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赤・黒 - 池袋ウエストゲートパーク外伝



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赤・黒 - 池袋ウエストゲートパーク外伝の評価: 3.81/5点 レビュー 36件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21~36 2/2ページ
<<12
No.16:
(3pt)

最初はおもしろく、後半が残念

池袋ウェストゲートパーク外伝。
読み始めのストーリーがすごくおもしろい。
ギャンブラーの主人公が狂言強盗に加わりうまくいったはずが、
逆にやくざにはめられて・・
テンポよく、どんどん読み進めることができる。
ただ、残念なのは、中盤から最後の方にかけて
すんなり行き過ぎていること。
ルーレットでそんなに勝ち続けることなんて
本当にできるのか??
ちょっとマンガっぽくなってしまっている。
できればもう少し現実的な設定、もしくはルーレット勝負の中で、
あと1波乱、2波乱ぐらいあった方がおもしろかったと思う。
★3つ
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))Amazon書評・レビュー:赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))より
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No.15:
(3pt)

伝説の張り師アベケン

池袋ウエストゲートパークで描かれることの多い、いわゆる裏社会。
ギャンブルにハマってしまう人間の心理、お金への価値観、本編と違って三人称で書かれた文体からか、どことなくアダルティーな雰囲気を感じながら読んでいました。
しかし、「黒夜」「伝説の張り師アベケン」中盤に差し掛かり、この単語が出てきたとたん、話のリアリティが一気に吹き飛び、気持ちのやり場に困ってしまいました。
前半と後半に温度差がある作品です。
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))Amazon書評・レビュー:赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))より
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No.14:
(4pt)

人生を決する1/2の大勝負。

人生はお金が全てではない。
でも、お金によって人生が大きく左右されることはあるだろう。
それが、この主人公だ。
天国から地獄へ。そして、また天国へ。
お金によってものすごく高低のある人生のエレベータの急上昇・急下降を余儀なくされる。
特に、クライマックスの大勝負は読んでいて心底身震いした。
赤か黒か1/2に今までのそしてこれからの人生の全てを賭け、その結果を待つ数秒間。
読んでいる側も手に汗を握ります。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.13:
(5pt)

ノンストップで読みたくなるアウトロー傑作!

雑誌の連載版の加筆らしいが、
本書は読み始めたら一気に
最後まで読んで欲しい作品です。
パークシリーズを始めて読む人も
楽しめますが、やはりパーク作品
の1・2を読み終えた位で読んだ
方が、脇をかためる主人公も2倍
楽しめるでしょう!
サブタイトルの「外伝」の意味も
途中まで読めばカンの良い読者な
らわすぐわかると思いますが、
後半の盛り上がり部分では、読者
はそれが外伝であることすら忘れ
て、自分が大勝負をしているよう
な錯覚に陥るほど、主人公に感情
移入してしまうことでしょう!
まさに傑作アウトロー作品です。
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))Amazon書評・レビュー:赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))より
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No.12:
(5pt)

サルが大活躍!!

大人気池袋ウエストゲートパークの外伝。
地下カジノの売り上げ金強盗に参加した売れない映像作家が
主人公な感じなんだけど。
ウエストゲートパーク本編では組長の娘に惚れてたサル君が
大活躍。やはり書き方は本編と同じ感じなのでサクサク読めちゃう感じ。伝説のギャンブラーが出てきたりして最後のカジノでのシーンとか
はドキドキします。
ちなみにこの伝説のギャンブラー(おじーちゃんなんだけど)
なんか雰囲気は「波の上の魔術師」の株のおじーちゃんとちょっとにてるかも。もしドラマ化するならぁやっぱ植木等で(ドラマ「ビックマネー」の) 笑
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))Amazon書評・レビュー:赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝 (文春文庫 (い47-7))より
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No.11:
(3pt)

IWGP外伝

ストーリーはよくできていて面白かった。ただ、この作者の本は都合が良すぎる。特にこの小説は、「なんでそんな人が都合良く居るんだ!!」とかツッコミたくなる箇所が多くて、正直うんざり・・・。でも、アンダーグラウンドの雰囲気はよく出ている。あなたの知らない世界、って感じで興味深く読みましたよ。映画にしたら面白くなりそう。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.10:
(4pt)

時には賭けなければいけないことも

この小説は1時間で1億を儲けるという賭けからはじまり、まさに人生を賭けた勝負に出て行く。最初はやくざの親分との賭け、最後は本当に人生を賭けた勝負に。IWGPの外伝なのでマコトは出てこないが、サルやGボーイズは出てきます。相変わらずの歯切れの良い文章がスピード感と緊張感を演出して、緊迫感は最高潮に達します。人間時には勝負しないといけないこともあるだろう。それが一か八かの勝負でも。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.9:
(4pt)

文体の違うIWGP

 外伝だから、文体が違う。マコトの短めの語り口じゃなくてノーマルな文体なので、読みやすい。だけど癖がないので、読み手と主人公との一体感は薄れたかもしれない。 ルーレットの赤と黒さながら、生か死か、勝つか負けるか、全てかゼロか、人生を賭けた大勝負が描かれる。地味な映像作家は、これからも地味にやっていってくれそうだ。マコトと小峰の共通点は、自分の仕事に信念を持って大切にしているところだ。小峰が一時期ギャンブルに狂ったのが信じられないが、パチンコに狂う者が世の中にこんなにいるんだから、あり得るか。 マコトに、ビデオ出演の依頼が来たらどうするんだろう。断るか、やっぱ。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.8:
(4pt)

わくわく、さわやか(??)

主人公は、仲間とともに、カジノの売上げを奪うが、逆に、その金を奪われる。カジノを経営するやくざ達と、その金を取り戻すことに・・。切れ者だが、一風変わったやくざと、主人公は池袋の街を駆け巡ります。はめたり、はめられたりの面白さのためか、主人公や脇役達の「欲におぼれているようで、そうでない」すがすがしさ、のためか、舞台は裏世界でしたが、結構すがすがしい(??)印象の本でした。また、ギャンブルを舞台にした勝負もありましたが、全然ギャンブルをしない身にも、そのワクワクが、伝わるような面白さです。切れ者やくざ、伝説のギャンブラーなど脇役もGOODです。真夏の池袋の雰囲気、池袋のギャングたちの様子、なども楽しめます。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.7:
(5pt)

やったー!!

読み終えた瞬間に、スカッとできる1冊。スピードのある中身にこちらもすっかりはまるはず。詳しい内容は特に石田ファン(IWGP)には多くは語らずともかな。とにかくおもしろかったです。内容とは関係ないですが、装丁が、徳間なので、いつもと少し違うううう。文の間にある色んなマークがないんです。でも、一つの作品だからかな??
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.6:
(5pt)

デッドオアアライブ・・・どちらかしかない男の物語

窮地に追い込まれた主人公が、何度も絶望の淵を覗きながらも、必死で泥沼の暗黒世界からの脱出をはかる。この手の話はたまらなく面白い。いつしか主人公に感情移入して「どうなるのだ。赤か黒。どちらに転ぶのか」と物語の展開に気が急いて、ページをめくるのもまどろこしくなるからだ、と思う。狂言強盗の片棒を担いだ映像作家。裏切り者さえいなければ完全犯罪は成立だった。冒頭から物語は二転三転していき、いつしか水面すれすれまで闇の中に沈みこんで愕然となる主人公。めくるめくような世界に翻弄されながら、男が最後に手にしたのは赤、あるいは黒か・・・。「池袋ウエストゲートパーク」の愛読者は読んでいるなかで何度もニヤリとする場面に出くわすだろう。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.5:
(4pt)

ファンなら読むべし

池袋ウエストゲートパークの外伝。つまりマコトが主人公ではなく、これまでの池袋ウエストゲートパークには出てこなかった登場人物の物語。テレビドラマ(I.W.G.P.でないやつでもね)のスペシャル物にありがちな設定の無理さも感じず、なかなか面白い。I.W.G.P.でも出てくる「サル」が好きな人は楽しめると思う。いつものようにちょっと苦言を。馳星周の「街小説」が好きな僕としては池袋を舞台として繰り広げられるI.W.G.P.シリーズもかなり好きなわけだが「街小説」という点で見るとこの作品は他のI.W.G.P.シリーズと比べて池袋が舞台である必然性は薄いように思う。ヤクザとギャンブルが中心の話であるので新宿が舞台でもいいのではないだろうか。テーマ的には馳星周の小説に似ているのだが馳星周のドロドロした展開でドロドロが無くなって固まるまでストーリーがぐるぐる回り続けるというのと対照的に石田 衣良の小説はハッピーエンドですっきり終わるストーリーが多く、この作品もその部類に入る。そういう意味で読んでいて疲れないのだが少し軽すぎる感じが残念だ。ヘビースモーカーで「メンソールなんて吸ってられねぇぜ!」という人に物足りないかも。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
4198920133
No.4:
(4pt)

カッコイイゼ

 やっぱり、ã"のè'-è€...の小説は、何より登å '人物が良い。映ç"»ã‚„ドラマで「あの脇役がいいå'³å‡ºã-てたよな」と言われるようなキャラが、「池袋ウェストゲートãƒ'ーク」の頃から沢山ç"Ÿã¿å‡ºã•れています。 今回は、羽沢組ホーãƒ-のサル、伝説の張り師アベケン、売れない女優の香月がイイ。ありがちなキャラではあるかもã-れませã‚"が、それã‚'上手く描き出ã-ているから、ç' ç›'に「いいな」と思える。 別にギャンãƒ-ルが好きでない人でもå...¨ç„¶å•é¡Œã‚りませã‚"。さらに、ã"の作家のå '合、æ'»å­-ã‚'追う辛さã‚'å'Œã‚‰ã'る工夫がなされているというか、ã-っかりと「エンターテインメント」に徹ã-ているので、æ-‡å­-通り一æ°-に読ã‚"でã-まえます。「あ、なã‚"かいいな、ã"の表現」という部分もチラホラ。 時代にå-り残されなã!„、いい作家だな、と思いますよ。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
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No.3:
(4pt)

ギャンブラーとヤクザたちがなぜか爽やか

 ギャンブルに骨の髄まで浸かった挙句借金で身動きがとれなくなり、一発逆転を狙ってさらにドツボにはまる。起死回生の大博打を打とうとするが・・・ よくある話なのに主人公小峰と小峰の監視役のサル(池袋ウエストゲートパークにも登場したヤクザ)のコンビがなぜか爽やかで憎めない。ギャンブラーの女たちがまたけなげで愛らしい。こんなうまくいくはずない、と思いながらもこうあってほしいと願う読み手を裏切らないので楽しんで読める。GボーイズやGキングも登場します。読後爽快!
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
4198920133
No.2:
(3pt)

サルの物語が読みたかった

 ハズレが無いので安心ã-て読める作家。物語のツボã‚'知り尽くã-た小説巧è€...ぶりはã"の物語でもいかã‚"なく発揮されている。反面、娯楽に徹ã-た姿勢からç"Ÿã¿å‡ºã•れる技巧的な小説は、読後に残らない一過型が多いなどという不評も漏れる。池袋ウェストゲートãƒ'ークのシリーズは読後感も良く、心に残る作å"ãŒãŸãã•ã‚"あった。ã-かã-、ã"の物語のような作å"ã‚'読むと一部の不評もわかるようなæ°-がã-てã-まう。 おもã-ろいのはé-"違いない。狂言強ç›-からヤクザのå†...部æŠ-争に飛躍させ、ラストの手にæ±-握るルーレットシーンまですばらã-い展é-‹åŠ›ã€‚ã-かã-、残らない。おもã-ろくて何が不満か、と作家å...ˆç"Ÿæ-¹ã®ç½µå£°ãŒèžã"えてきそうだな。å'³ã¯ã‚½ã‚³ã‚½ã‚³ã ãŒåŒ-学調å'³æ-™éŽå¤šã€ç³-分塩分過多、脂肪過多のコンãƒ"ニ弁å½"のよã!†!!な作å"ã€ã¨ã„ったらもっとæ€'られるか。 池袋ウェストゲートãƒ'ーク・シリーズでキラリとå...‰ã‚‹ãƒ¤ã‚¯ã‚¶ã€é€šç§°ã‚µãƒ«ãŒä¸»å½¹ç'šã§ç™»å 'する。主役は別のæ-°ã‚­ãƒ£ãƒ©ã€‚コン・ゲームのような一筋縄ではいかないストーリィ展é-‹ãŒè‰¯ã„。読み始めたら止められない止まらない。ã-かã-、停滞æ‰"ç 'のために割とç"˜ã„設定がいくつも見å-ã'られる。作è€...もå½"然それはわかっているから、いろいろと手ã‚'尽くã-ているが、やっぱり目に付いてã-まう。絵空事がæ-‡å­-通りの絵空事にã-か映らない。 サルにもっと重きã‚'置いて欲ã-かった、サルのå†...面ã‚'抉って欲ã-かった、というのはç' äººè€ƒãˆã ã‚ã†ã‹ã€‚それとも作è€...はサルにはもっと大きな舞台ã‚'ç"¨æ„ã-ているのだろうか。
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
4198920133
No.1:
(4pt)

大勝負

執念と愛(?)で金を持ち逃げした男を探しだすものの、裏で手を引く人物が。人生を賭けた大勝負にでる主人公小峰、そして仕組まれた罠。エンジェル、池袋ウェストゲートパーク2作と読んだ。でも面白いんだがなにかが足りなかった。けどこの赤黒で石田衣良はついにスタイルを確立したような気がする。エンジェルは正直尻切れトンボで話のくくりが物足りなかった。しかし赤黒では最後の最後まで満足できるストーリーだった。最後の大勝負でルーレットが止まるまでの緊張感、結果次第で天国と地獄が待ちかまえている、このシーンはほんとに泣きそうにハラハラした
ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)より
4198920133

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