■スポンサードリンク


誰かの見た悪夢



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
誰かの見た悪夢 (講談社ノベルス)

誰かの見た悪夢の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

積木氏の作品としては最も正統派ミステリー

メフィスト賞作家の積木氏の長編3作目。前作、前前作とメタ趣向の破天荒な趣向を繰り広げたが、本作はメタ趣向がなくなり、異常な事件も最後はきっちりと論理的に説明が付くなど、もっとも正統派ミステリーの要素が多く出た作品となっている。
が、正統派ミステリーに近づいたとは言っても、積木氏のことである、これまた異常で奇怪なストーリーが展開する。
今回のメインネタは連続クビ切り殺人ネタである。
前半はこの著者特有の混沌とした展開で、あまり面白いとは言えないが、最終章辺りのカタストロフィーと異常な犯行動機の真相にはなかなか唸らせられるものがあった。
これまた一般受けを微塵も狙ってないような作風だが、読み応えはあり。
誰かの見た悪夢 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:誰かの見た悪夢 (講談社ノベルス)より
4061820907

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!