国境の南、太陽の西

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評判

国境の南、太陽の西の評価:

4.22/5点 レビュー 233件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 1〜20 1/5ページ
No.91
(3pt)

「僕」の妻「有紀子」はその後どうなるのか・・・ |『国境の南、太陽の西』村上春樹

相変わらずの「僕」のやりたい放題。

内向的、ジャズが好き、一人エクササイズ好き。なのに女に困らない。そして勝手に周囲を巻き込み、一人カタルシスを起こしつつ、不思議に最終的にハッピーエンド。

でも、こんな「僕」に私は憧れていた気がします。

・・・
高度経済成長期前後。当時めずらしかった一人っ子の「僕」、ハジメ。小学校でおおよそ例を見なかった一人っ子にあって、唯一の一人っ子が、転校生の「島本さん」。子どもながらに「僕」、は彼女の中に「僕」だけにとってある場所・何か、運命的な何かを感じる。

別の中学校にそれぞれ進学し、彼女のことを思いつつ平凡かつ面白みのない中高時代を過ごす。高校で「イズミ」という彼女を作り、大々的に傷つけ、東京の大学へ進学。鬱々とするなかで、有紀子と出逢い、結婚。面白みのない教科書編集社をやめ、義父のサポートでバーを開業。

独立が軌道に乗るさなか、「僕」はとうとう「島本さん」との再会を果たしてしまう。「島本さん」に没入する「僕」はその後。。。

・・・
で、本作、ごくごく簡単に、誤解を恐れずに言えば「僕」の浮気の話です。それ以上でも以下でもない。気がします。

「僕」も「島本さん」も、心中死の予感を漂わせつつ、かつそれに抵抗もせず、自らを修正できずに互いに没入する様子は、人に惚れたことがある方なら理解できるかもしれません。歯止めが効かない。

・・・
考えさせるのは、「僕」の奥様「有紀子」の対応だと思います。

最終的に元のさやに納まる結末ですが、彼女は旦那をどうやって受け入れるのか。その心の動きは「僕」中心の視点で描かれる本作で、はかりようがありません。もちろん楽しいはずはありません。

察し想像するだけで陰鬱になりますが、気楽なのは男だけだなあ、という気持ちもふつふつと湧いてきます。

・・・
ということで久方ぶりの村上作品の再読でした。

不倫や浮気はかつては男の甲斐性などと言われたことが有りましたが、今は個人の話では収まらない感すらあります。社会から叩かれる。
というより、これだけ自由な世にあって、受け止める関係を続ける方の傷の深さよ。

私は勝手に「有紀子」のその後が気になりました。

皆さんはどういう感想を持たれるのでしょうか。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.90
(3pt)

「僕」の妻「有紀子」はその後どうなるのか・・・ |『国境の南、太陽の西』村上春樹

相変わらずの「僕」のやりたい放題。

内向的、ジャズが好き、一人エクササイズ好き。なのに女に困らない。そして勝手に周囲を巻き込み、一人カタルシスを起こしつつ、不思議に最終的にハッピーエンド。

でも、こんな「僕」に私は憧れていた気がします。

・・・
高度経済成長期前後。当時めずらしかった一人っ子の「僕」、ハジメ。小学校でおおよそ例を見なかった一人っ子にあって、唯一の一人っ子が、転校生の「島本さん」。子どもながらに「僕」、は彼女の中に「僕」だけにとってある場所・何か、運命的な何かを感じる。

別の中学校にそれぞれ進学し、彼女のことを思いつつ平凡かつ面白みのない中高時代を過ごす。高校で「イズミ」という彼女を作り、大々的に傷つけ、東京の大学へ進学。鬱々とするなかで、有紀子と出逢い、結婚。面白みのない教科書編集社をやめ、義父のサポートでバーを開業。

独立が軌道に乗るさなか、「僕」はとうとう「島本さん」との再会を果たしてしまう。「島本さん」に没入する「僕」はその後。。。

・・・
で、本作、ごくごく簡単に、誤解を恐れずに言えば「僕」の浮気の話です。それ以上でも以下でもない。気がします。

「僕」も「島本さん」も、心中死の予感を漂わせつつ、かつそれに抵抗もせず、自らを修正できずに互いに没入する様子は、人に惚れたことがある方なら理解できるかもしれません。歯止めが効かない。

・・・
考えさせるのは、「僕」の奥様「有紀子」の対応だと思います。

最終的に元のさやに納まる結末ですが、彼女は旦那をどうやって受け入れるのか。その心の動きは「僕」中心の視点で描かれる本作で、はかりようがありません。もちろん楽しいはずはありません。

察し想像するだけで陰鬱になりますが、気楽なのは男だけだなあ、という気持ちもふつふつと湧いてきます。

・・・
ということで久方ぶりの村上作品の再読でした。

不倫や浮気はかつては男の甲斐性などと言われたことが有りましたが、今は個人の話では収まらない感すらあります。社会から叩かれる。
というより、これだけ自由な世にあって、受け止める関係を続ける方の傷の深さよ。

私は勝手に「有紀子」のその後が気になりました。

皆さんはどういう感想を持たれるのでしょうか。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.89
(1pt)

村上作品が読めなくなった

20代の時に村上春樹さんの作品が好きになり色々読んでました。30代で本を読む暇がなくなり、40代になってからふと1Q84を読み返してみたら全然受け付けない…
驚いて昔よく読んだこの作品を引っ張りだして読んでみました。結論としてやっぱり無理!!何でこんなものを疑問なく読んでたんだろうと、自分の感性を疑ってしまいました。

恐らく年齢の積み重ね、時代の変化による価値観の変容などの問題かと思いますが、令和の今読むと「バブリー臭」凄すぎ&石田純一並みの「不倫は文化」的描写に寒イボ。20代の経験浅い頃は、こんな大人の世界もあるのかもしれないと流せましたが、40代になって読むと「ねーよ」の一言です。村上的主人公の、ねちねちと女に色々なこじつけをするだけの自己憐憫にもうんざりでした。女はアンタのマスター○ーションの道具じゃないんだよ。

何でこんなものを抵抗なく読めていたのか不思議です。疑問すぎて最近の作品レビューも見てみましたが、ジェンダー観含めて価値観が大きく変わっている現代で、作家自身がアップデートできていないことがよく分かり、時代に取り残されるとはこういうことかと思いました。
経済的にも精神的にも苦しい人が多い時代、この人の描く「孤独」は薄っぺらすぎて何の深みも感じられません。仮に真の孤独や苦しみを描きたいのだとしても、こんな主人公と自己陶酔的ストーリーを選ぶ時点で表現方法がそぐわないと思いました。
あまりにショックだったので、初期作品も読み返して見ようと思いますが、同様の感想になりそうな気がしています。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.88
(1pt)

村上作品が読めなくなった

20代の時に村上春樹さんの作品が好きになり色々読んでました。30代で本を読む暇がなくなり、40代になってからふと1Q84を読み返してみたら全然受け付けない…
驚いて昔よく読んだこの作品を引っ張りだして読んでみました。結論としてやっぱり無理!!何でこんなものを疑問なく読んでたんだろうと、自分の感性を疑ってしまいました。

恐らく年齢の積み重ね、時代の変化による価値観の変容などの問題かと思いますが、令和の今読むと「バブリー臭」凄すぎ&石田純一並みの「不倫は文化」的描写に寒イボ。20代の経験浅い頃は、こんな大人の世界もあるのかもしれないと流せましたが、40代になって読むと「ねーよ」の一言です。村上的主人公の、ねちねちと女に色々なこじつけをするだけの自己憐憫にもうんざりでした。女はアンタのマスター○ーションの道具じゃないんだよ。

何でこんなものを抵抗なく読めていたのか不思議です。疑問すぎて最近の作品レビューも見てみましたが、ジェンダー観含めて価値観が大きく変わっている現代で、作家自身がアップデートできていないことがよく分かり、時代に取り残されるとはこういうことかと思いました。
経済的にも精神的にも苦しい人が多い時代、この人の描く「孤独」は薄っぺらすぎて何の深みも感じられません。仮に真の孤独や苦しみを描きたいのだとしても、こんな主人公と自己陶酔的ストーリーを選ぶ時点で表現方法がそぐわないと思いました。
あまりにショックだったので、初期作品も読み返して見ようと思いますが、同様の感想になりそうな気がしています。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.87
(3pt)

ナルシスト男の妄想の果て

文章が上手でグイグイ読まされたが、男のナルシズム小説という感じで、女の私からすれば「こんな女いるかよ」とツッコミどころ満載だった。
イズミは高校生のときに男に傷つけられたからとはいえ、その傷をアラフォーになっても待ってるなど到底ありえない設定。大体の女はそんな男のことはゴミ箱に捨て、いい男と結婚してるのでは。
島本さんも12歳のときの初恋の男を思い続けるというだけでもないのに、初めて結ばれるときの描写も男目線のファンタジーすぎて、なんだかなぁ。
大人になってからの島本さんもイズミもハジメくんの妄想で、実在しないんじゃないか?
でも、男心の勉強になったので、読んだ甲斐はありました。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.86
(3pt)

ナルシスト男の妄想の果て

文章が上手でグイグイ読まされたが、男のナルシズム小説という感じで、女の私からすれば「こんな女いるかよ」とツッコミどころ満載だった。
イズミは高校生のときに男に傷つけられたからとはいえ、その傷をアラフォーになっても待ってるなど到底ありえない設定。大体の女はそんな男のことはゴミ箱に捨て、いい男と結婚してるのでは。
島本さんも12歳のときの初恋の男を思い続けるというだけでもないのに、初めて結ばれるときの描写も男目線のファンタジーすぎて、なんだかなぁ。
大人になってからの島本さんもイズミもハジメくんの妄想で、実在しないんじゃないか?
でも、男心の勉強になったので、読んだ甲斐はありました。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.85
(3pt)

違和感満載の「我々は」

春樹らしい物語展開。パラレルワールドが意識されている。そこにあった白い封筒が消える。忽然と現れ、去っていく島本さん。夢か幻か。リアルな性描写が空虚な実在感を与える。

お気づきだろうか。この作品では、3度、「我々は」という、文脈からも、作品世界からも異質なメタ言語が使われている。「僕達は」ではない「我々は」だ。作品の外部からの自己言及が、3箇所ある。流れるはずのナラティブを一瞬断ち切るこの違和感は最後まで解消されない。その意味で、この作品は不完全だと思う。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.84
(3pt)

違和感満載の「我々は」

春樹らしい物語展開。パラレルワールドが意識されている。そこにあった白い封筒が消える。忽然と現れ、去っていく島本さん。夢か幻か。リアルな性描写が空虚な実在感を与える。

お気づきだろうか。この作品では、3度、「我々は」という、文脈からも、作品世界からも異質なメタ言語が使われている。「僕達は」ではない「我々は」だ。作品の外部からの自己言及が、3箇所ある。流れるはずのナラティブを一瞬断ち切るこの違和感は最後まで解消されない。その意味で、この作品は不完全だと思う。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.83
(1pt)

ものすごく字が小さい

一般の文庫本のレベルに比べ、驚くほど字が小さくて、目が疲れて読めない。
見たことがないほどなので、ひと言、注意書きがあれば、買わなかった。
手に取って見られない通販では、そういうことが大事だと思う。納得の上で買う人は、いるだろうから。
私は、だまされた気分です。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.82
(1pt)

ものすごく字が小さい

一般の文庫本のレベルに比べ、驚くほど字が小さくて、目が疲れて読めない。
見たことがないほどなので、ひと言、注意書きがあれば、買わなかった。
手に取って見られない通販では、そういうことが大事だと思う。納得の上で買う人は、いるだろうから。
私は、だまされた気分です。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.81
(3pt)

過去に生きる男

いつも別れた恋人に恋焦がれて、今目の前にいる彼女を気づつけてしまう男の物語に感じました。2021年ではいわゆる不倫男として叩かれるような男だと思います。もしくは、家庭では存在感のない父が、心のなかの願望として過去の淡い恋を思い出して、つらい現実を乗り越える物語と考えると2021年の現代ではリアリティがあります。1980年代から時代は変わり男の存在が変化して、いまではこのような恋は世間では認められないような事ですが、当時は淡い恋物語だったのでしょうか?もしくは、自分が年をとったということなのか、、、と考えてしまいました。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.80
(3pt)

過去に生きる男

いつも別れた恋人に恋焦がれて、今目の前にいる彼女を気づつけてしまう男の物語に感じました。2021年ではいわゆる不倫男として叩かれるような男だと思います。もしくは、家庭では存在感のない父が、心のなかの願望として過去の淡い恋を思い出して、つらい現実を乗り越える物語と考えると2021年の現代ではリアリティがあります。1980年代から時代は変わり男の存在が変化して、いまではこのような恋は世間では認められないような事ですが、当時は淡い恋物語だったのでしょうか?もしくは、自分が年をとったということなのか、、、と考えてしまいました。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.79
(1pt)

くだらない

くだらない小説。村上春樹はいいものとくだらないものの落差が大きい。くだらないのはだいたい女を口説きたい下心。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.78
(1pt)

くだらない

くだらない小説。村上春樹はいいものとくだらないものの落差が大きい。くだらないのはだいたい女を口説きたい下心。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.77
(2pt)

もはや30年近く前なのですが

ライトなノルウェーの森なのでしょう。当時だと出版社からのプレッシャーも有ったのでしょうか…
なんかありきたりで面白くない物語でした。
村上春樹氏の本道は冒険小説で、ノルウェーの森が異色だったのかなぁ。ノルウェーの森マニアの間では直子を巡って様々な読み解きが行われているようです。
ノルウェーの森大好きな私は、こちらの小説は姉妹編と聞き何かしらが得られるのかと思いきや。
やはりノルウェーの森は孤高の存在なのだなと。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.76
(2pt)

もはや30年近く前なのですが

ライトなノルウェーの森なのでしょう。当時だと出版社からのプレッシャーも有ったのでしょうか…
なんかありきたりで面白くない物語でした。
村上春樹氏の本道は冒険小説で、ノルウェーの森が異色だったのかなぁ。ノルウェーの森マニアの間では直子を巡って様々な読み解きが行われているようです。
ノルウェーの森大好きな私は、こちらの小説は姉妹編と聞き何かしらが得られるのかと思いきや。
やはりノルウェーの森は孤高の存在なのだなと。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.75
(3pt)

この作品で何が言いたかったの?

読みやすくスラスラ読了。エンターテイメントとしては面白くたのしめた。
でも深みがなく、主題は何だったのか、何が言いたかったのか、がもひとつわからなかった。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.74
(3pt)

この作品で何が言いたかったの?

読みやすくスラスラ読了。エンターテイメントとしては面白くたのしめた。
でも深みがなく、主題は何だったのか、何が言いたかったのか、がもひとつわからなかった。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.73
(3pt)

結構普通の恋愛ストーリー

40手前の男性が初恋の女性と出会って今の家庭を捨てその女性と堕ちようとするがうまくいかなかった話。超現実的なことは起こらず、どこかありそうな話。
ただ主人公は超村上春樹的:人生に対してやる気はなく、すべてに諦めており、ただなぜかアッパーミドルな生活(青山に住みBMWに乗る)を送れてしまい、女性との性関係は不足していない
中学・高校時代に本当に惹かれる人がいたならもっと感情移入できたのかもしれない。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.72
(3pt)

結構普通の恋愛ストーリー

40手前の男性が初恋の女性と出会って今の家庭を捨てその女性と堕ちようとするがうまくいかなかった話。超現実的なことは起こらず、どこかありそうな話。
ただ主人公は超村上春樹的:人生に対してやる気はなく、すべてに諦めており、ただなぜかアッパーミドルな生活(青山に住みBMWに乗る)を送れてしまい、女性との性関係は不足していない
中学・高校時代に本当に惹かれる人がいたならもっと感情移入できたのかもしれない。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817