宙返りしそうなアングルもなく、かつてのドキドキ感がありませんでした。
昔の(全盛期の)望月作品を知っている人は、読まないことを勧めます。期待はずれとなっています。
ベルリン飛行指令 (ホームミステリーコミックス) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (ホームミステリーコミックス)より
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No.12
(4pt)

やっぱり歴史って、繰り返さないためにも「知っておく」のが重要だなぁ

 日本が迷走し始めた第二次世界大戦初期、1939年、日独伊三国軍事同盟締結。少し前、イギリス侵攻時に航空兵力の違いを見せ付けられたドイツ軍は、日本の最新鋭機「タイプ・ゼロ」の噂を耳にする。ライセンス生産を検討するため、三国軍事同盟調印時、秘密裏に日本から二機の新鋭機を輸送することとなるが、その方法は日本からベルリンまで「空輸」による方法だった。
 佐々木譲の第二次世界大戦三部作の最初の作品(以前、「太平洋戦争三部作」って書いたけど、年代的に第二次世界大戦三部作だね)。「ストックホルムの密使」より、娯楽性は劣るが、冒険・浪漫小説としては上を行く作品になっている。また、前述の作品にも登場するキャラクターたちの若かりし頃の様子も描かれており、年代記として作品を楽しむこともできる。3作あわせて、第二次世界大戦オペラといってもよいかもしれない(とはいってもまだ2作目の「エトロフ発緊急電」読んでないけども)。この3部作をうまいこと映像化すれば、スター・ウォーズもこえられるんじゃないか。
 当時の世界情勢や零戦のスペック、開発秘話などが小説を盛りたて、まるでほんとにこの事実があったかとも錯覚するような描き方が読む意欲をそそる。しかし、戦争ってほんと、勢いとか流れみたいなところがあって、その被害をこうむるのは民間人という感じだよなぁ。でもその勢い、流れに飲み込まれると、感覚が麻痺してしまうんだから怖い。やっぱり歴史って、繰り返さないためにも「知っておく」のが重要だなぁ。
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.11
(4pt)

やっぱり歴史って、繰り返さないためにも「知っておく」のが重要だなぁ

 日本が迷走し始めた第二次世界大戦初期、1939年、日独伊三国軍事同盟締結。少し前、イギリス侵攻時に航空兵力の違いを見せ付けられたドイツ軍は、日本の最新鋭機「タイプ・ゼロ」の噂を耳にする。ライセンス生産を検討するため、三国軍事同盟調印時、秘密裏に日本から二機の新鋭機を輸送することとなるが、その方法は日本からベルリンまで「空輸」による方法だった。
 佐々木譲の第二次世界大戦三部作の最初の作品(以前、「太平洋戦争三部作」って書いたけど、年代的に第二次世界大戦三部作だね)。「ストックホルムの密使」より、娯楽性は劣るが、冒険・浪漫小説としては上を行く作品になっている。また、前述の作品にも登場するキャラクターたちの若かりし頃の様子も描かれており、年代記として作品を楽しむこともできる。3作あわせて、第二次世界大戦オペラといってもよいかもしれない(とはいってもまだ2作目の「エトロフ発緊急電」読んでないけども)。この3部作をうまいこと映像化すれば、スター・ウォーズもこえられるんじゃないか。
 当時の世界情勢や零戦のスペック、開発秘話などが小説を盛りたて、まるでほんとにこの事実があったかとも錯覚するような描き方が読む意欲をそそる。しかし、戦争ってほんと、勢いとか流れみたいなところがあって、その被害をこうむるのは民間人という感じだよなぁ。でもその勢い、流れに飲み込まれると、感覚が麻痺してしまうんだから怖い。やっぱり歴史って、繰り返さないためにも「知っておく」のが重要だなぁ。
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.10
(1pt)

零戦は太平洋戦線だからこそ

ストーリー自体はスケールも雄大ですが、私個人的には「零戦をヨーロッパに… 」という時点でNGですね。敵機の数と対空砲火の熾烈さは太平洋戦線とは比べものにならないですから、防御力の脆弱な零戦はヨーロッパでは通用しないというのが常識です。そこらを度外視して楽しむのがフィクションというものですから、私個人的な好みに合わないという事でしょう。
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.9
(1pt)

零戦は太平洋戦線だからこそ

ストーリー自体はスケールも雄大ですが、私個人的には「零戦をヨーロッパに… 」という時点でNGですね。敵機の数と対空砲火の熾烈さは太平洋戦線とは比べものにならないですから、防御力の脆弱な零戦はヨーロッパでは通用しないというのが常識です。そこらを度外視して楽しむのがフィクションというものですから、私個人的な好みに合わないという事でしょう。
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.8
(5pt)

再燃してほしい

近所の書店で「ローレライ、イージスにはまった人は次はこれを読みましょう!」と書いてあった。その二作品にはまりまくった僕はおもしろいかなあ?と思いながらも買ってみた。そして、またはまった。思っていたより約3倍は面白かった。第二次大戦中、零戦がベルリンに飛んだことがある?という疑問からスタートし、その過程が細かく描写されている。その作戦に奔放する男たちがとにかく熱い。キャラのよさは福井晴敏なみ。先にあげた二作品がベストセラーになる今、この作品はもう一度読み返されるべき名作だと思う。
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.7
(5pt)

再燃してほしい

近所の書店で「ローレライ、イージスにはまった人は次はこれを読みましょう!」と書いてあった。その二作品にはまりまくった僕はおもしろいかなあ?と思いながらも買ってみた。そして、またはまった。思っていたより約3倍は面白かった。第二次大戦中、零戦がベルリンに飛んだことがある?という疑問からスタートし、その過程が細かく描写されている。その作戦に奔放する男たちがとにかく熱い。キャラのよさは福井晴敏なみ。先にあげた二作品がベストセラーになる今、この作品はもう一度読み返されるべき名作だと思う。
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.6
(4pt)

フォーサイスはぶれない

ハード・ボイルド系小説家の全員が目指す目標はフレデリック・フォーサイスのいまや古典となった作品群を越えることです、本書の著者も作家としての出発点は同じでしょう、もちろんいまだ遥かにおよばないわけですが、しかし、初期の佐々木譲作品は娯楽小説としてはとにかく面白い、面白いにもかかわらず肝心なところでフォーサイスの並の作品にもおよばない最大の原因は著者には「大義」が分からないからです、著者に限らず著者を含む団塊の世代のほとんどに共通する価値観のなかでは「大義が理解できない」のだとおもいます、フォーサイスの殆どの作品は大義に命を捧げた男達への挽歌です、良し悪しや善悪を超えて(なぜならそこには常に政治的判断、つまりイデオロギーが介入しやすいから)大義そのものに生きた主人公達の哀しみを骨太の物語として組み立てられたことがフォーサイスを超一流の大御所と呼ばせる所以でしょう、フォーサイス作品の主人公は戦略戦術で悩みこそすれ情緒的な女々しさのようなものは一切もちあわせていない、したがってフォーサイス作品の基幹にある大義に生きる姿勢は決して揺らぐことはないからです、大義とは正確ではないが、人は戦うべき時には遠慮せずに戦うこと、といえるでしょう、評者には著者は戦後民主義教育の最初の落とし子たちである団塊の世代に多い空想的かつ情緒的平和主義者や空想的平等主義者のひとりに見えてしまう、対して佐々木譲作品の主人公の女々しさはどうであろう、大東亜戦争前後の物語の中で彼らはじつに饒舌に戦後の左翼民主主義教育とまったく同じ歴史観を繰り返し披瀝する、一部に至っては戦後に左翼がまくしたて現在ではまったく一般に通用しなくなっている話題まで帝国軍人が長々と語ったりしている、現在となってはなおのこと物語の面白さをそいでしまっていることを作者は反省すべきであろう、なお、本書の文体は初期作品ならではの堅いもので、その後の流暢な語り口とは別な作家のようである、
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.5
(4pt)

フォーサイスはぶれない

ハード・ボイルド系小説家の全員が目指す目標はフレデリック・フォーサイスのいまや古典となった作品群を越えることです、本書の著者も作家としての出発点は同じでしょう、もちろんいまだ遥かにおよばないわけですが、しかし、初期の佐々木譲作品は娯楽小説としてはとにかく面白い、面白いにもかかわらず肝心なところでフォーサイスの並の作品にもおよばない最大の原因は著者には「大義」が分からないからです、著者に限らず著者を含む団塊の世代のほとんどに共通する価値観のなかでは「大義が理解できない」のだとおもいます、フォーサイスの殆どの作品は大義に命を捧げた男達への挽歌です、良し悪しや善悪を超えて(なぜならそこには常に政治的判断、つまりイデオロギーが介入しやすいから)大義そのものに生きた主人公達の哀しみを骨太の物語として組み立てられたことがフォーサイスを超一流の大御所と呼ばせる所以でしょう、フォーサイス作品の主人公は戦略戦術で悩みこそすれ情緒的な女々しさのようなものは一切もちあわせていない、したがってフォーサイス作品の基幹にある大義に生きる姿勢は決して揺らぐことはないからです、大義とは正確ではないが、人は戦うべき時には遠慮せずに戦うこと、といえるでしょう、評者には著者は戦後民主義教育の最初の落とし子たちである団塊の世代に多い空想的かつ情緒的平和主義者や空想的平等主義者のひとりに見えてしまう、対して佐々木譲作品の主人公の女々しさはどうであろう、大東亜戦争前後の物語の中で彼らはじつに饒舌に戦後の左翼民主主義教育とまったく同じ歴史観を繰り返し披瀝する、一部に至っては戦後に左翼がまくしたて現在ではまったく一般に通用しなくなっている話題まで帝国軍人が長々と語ったりしている、現在となってはなおのこと物語の面白さをそいでしまっていることを作者は反省すべきであろう、なお、本書の文体は初期作品ならではの堅いもので、その後の流暢な語り口とは別な作家のようである、
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.4
(4pt)

三部作の第一弾

 「エトロフ発緊急電」、「ストックホルムの密使」と続いていく三部作の第一弾です。共通点が多いですが、順番どおりに読まなくてもそれぞれ独立して読むことができます。  第一弾という事もあってか、後の2作と比べると若干構成に未熟さが感じられるように思います。私はこの作品を三部作の中では最後に読んだのですが、人物描写が他の二作と比べると劣っているように感じます。佐々木譲の三部作においては、歴史上の有名人物は小説の中で重要な役割を果たしません。誰の記憶にも残らないような無名の人々が中心とになり、話を進めていくのです。だからこそ読者としては、そのような無名の人々=主人公に引き込まれていくものだし、それだけに上手く描いて欲しいというものではないでしょうか。! 細かい事を書いてしまいましたが、内容は面白いです。読む価値は十分あります。 
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.3
(4pt)

三部作の第一弾

 「エトロフ発緊急電」、「ストックホルムの密使」と続いていく三部作の第一弾です。共通点が多いですが、順番どおりに読まなくてもそれぞれ独立して読むことができます。  第一弾という事もあってか、後の2作と比べると若干構成に未熟さが感じられるように思います。私はこの作品を三部作の中では最後に読んだのですが、人物描写が他の二作と比べると劣っているように感じます。佐々木譲の三部作においては、歴史上の有名人物は小説の中で重要な役割を果たしません。誰の記憶にも残らないような無名の人々が中心とになり、話を進めていくのです。だからこそ読者としては、そのような無名の人々=主人公に引き込まれていくものだし、それだけに上手く描いて欲しいというものではないでしょうか。! 細かい事を書いてしまいましたが、内容は面白いです。読む価値は十分あります。 
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114
No.2
(5pt)

面白い!

「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」と本作の、太平洋戦争三部作の第一弾。登場人物が重なっていて、3冊読むとさらに面白い。(勿論一冊ずつ読んでもおもしろい)作者が偶然見た零戦の写真は、大戦前夜のベルリンで撮られたものだった。一体誰が、いつ、何のために、どうやって遙か彼方の日本から運んだのか?海運か、あるいは英ソ勢力圏内のユーラシア大陸を・・・ こうして本編が始まるのだが、もう何処までが史実で、どこからがフィクションだか全然わかりません。もう物語の中にぐいぐい引き込まれていきます。「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」も是非おすすめです。
ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027038
No.1
(5pt)

面白い!

「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」と本作の、太平洋戦争三部作の第一弾。登場人物が重なっていて、3冊読むとさらに面白い。(勿論一冊ずつ読んでもおもしろい)作者が偶然見た零戦の写真は、大戦前夜のベルリンで撮られたものだった。一体誰が、いつ、何のために、どうやって遙か彼方の日本から運んだのか?海運か、あるいは英ソ勢力圏内のユーラシア大陸を・・・ こうして本編が始まるのだが、もう何処までが史実で、どこからがフィクションだか全然わかりません。もう物語の中にぐいぐい引き込まれていきます。「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」も是非おすすめです。
ベルリン飛行指令 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ベルリン飛行指令 (新潮文庫)より
4101223114