■スポンサードリンク


笑殺魔(ハーフリース保育園)推理日誌



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)

笑殺魔(ハーフリース保育園)推理日誌の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(1pt)

トリックが成立していない。

ハンカチにクロロホルムを浸ませて気絶させることが、トリックのキーになっているが、不可能。
 クロロホルムを嗅がせて失神させるには、だいたい五時間から八時間ぐらい嗅がせ続ける必要があり、しかも個人差が大きくて、九割の人間は気分が悪くなるだけで気絶しない。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543
No.5:
(3pt)

黒田氏の誘拐ものミステリー

メフィスト賞作家の黒田氏の初のシリーズものの一作目だが、これと次の2作目しか出ていない。
保育園を舞台にしているが、ほのぼの系ではなく、ライトタッチながら事件は結構暗めでハードといういつものクロケン節だ。
保育園を舞台にしている意義があまり感じられず、次は更に陰惨になるなどシリーズとして迷走したまま終わった印象があるこのシリーズだ。
本作は誘拐ものだが、警察が介入してこないため、やや地味である。
クロケンらしい凝った設定とトリックではあるが、あまりそれがストーリーと有機的に結びついていない感があり、まあ面白さは標準的なレベルで留まっているという印象である。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543
No.4:
(3pt)

危険な保育園

 「ハーフリース保育園推理日誌」シリーズの第1弾。続編に『白昼蟲』(2004年)がある。
 保育園を舞台としたミステリ。ちょっと珍しい趣向といえるだろう。ただ、ほのぼのテイストというよりは、黒田氏らしい味付けが濃いので、コージー、コミカル、プリティといった要素をお求めの読者は、手を出さない方が賢明かも知れない。
 ミステリとしては、なかなかの出来と思う。誘拐事件に殺人、さらにプラスαが加わって、けっこう複雑でトリッキーな作品となっている。ちょっとバランスが悪いので、ラストはちょっと納得いかないが、意外性もあり、するすると謎が解ける爽快感もあり、面白い作品と言えるのではないか。
 登場人物も一癖ある者たちばかり。園長、保母さんたち、園児、保護者、出入りの業者などが入り乱れて、「保育園の裏側」がのぞき込める。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543
No.3:
(3pt)

地味な伏線回収系ミステリ。

地味でありがちなミステリ、といった印象。デビュー作みたいな大掛かりなトリックがあるのかと思い、期待して読んでいたのだが、今回はそういうんじゃないのね。地味に解決に繋がる伏線がたくさん詰め込まれており、解決編で一つずつ丁寧に伏線が回収されていった。おお!という驚きはなかったね。こういう系のミステリはわたしはあんまり好きじゃないかも。やっぱり唸るようなトリックで魅せて欲しいよ。あと、全体的に展開がベタだよね。起承転結すぎるというか、無理やり感動させようとしているかのような印象を受けた。ある意味、ハリウッド映画的な。入り込んで読めなかったんだよね。あと、アクションシーン?の描写がいまいちかなと。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543
No.2:
(5pt)

先が気になる

私自身あまり小説を読まない人間なので参考になるかは分かりませんが、そんな私が読んでもかなり楽しく読ませていただきました!
最初は保育園が舞台と言うことで、何気に文字を追っていたのですが、
この小説の本題の部分に入っていくにつれて、先が気になってしょうがなくなってしまいます。
私は小説を読みながらその風景を想像するのですが、その想像が具体的に想像できる部分に驚きました。
ミステリーとしてはあまりらしくないかも知れませんが、と言うか、私が本格のミステリーを読んだことがないからかもしれませんが、楽しく読む部分では、すごく良い1冊だと感じました。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543
No.1:
(4pt)

大技ではないけれど

保育園が舞台。笑えなくなったヒロイン。そんなわけで、黒田節ともいうべき大技は炸裂しない。そのかわり、「ちゃんと考えたら分かる」という、日常的なレベルでの推理力が試される。それは心地よいものだ。黒田研二という作家は、推理小説にも必ずドラマ性を取り入れているように思う。シリーズモノであるこの作品では、ようやくその効果が現れている、と感じた。人間関係の行方が気になってしょうがない。
笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:笑殺魔―ハーフリース保育園推理日誌 (講談社ノベルス)より
4061822543

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!