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逝年: call boy2
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逝年: call boy2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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ありそうであり得ない、有り得なさそうであり得るストーリーで、女性向きのストーリーだった。こんな風に女性を大切にできる男は滅多にいないだろう。登場する女性陣もみな魅力的だ。特別な人しか出てこない設定になっているからだろう。 | ||||
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”異常”を”普通”に描いて、ヒトの心を解こうとした作品だと思いました。 そして、その先に”死”がある。 当然、”死”は重いと思います。 しかし、文学作品の中の”死”は、 ありふれた話だという面があると思います。 特別な感情は、もてませんでした。 普通の話のような読後感でした。 | ||||
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社会的から見ると多数派が普通になり、少数派が普通じゃなくなる。ただ分母に対する分子が少ないという理由で異形の者として扱われることがある。アユムがいい例だ。性同一性障害として周りの者と違う自分がいても表に出すことが出来ず、表に出しても否定される。まるであってはならない事象のように、本人の存在否定される。他と違うことが否定するのであれば出したくなくなるのは常だし、自分の中で感情を封じ込めるしかない。だけど、誰か自分の周りの一握りの人が理解するという救いはあってもいい気がする。今回の一番理解されたいはずの親に一番の否定を受けているアユムには本当に胸が締め付けられる。一番近くで鋭い刃で切り刻まれるというのはどんな思いなのだろうか。でも、和解という言葉では表現できないが、お互いが自分の変えられない思考を持ちつつも腹落ちさせたような終わり方ができてよかったなと思った。 | ||||
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娼年の続きですが こちらの方が面白かった あっと言う間に 読めてしまったし 続きが気になります | ||||
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ネタバレ要素有り 娼年を読みまして、逝年を早く読みたくなり注文しました。 90分ほどで読み終わりました。 アズマとリョウの絡むシーンが印象的で、他は内容が薄いというのか、記憶に残らない。 時に考えさせられるような文面もいくつか出てくる。 | ||||
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『娼年』の一年後が舞台の続編で、男子大学生のコールボーイの物語。 主人公が属するクラブが閉鎖に追い込まれ、仲間たちと再起をかけるところから始まる。性を売り物にしていなければ、スタートアップ企業もののようだね。 著者のラブラブシーンは前作で堪能(?)してしまったせいか、本作品ではいささか食傷気味。読んでいて何やら上滑りしてしまう。下世話な話しを美しく魅せようとする感が、鼻に付についてきたのかもしれないな。 新キャラとして、性同一障害の娼夫(婦?)が登場し、ジェンダー感に切り込んでいるが、親御さんに理解を求めるシーンは流石に違和感ありあり。 何のためのにコールボーイ?が、薄れてきたような。 | ||||
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気がつくと話にのめり込んでいました。 ただ決定的な違いは、前作では興味津々だったのが 今作ではよくよく考えさせられました。 でも決定的な解答は見つからず、自分なりの進み方で 出口を見つけるだけしか出来ませんでした。 それでも不思議と不完全燃焼にはならず スッキリと読み終えることができました。 | ||||
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特に感動はなかった。性同一性障害の人の葛藤を描きたかたったのだろうなと思う。 | ||||
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映像化があって、知らなかったので、ぜひ、原作を読もうと集めてみました。 | ||||
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読みやすく一気に読んでしまいました。 人間の深さに関心を持たれたら、きっと理解される方の多いであろう理想な男女の姿だと思います。 | ||||
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読み終わり、正しさってなんだろーと。思わず考え込む。 子育て中なので色々と考えさせられちゃう作品でした。 | ||||
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あまり期待せず購入して読んだのですがなかなか良かったです。 娼年の続編なのでまずは娼年を読んでからこの本を読んだほうがいいですね。 | ||||
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最期が迫っている。 そうした時に、私はどうするかどうしたいか。相手は何を思うか何をするべきなのか。 向き合い方はそれぞれだと思いますが、彼はいつも優しい。 前作の自己への回答と、過去への回答。 今作の相手への回答と、自己への折り合い。 どうして、と思う前にやることあるよな、って気持ちになりました。 | ||||
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とても面白い作品であった。娼年を読まずにこの本から読んでしまったのが、少々残念であるが、十分楽しめた。どろどろしそうな事件、人間関係をキレイに描写する点が評価できる。 | ||||
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学校の先輩なので、応援?していたのですが。 この人はもう、、、、、なのか、 それとも、今スランプなのかな? | ||||
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娼夫として働く大学生を描いた物語。娼年の続編。 個人的にはこっちの方が面白かった!前作に比べてどろどろした表現が減って、心理表現の多い作品になってた。 IWGP書いた人とは思えない書き味の違いには脱帽でした! | ||||
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10年前「娼年」を読んで面白かったので、今回本作を買い「娼年」から読み直してみた。 個人的には「娼年」の雰囲気のほうが好きだが、良い作品だったという印象。 死という重いテーマであるにも関わらず、仲間でわいわいしてるせいか前作に比べて緊張感に欠ける気がした。失礼だけどこの主人公は孤独のほうが似合う。 あと、大人が物わかりよすぎるというか、敵ポジションだったキャラ(メグミ・アユムの父親)があっさり和解するというのも少し拍子抜け感が。 気になった点ばかり書いてしまったけれど、女性と交わる描写は前作と同様に素敵だったし、クライマックスに向けての展開も良かった。 単なるお金稼ぎじゃなく生きがいとなる…わたしもそんな仕事に出会えるかなぁ。 | ||||
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前回の続編です。娼年を読んだあとで読むことをオススメします。 | ||||
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小説娼年 (集英社文庫)の続編です。まずはこちらを読んでから取り掛かることをお勧めします。私は普段海外のSFやミステリーを読むことが多いのですが、最近日本の作品に回帰しています。海外エンターテイメントは近年に登場人物がたくさんおり、人物一覧に戻りながら読むことが少なくありません。また、話を大きくしてボリュームが大きくなる傾向にあります。しかしながら作品のボリュームに見合う内容の作品はそれほど多くありません。そのこってり感から逃げるようにして手を取ったのが石井衣良作品でした。 本作は登場人物が絞り込まれており描写もシンプルです。しかしながら、これだけディテールをそぎ取っても不足感を感じないのは不思議でした。そういえば古典といわれる日本文学もこんな感じだったことを思い出します。日本の小説は、もともと登場人物が少なく、シンプルなプロットで完結にテーマを掘り下げる作品が多くあります。本作も性的マイノリティ、女性のセクシャリティ、エイズ、人の死に際など盛りだくさんにもかかわらず、とてもすっきり収まっています。 特に病気により体が徐々に衰弱していき、登場人物が死に至る過程や心情の変化について、とても丁寧に描写されています。死への過程について、読者には想像しづらいテーマと思います。これを作者はある意味非常にドライに、同時に繊細に描いている点が印象に残ります。死に際は人それぞれなのでしょうが、本作で描かれるそれは硬質であるが故にむしろリアリティを感じます。セックスという生の営みがテーマでありながら、その対極にある死についてフォーカスして読んでみると意外と深みがあることに気が付く作品であると思います。 | ||||
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なんで評価が低いのか気になるが、私はよかったと思う。生と死を真正面からとらえて、死にゆくものへの 切ない情愛を見事に描き切った石田さんの力量には感心する。 文章がきれいで性愛小説のいやらしさがなかった。 | ||||
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