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1ポンドの悲しみ
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1ポンドの悲しみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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良かったです | ||||
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初めてアマゾンでレビューを書きます。 人って心が置き去りになると色んな不調をきたす。 好きな香りの花を飾り、この本を読みました。 石田さんは心にジョイントコークをさしてくれる。 色んな分析をされた中で、適切な色で、多すぎず少な過ぎず。 生花の香りと、無機質なキンドルからの文字。 けれど石田さんの文は生花並みに心を埋める力がある。 ありがとうございました。 | ||||
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短編がお上手な作家さんなので、細切れの時間があるときにさっと読めてさっと感動! | ||||
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30代の恋… 自分自身は、通り過ぎてしまった年代… 懐かしいです… そんな事って、あるよなぁ… とか思いながら読みました… 恋…切ない… ありがとうございます。 楽しみました。 | ||||
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普通恋愛小説にありがちな展開はなく、もう、本当に、日常の1コマを切り取ったお話がたくさん。 日常=ドラマチックという雰囲気です。 どれもそれぞれ素敵なのですが、お気に入りのものをいくつかピックアップして感想を書かせていただきます。 ・ふたりの名前 よく思いついたなぁと思わせるお話です。 同棲していても、もし別れる時に所有物で争いたくない、そのために 家財はもちろん、買ってきた食料品までイニシャルを入れる2人。 石田さんはもしかしたら今の若いカップルの早期結婚率、離婚率の高さに 少し言及しようと思われたのかな? 別れが前提の同棲とも言える冷たい関係のように見えて、落ち着いた大人2人の どこか冷めた恋愛が、あるきっかけで絆を確かめ合うことになる、希望の物語でした。 ・誰かのウェディング この小説の中で一番お気に入りです。 同僚の結婚式に出席した男性が、結婚式場で忙しく働く女性の 真剣さ、ストイックさに惹かれてつい声をかけてしまう。 恋愛のことも考えられないほど忙しい、真面目に生きていた女性が 自分を見つけてくれる誰かに出会えた、小さくて大きな奇跡のお話です。 ・声を探しに 2番目くらいにお気に入りです。 今の女性は運命を重視しすぎる傾向になりますが、 例えば全然意識していなかった身近な存在が、実は ダイヤモンドだったのかも知れませんよ、と教えているようなお話です。 ・秋の終わりの二週間 年の離れたカップルの結婚記念日を祝うお話です。 主人公の女性の友達が離婚する描写があるんですが、 離婚届の保証人としてサインをする時の旦那のセリフは 本当に秀逸ですね。 ところで、この小説には漫画もあるのですが、残念ながら絵が少し好みではなかったです。 ちょっとロリ系というか・・ 例えるなら、オキモトシュウさんのような もう少し大人の絵を描かれる方ならよかったですね。 「娼年」「逝年」を描かれた方でも雰囲気に合っていたかな。 | ||||
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石田さん恋愛短編集第二弾です。 さらっと読めていいですね。 寝る前のちょっとした時間、通勤時間、休憩時間に一話は読めてしまいます。 特に好きなのは「ふたりの名前」と「秋の終わりの二週間」 私は恋愛もののハッピーエンドが嫌いなのですが、この二つは読んでいてほっこりしました。 石田さんの本の特徴として、あとがきと解説が面白い。 だから単行本より文庫で読むのが好きです。 「衣良さま」に私のおもしろい恋の話、聞いて欲しいなぁ。 | ||||
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全部で10の短編から構成されています。平日の朝起きて仕事へ行って帰って来て夕食を食べて寝るという、規則的(悪く言えば単調)な生活の中で、毎晩寝る前に1話ずつ読んでいると、明日も頑張れそうな気になりました。つい2話読みたくなりますが、その後の楽しみが減ってしまうので、我慢しました(笑)ただ、幸せな恋愛をしている最中の人には物足りないかもしれません。この本の中には10人の、一つとして同じ物はない物語があります。自分には将来どんな物語が出来るんだろうか。そんな事を思いながら読んでいました。個人的には「デートは本屋で」がお気に入りです。「大学生のカップルがひとつのソファな互い違いに寝そべって、別々に本を読む。」この一文に惹かれました。 | ||||
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石田衣良氏の2冊目の恋愛短編集。 あとがきにあるように作者自身の体験だけではまかないきれず、女性と相席するたびに「あなたの恋のなかでこれはおもしろいということはありませんでしたか」と、その人の恋愛を取材していたそうです。 (イイ男がやると口説いてるみたいですが。) その甲斐あってか、自然で、大人な恋の物語が出来てきました。 表題の「1ポンドの悲しみ」の他、「ふたりの名前」、「誰かのウェディング」、「十一月のつぼみ」、「スローガール」、「スターティング・オーバー」が面白かったです。 30代男女の恋を著者のお洒落な文章で楽しむことができる作品です。 | ||||
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短編が10個に別れており、軽い気持ちで読む事が出来る 身近にあるちょっとしたことの転機、気づきにより 幸せを得るとこが出来るんではないか、という内容なのでしょう。 日常の繰り返しで疲れてしまった人や、ちょっとわくわくしたいと 思う人はお勧めします! | ||||
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女性といっても、結婚して子供もいるのに生活に潤いを求めてく女性、念願だった仕事に就けてプロフェッショナルに生きている女性、まだ男性と1度も付き合ったことのなくボーイフレンドがどうしたらできるのかと悩む女性・・・といった具合にいろんな考えを持った女性が登場してきます。 10人の女性全てに共通しているところもあって、新たな恋愛をしたいと心のどこかで思っているが、どこか不器用なところがあること。 不器用であるのは、過去の恋愛経験であったり、仕事や家庭に縛られているからであるのだが、途中でその足かせをはずしてくれるような新たな出会いがあり、どうしようかと迷いながらも恋に落ちていくさまが描かれています。 不器用であるがゆえに小細工などは全く使わず、感情に従って恋していくというもの。 読んでみてとても高級な話に触れられたな、と思いました。それはどこかに闇がありながらも、新たな出会いによって輝いていくさまが綺麗に描かれているからです。 | ||||
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石田氏の作品はこれまでにも数冊読んできたが、 やはり胸が高鳴り、ため息が出る。 様々な、恋のかたち。愛のかたち。 なかでも、表題作の「1ポンドの悲しみ」は、胸がつまる思いがする。 遠距離恋愛の30代カップルの、一月ぶりの再会を描いた作品だが、 石田氏のセックスの描写は、 幸せで、じれったくて、さびしくて、 胸がいっぱいになる。 今日もこの街ですごす人々の、 ちょっとだけ特別な一日を切り取ったような短編集である。 | ||||
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色んな恋があるのだと。 次は?とすぐに読みたくなります。 読み流してしまう小説が多い中、この短編集には 記憶に残りそうなものが何篇かありました。 「ふたりの名前」がお気に入りです。 なぜか涙があふれてきます。 | ||||
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20,30代のごく普通な恋を描いた短編集で どのお話も読んだあとに心が温かくなります。 「自分も恋愛していいのかな?」そんな風に思わせてくれる作品です。 | ||||
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普通に懸命に生きている人たちの日常の中のステキな恋物語を集めた短編集です。 石田さんご自身がインタビューした女性達のお話をエッセンスにしたお話ということで、とても共感を持って読みました。 いつもの石田さんの優しい語り口の中に、日常に潜むキラリとした『なにか』を見つけ出すことが出来る短編集だと思います。 毎日の生活を重ねていく中でドラマのような事は何も起こらなくても、何だか心がホンワカす る、そして少ーしホロリとする、またしてもステキな1冊でした。 | ||||
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20代30代の恋物語。この本を読んでいると、時代は変わっても恋愛はなくならないし、人は恋をするものだなと思いました。仕事に悩んでいても、爽やかな恋で元気が出たり、救われることもあるのでは・・?元気を与えてくれる本だなと思いました。 | ||||
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石田さんにしては、直球な短編集。 30代前半の男女の、それぞれの形での恋を描いた物語。 急転直下することも、どんでん返しもないし、それぞれ重過ぎない設定になっているから(多少、軽いという感がしなくもないけれど)さらりと読める。 「30代前半」に焦点を当てたのが良かったと思う。 20代のようにショートケーキのような恋愛(?)ではなく、現実を抱えて、暮らしが確立されつつあって、身体の関係や、仕事のこと、バランスを取って描かれている。 佳作だと思うが、接続詞をもう少し省くと、落ち着いた文体になるんじゃないかな。 | ||||
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一話一話が、恋愛の断片である。キャンディーのような楽しみ方をしたい短編集だ。一つ一つ味わいが違い、でも賞味した後の満足感と後引き感が、同質だ。 基本的に恋する二人の話だが、「ふたりの名前」の猫とか、「声をさがしに」とか、第三者の存在があると、余韻が深くなるように思う。ただ、表題作「1ポンドの悲しみ」の、どこまでも二人だけの世界を描ききった一編は、凄いと思う。うーん、フルーツ味のキャンディーに混じったハッカ味ですか…(^^!) | ||||
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「ふたりの名前」1年の同棲の後に、子猫を飼う事になり・・・。「誰かのウエディング」同僚の結婚式で、ウエディングプランナーと知り合って。「十一月のつぼみ」主婦 英恵の働く花屋に毎週やってくる七つ下の男。「声を探しに」経理のけちんぼ魔女と呼ばれる浩子の声が突然出なくなって。「昔のボーイフレンド」タイトル通り昔のボーイフレンドから深夜に電話が。「スローガール」三十三歳独身男が、バーで出会った女性は。「1ポンドの悲しみ」遠距離恋愛の二人が月に一度確かめ合う愛の形。「デートは本屋で」本と男が好きな千晶の会社に精密機器のトラブルで呼び出される男に。「秋の終わりの二週間」16歳年下の妻を持つ広告プロダクション社長の俊隆は。 石田さん流、恋愛短編集。どこか悲しくて、それでいてホッとする短編ばかりです。 | ||||
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10個のショートラブストーリー集 切ない話、羨ましい話、憧れる話など 身近に起こりそうなところが切ない。 1つの話が30、40ページなので、 まとまった時間が取れない人にも読みやすい1冊。 | ||||
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石田衣良氏による短編恋愛小説集。 誰もが迎える年齢。 誰もが経験する恋愛。 よくある日常の1シーン。 決して特別な存在ではない30代の主人公たち。 本作は、そんな彼ら、彼女らの、繊細な心の動きを綺麗にとらえたスナップショット集である。 特別ではない主人公達の一瞬のきらめきが、鮮やかに心に残る。 急がず、一話一話を大切に読みたい短編集。 | ||||
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