国境の南、太陽の西

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評判

国境の南、太陽の西の評価:

4.22/5点 レビュー 233件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 41〜60 3/5ページ
No.51
(1pt)

官能小説じゃないですか?

村上春樹 ベストセラーが多いので初めて読んでみました。
サスペンス的なそして同じ言葉が繰り返されて、何を強く
伝えたいのかわかりますが、・・・イヤラシくなるともう、
唖然とするような朝の通勤では気分悪く
なるエッチさです。
だからがっかり。もう村上さんは遠慮します。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.50
(1pt)

官能小説じゃないですか?

村上春樹 ベストセラーが多いので初めて読んでみました。
サスペンス的なそして同じ言葉が繰り返されて、何を強く
伝えたいのかわかりますが、・・・イヤラシくなるともう、
唖然とするような朝の通勤では気分悪く
なるエッチさです。
だからがっかり。もう村上さんは遠慮します。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.49
(1pt)

この作品から駄目になった

せっかく「ダンス」まで質を上げ続けたのに、ここでガクッと駄作を出してくるとは。
編集者が駄目出ししなかったのは、怠慢だと思う。
こんなの書き直しでしょう。
作家の旬の時期は短いなあ。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.48
(1pt)

この作品から駄目になった

せっかく「ダンス」まで質を上げ続けたのに、ここでガクッと駄作を出してくるとは。
編集者が駄目出ししなかったのは、怠慢だと思う。
こんなの書き直しでしょう。
作家の旬の時期は短いなあ。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.47
(1pt)

好みの問題?

友人に勧められて読みましたが、あり得ないほどつまらなかった。やはり村上作品は私の好みじゃない…以前ノルウェーの森を読んで正直全く良いと思えなかったのでそれ以来村上作品は読んでなかったけど、今後もたぶん読まないと思う。どこかで読んだような感じと、全体的にカッコつけてる感じが私はダメでした。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.46
(1pt)

好みの問題?

友人に勧められて読みましたが、あり得ないほどつまらなかった。やはり村上作品は私の好みじゃない…以前ノルウェーの森を読んで正直全く良いと思えなかったのでそれ以来村上作品は読んでなかったけど、今後もたぶん読まないと思う。どこかで読んだような感じと、全体的にカッコつけてる感じが私はダメでした。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.45
(2pt)

私はイマイチのれない・・・

新作のレビューで、新作はこの作品に似ているというものが多かったのでトライしてみましたが、
なぜか読み進めたいとは思えず、第一章で断念。
春樹作品では初めてのことでした。

たいてい面白く読めるのだけれど、これはどうにも共感できない。
私も一人っ子ですが、同じような感覚はもっていない。なぜだろう?
世代の違いなのだろうか。でもおそらく、この主人公とさして変わらない世代のはずなのだけれど。。

もしかしたら、すっかり私が歳をとってしまったのかもしれない。
虚無を抱いていた時代に読んでいたら共感できたのかもしれない。

二十代前半までに読んでおけば良かったのかな・・・。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.44
(2pt)

私はイマイチのれない・・・

新作のレビューで、新作はこの作品に似ているというものが多かったのでトライしてみましたが、
なぜか読み進めたいとは思えず、第一章で断念。
春樹作品では初めてのことでした。

たいてい面白く読めるのだけれど、これはどうにも共感できない。
私も一人っ子ですが、同じような感覚はもっていない。なぜだろう?
世代の違いなのだろうか。でもおそらく、この主人公とさして変わらない世代のはずなのだけれど。。

もしかしたら、すっかり私が歳をとってしまったのかもしれない。
虚無を抱いていた時代に読んでいたら共感できたのかもしれない。

二十代前半までに読んでおけば良かったのかな・・・。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.43
(2pt)

安酒の酔いに似ている

先日領土問題に絡んで村上春樹さんが使用された表現ですが、この言葉を目にしたとき、本当に胸がスッキリしました! 安酒の酔いに似ている!安酒の酔いに似ている! 村上春樹の諸作品を形容する上で、これ以上の表現があるのでしょうか!? いやぁ、長い間村上春樹をどう評価したものかとモヤモヤしていたのですが、今後はその必要が無さそうです。 えぇ、勿論この物語も、まさしく「安酒の酔いに似て」います。むしろ最もそれが良く出ている作品かもしれません。 参考までに、他の方のレビューも見てみることをお勧めします。高評価を付けている皆さんはずいぶん自分に酔っていらして、とても頭が悪そうだと気付いて頂けるかと思います。 結局、簡単に安酒に呑まれるくらい、知性と品性に欠けている。それが村上作品を読み耽るのに必要な素養なのでしょうね。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.42
(2pt)

安酒の酔いに似ている

先日領土問題に絡んで村上春樹さんが使用された表現ですが、この言葉を目にしたとき、本当に胸がスッキリしました! 安酒の酔いに似ている!安酒の酔いに似ている! 村上春樹の諸作品を形容する上で、これ以上の表現があるのでしょうか!? いやぁ、長い間村上春樹をどう評価したものかとモヤモヤしていたのですが、今後はその必要が無さそうです。 えぇ、勿論この物語も、まさしく「安酒の酔いに似て」います。むしろ最もそれが良く出ている作品かもしれません。 参考までに、他の方のレビューも見てみることをお勧めします。高評価を付けている皆さんはずいぶん自分に酔っていらして、とても頭が悪そうだと気付いて頂けるかと思います。 結局、簡単に安酒に呑まれるくらい、知性と品性に欠けている。それが村上作品を読み耽るのに必要な素養なのでしょうね。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.41
(2pt)

これは違う・・と思いました。

発刊されてしばらくしてから読んだと思うので
今からもう15年近く前だと思います。この本を読んで
これ以降の村上さんの本を読むのをやめてしまったので
そういう意味で思い出深い本です。

素晴らしい、と言うレビューがたくさんあるので
もう1度読み返した方がいいのかもしれませんが
その時の印象があまりにも作り物と言うか、上滑りと言うか
心がこもっていないというか・・・
その数年前の作品との重さの違いにちょっと驚いたくらいです。
単行本を買いましたが、たぶんすぐに人にあげたか
処分してしまったと思います。

思えば「TVピープル」の辺りから自分には合わなかったので
これが決定的だったのかなと思います。

今でも80年代のエッセイは大好きでよく読みますし
その頃の短編、長編は全部好きです。「はいほー」の中の
can you speak English? という題のエッセイは
まったくその通り、と何度読んでも頷いてしまいます。

村上さんの本を読まなくなって久しいので
レビューを書いてもいいものか?と思いましたが
最近ちょっとこの本について話題が出たので
思い出した次第です。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.40
(2pt)

これは違う・・と思いました。

発刊されてしばらくしてから読んだと思うので
今からもう15年近く前だと思います。この本を読んで
これ以降の村上さんの本を読むのをやめてしまったので
そういう意味で思い出深い本です。

素晴らしい、と言うレビューがたくさんあるので
もう1度読み返した方がいいのかもしれませんが
その時の印象があまりにも作り物と言うか、上滑りと言うか
心がこもっていないというか・・・
その数年前の作品との重さの違いにちょっと驚いたくらいです。
単行本を買いましたが、たぶんすぐに人にあげたか
処分してしまったと思います。

思えば「TVピープル」の辺りから自分には合わなかったので
これが決定的だったのかなと思います。

今でも80年代のエッセイは大好きでよく読みますし
その頃の短編、長編は全部好きです。「はいほー」の中の
can you speak English? という題のエッセイは
まったくその通り、と何度読んでも頷いてしまいます。

村上さんの本を読まなくなって久しいので
レビューを書いてもいいものか?と思いましたが
最近ちょっとこの本について話題が出たので
思い出した次第です。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.39
(3pt)

典型的な村上春樹作品。

名誉だけでなく、経済的にも成功をおさめた日本では稀有の純文学作家・村上春樹の中編小説。

相変わらずおしゃれなイメージは完全。それでいて、いろんなことを思わせられ、考えさせられる。
例えるなら、とても綺麗で甘く飲みやすい、それでいてアルコール度数だけが高いカクテルのような小説。

味は覚えていないのに、酔った感覚だけははっきりと残ってる。
僕の中ではそんな感じで、物語は思い出せないのに面白かった印象だけが残ってます。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.38
(3pt)

典型的な村上春樹作品。

名誉だけでなく、経済的にも成功をおさめた日本では稀有の純文学作家・村上春樹の中編小説。

相変わらずおしゃれなイメージは完全。それでいて、いろんなことを思わせられ、考えさせられる。
例えるなら、とても綺麗で甘く飲みやすい、それでいてアルコール度数だけが高いカクテルのような小説。

味は覚えていないのに、酔った感覚だけははっきりと残ってる。
僕の中ではそんな感じで、物語は思い出せないのに面白かった印象だけが残ってます。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.37
(3pt)

通俗性は高いが芸術性は高くない

最近の村上春樹作品の摩訶不思議な世界観に慣れてしまった人の目にとって、この作品はかなり異色に映るだろう。春樹の他の小説の主人公に比べると、本作品の主人公は遥かに「まとも」である。結婚して子供もいるし、サラリーマン経験もあるし、仕事をして十分な収入を得ている。当たり前のことのように聞こえるかもしれないが、春樹の作品の中では極めて異例な主人公だと言っていい。物語の展開も分かりやすく、2000年以降の春樹作品に見られるような抽象的な難解さはほとんど感じられない。余りにも分かりやすい、悪く言えばベタなストーリーであり、下手すれば安っぽい恋愛小説になっていただろう。これを回避したのが、春樹作品の通奏低音である自我の危機というモチーフであり、これによって本書は通俗小説とは一線を画している。主人公が「まとも」で、物語もベタな分、感情移入できるという人も多いだろうが、感情移入の可否と芸術性の高低とは無関係であろう。読み物として本書を読むのであればそれでいいのかもしれないが、通俗小説を凌駕した作品を読もうと思った人にとってはやや物足りない本であろう。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.36
(3pt)

通俗性は高いが芸術性は高くない

最近の村上春樹作品の摩訶不思議な世界観に慣れてしまった人の目にとって、この作品はかなり異色に映るだろう。春樹の他の小説の主人公に比べると、本作品の主人公は遥かに「まとも」である。結婚して子供もいるし、サラリーマン経験もあるし、仕事をして十分な収入を得ている。当たり前のことのように聞こえるかもしれないが、春樹の作品の中では極めて異例な主人公だと言っていい。物語の展開も分かりやすく、2000年以降の春樹作品に見られるような抽象的な難解さはほとんど感じられない。余りにも分かりやすい、悪く言えばベタなストーリーであり、下手すれば安っぽい恋愛小説になっていただろう。これを回避したのが、春樹作品の通奏低音である自我の危機というモチーフであり、これによって本書は通俗小説とは一線を画している。主人公が「まとも」で、物語もベタな分、感情移入できるという人も多いだろうが、感情移入の可否と芸術性の高低とは無関係であろう。読み物として本書を読むのであればそれでいいのかもしれないが、通俗小説を凌駕した作品を読もうと思った人にとってはやや物足りない本であろう。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.35
(3pt)

奇妙な深みを持った迷路みたいな小説

この一人称小説、主要な登場人物は数人で、かつ図式化しやすい。言い換えれば、それぞれのキャラの役割分担が、
ハッキリしている。

「僕」・・・1951年生まれ。妻の父親の助けを得て、都内で二軒のバーを経営する。
島本さん・・・「僕」が小学校5年生の時に転校してきた同級生。結婚後に再会し、不倫関係に陥る。
有紀子・・・「僕」より5歳年下の「僕」の妻。
大原イズミ・・・「僕」の高校生時代の恋人。「僕」がイズミの従姉と関係をもった事が原因で破局する。

ストーリーの流れには淀みが無く、一気に読み進めることもできる。
表面上は不倫・不貞がテーマの小説と言ってもいい。「僕」と女性たちとの遣り取りの中身も、前面に倫理的な
問題が出てくる。実際、最終的には、命のやり取りみたいなところにまでストーリーが突き進んでいく。

奇妙に思えるのは、「島本さん」「大原イズミ」の描かれかたで、不倫話という、
非常に人間的なテーマを持ってきているのにもかかわらず、生身の人としての存在感が欠如している。
結構濃厚な性愛の場面も出てきたりする反面、全体的に見てみると、「幽霊」みたいな描かれかたがされている。
このギャップに混乱させられると同時に、単なる不倫話にとどまらない、より深い意図が、この小説には込められている
のではないか、という疑念が生まれてくるのだ。

ここで、本作品にたいしても評価が分かれてくる面がある。「僕」と女性たちとの関係を読んで、人生の一回性や、
誰もが持っている喪失感について思いを馳せ、妻との関係を回復させる「僕」に共感することが出来るのであれば
何の問題もない。

ただ、作品から作者の顔が見えてきて、考え込んでしまうと、「僕」と女性たちとの関係も、どこか仕掛け的な、
作り話めいたものに思えてきてしまい、この作品に対する評価も微妙なものとなるのである。

実際、この小説は、作者が意図的に、仕掛け的なネタを作っている部分が少なくないように思えてならない。
たとえば、最後のシーン。
「僕」が疲れ果ててテーブルに突っ伏しているところで、「僕」の肩に、誰かがそっと手を置くのだが、
その、手を置いた人物が誰なのかが明示されていない。普通に読めば「僕」の妻なのだろうということになるのだが、
別の読みも出来るような通路も開いているのだ。

そういった意味で、これは、それほど単純な不倫小説ではないように思う。
奇妙な深みを持った、迷路みたいな小説だ。




国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.34
(3pt)

奇妙な深みを持った迷路みたいな小説

この一人称小説、主要な登場人物は数人で、かつ図式化しやすい。言い換えれば、それぞれのキャラの役割分担が、
ハッキリしている。

「僕」・・・1951年生まれ。妻の父親の助けを得て、都内で二軒のバーを経営する。
島本さん・・・「僕」が小学校5年生の時に転校してきた同級生。結婚後に再会し、不倫関係に陥る。
有紀子・・・「僕」より5歳年下の「僕」の妻。
大原イズミ・・・「僕」の高校生時代の恋人。「僕」がイズミの従姉と関係をもった事が原因で破局する。

ストーリーの流れには淀みが無く、一気に読み進めることもできる。
表面上は不倫・不貞がテーマの小説と言ってもいい。「僕」と女性たちとの遣り取りの中身も、前面に倫理的な
問題が出てくる。実際、最終的には、命のやり取りみたいなところにまでストーリーが突き進んでいく。

奇妙に思えるのは、「島本さん」「大原イズミ」の描かれかたで、不倫話という、
非常に人間的なテーマを持ってきているのにもかかわらず、生身の人としての存在感が欠如している。
結構濃厚な性愛の場面も出てきたりする反面、全体的に見てみると、「幽霊」みたいな描かれかたがされている。
このギャップに混乱させられると同時に、単なる不倫話にとどまらない、より深い意図が、この小説には込められている
のではないか、という疑念が生まれてくるのだ。

ここで、本作品にたいしても評価が分かれてくる面がある。「僕」と女性たちとの関係を読んで、人生の一回性や、
誰もが持っている喪失感について思いを馳せ、妻との関係を回復させる「僕」に共感することが出来るのであれば
何の問題もない。

ただ、作品から作者の顔が見えてきて、考え込んでしまうと、「僕」と女性たちとの関係も、どこか仕掛け的な、
作り話めいたものに思えてきてしまい、この作品に対する評価も微妙なものとなるのである。

実際、この小説は、作者が意図的に、仕掛け的なネタを作っている部分が少なくないように思えてならない。
たとえば、最後のシーン。
「僕」が疲れ果ててテーブルに突っ伏しているところで、「僕」の肩に、誰かがそっと手を置くのだが、
その、手を置いた人物が誰なのかが明示されていない。普通に読めば「僕」の妻なのだろうということになるのだが、
別の読みも出来るような通路も開いているのだ。

そういった意味で、これは、それほど単純な不倫小説ではないように思う。
奇妙な深みを持った、迷路みたいな小説だ。




国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869
No.33
(3pt)

喪失と、脱皮と

表層的に読めば、かなり青臭い印象の話であって、受け容れ難い読者も少なくないのではないかと思う。
それでも自意識をとことん掘り下げているので、物語の根底には何らかの癒し、救いに繋がる要素が潜んでいるとも言える。
話が現実離れしないため、著者の作品にしては比較的読みやすく、その分、特異性という点ではやや弱い。
断ち切れない過去の面影や、それとは無関係に流れる時間、不可避な現実といったことがテーマに盛り込まれている。
無意識的な展開と夢から覚めたような結末は、読者にとって必ずしも納得のいくものとは限らない。
自意識に拘泥している感のある人、ネガティブな精神状態にある人には一読の価値あり(ただし、すっきりした解決を求める人には不向き)。
国境の南、太陽の西 Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西より
4062060817
No.32
(3pt)

喪失と、脱皮と

表層的に読めば、かなり青臭い印象の話であって、受け容れ難い読者も少なくないのではないかと思う。
それでも自意識をとことん掘り下げているので、物語の根底には何らかの癒し、救いに繋がる要素が潜んでいるとも言える。
話が現実離れしないため、著者の作品にしては比較的読みやすく、その分、特異性という点ではやや弱い。
断ち切れない過去の面影や、それとは無関係に流れる時間、不可避な現実といったことがテーマに盛り込まれている。
無意識的な展開と夢から覚めたような結末は、読者にとって必ずしも納得のいくものとは限らない。
自意識に拘泥している感のある人、ネガティブな精神状態にある人には一読の価値あり(ただし、すっきりした解決を求める人には不向き)。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国境の南、太陽の西 (講談社文庫)より
4062630869