悪の華

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評判

悪の華の評価:

4.29/5点 レビュー 14件。 D ランク

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平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全47件 41〜47 3/3ページ
No.7
(4pt)

帯に疑問  表紙は不満

新堂ファンの一人として従来の作品同様、人間の汚い面、弱い面をどうリアルに表現してくれるのか期待して読み始めた。・・・・・。しかし今回の作品は今までの流れと違い素直に誰が読んでも面白い。次の展開が楽しみでどんどんページを捲ってしまう、登場人物全員が前へ前へと進んでいきラストのクライマックスへ登り付く感じが気持ちよい。ただ帯の、「和製ゴッドファーザー」という題目、絶賛しているのが俳優、二人の・・・死闘と「二人」という表現。この三点に疑問。加えて表紙に主人公を想定したらしい男の顔を載せているのも納得いかない。読者は皆各自の好きな想像の基でストーリーを思い巡らせ、読者が主人公を自ら創っていくのも楽しみなのだ、その楽しみに邪念を与えかねない気のきかなさが好かない。不満である。
悪の華 Amazon書評・レビュー: 悪の華より
4334923682
No.6
(4pt)

ワルの設定だけでも引きずり込む魅力が……

新堂冬樹作品は下劣な人間を書くのが巧過ぎて、どうも読書としての快適な楽しみが少なく、性悪なコミック本を開いているようないやあな気持ちになってくるため、もう読むのをやめようと自分の中で一旦決断した作家であった。だけれども、今度は何だかシチリア・マフィアが日本に流れ着いて、中国黒社会なども交えた死闘を繰り広げるというではないか。さすがにこの設定には、新堂冬樹の下品さを差し引いてでもぼくは惹かれるものがあった。 そういう設定の鋭さはやはり本物で、この作品、新堂冬樹のいつもながらのプロットの見事さもさりながら、下品なだけではなく、盲目の妹というトラウマを抱えながら悩む主人公には、これまで新堂作品にはなかった小説的核のようなものが生まれており、それが最高に嬉しかった。この作品はぼくにとって結果的に新堂作品中では最高傑作であった。 一つにはクライマックスの持ってゆき方がまるで船戸与一ばりに鋭い魅力。シチリアvs福建vs上海vs極道vsポリスwith蛇頭という、これ以上ないサービス満点の設定に加え、東京湾を舞台にした銃撃の嵐。何という無国籍アクション巨編なのだろう。それでいて、スムースな流れるような運び方。独特の破壊的文体はいつのまにか、この作家の持ち味になってしまっているし、いつもの軽薄さが、物語の重さゆえかあまり感じられないところがやたら嬉しい。 完全に一皮剥けて、新たな方向性を見出した作品と言って構わないと思うのだが、この扇情的な作家のことだから、こうした活劇方面暗黒小説的といった切り口に落ち着いてしまうというとは、きっとないのだろうなあ。残念だけど。
悪の華 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 悪の華 (幻冬舎文庫)より
4344416554
No.5
(4pt)

ワルの設定だけでも引きずり込む魅力が……

 新堂冬樹作品は下劣な人間を書くのが巧過ぎて、どうも読書としての快適な楽しみが少なく、性悪なコミック本を開いているようないやあな気持ちになってくるため、もう読むのをやめようと自分の中で一旦決断した作家であった。だけれども、今度は何だかシチリア・マフィアが日本に流れ着いて、中国黒社会なども交えた死闘を繰り広げるというではないか。さすがにこの設定には、新堂冬樹の下品さを差し引いてでもぼくは惹かれるものがあった。 そういう設定の鋭さはやはり本物で、この作品、新堂冬樹のいつもながらのプロットの見事さもさりながら、下品なだけではなく、盲目の妹というトラウマを抱えながら悩む主人公には、これまで新堂作品にはなかった小説的核のようなものが生まれており、それが最高に嬉しかった。この作品はぼくにとって結果的に新堂作品中では最高傑作であった。 一つにはクライマックスの持ってゆき方がまるで船戸与一ばりに鋭い魅力。シチリアvs福建vs上海vs極道vsポリスwith蛇頭という、これ以上ないサービス満点の設定に加え、東京湾を舞台にした銃撃の嵐。何という無国籍アクション巨編なのだろう。それでいて、スムースな流れるような運び方。独特の破壊的文体はいつのまにか、この作家の持ち味になってしまっているし、いつもの軽薄さが、物語の重さゆえかあまり感じられないところがやたら嬉しい。 完全に一皮剥けて、新たな方向性を見出した作品と言って構わないと思うのだが、この扇情的な作家のことだから、こうした活劇方面暗黒小説的といった切り口に落ち着いてしまうというとは、きっとないのだろうなあ。残念だけど。
悪の華 Amazon書評・レビュー: 悪の華より
4334923682
No.4
(5pt)

「期待外れ」と取るか,「進化」と取るか。

これまでに発表されてきた新堂冬樹の全作品を読んできた身として,新堂作品の特徴の1つを挙げるとするならば,「男の性(さが)についての比類ないリアルさ」ではなかろうか。新堂冬樹に,『カリスマ』の城山であれ,『無間地獄』の玉城であれ,男女問わず世の良識派を気取る方々が嫌悪するであろう「卑屈かつ自意識過剰な妄想」を,あの夥しいほどの情報量を駆使して書かせれば,少なくとも日本語を操る作家に限って言えば,右に出る者はいないのではないか。一体,どのような人生経験を送れば,このような文章表現に行き着くのか。ベールに包まれたままの著者のプロフィールに反比例して,興味が沸いて仕方がない。 しかしながら,それが,新堂冬樹を世の皆々様に認知してもらえないデメリットであり,映像化など未来永劫ありえないし,新堂本人も望んでいないであろうと,評者は勝手に思っていた次第である。 さて,この『悪の華』はどうだろう。実は,上で長々と述べてきた彼の特徴に関しては,「最も薄い」作品である。そして,ある意味,処女作『血塗られた神話』を思わせる崇高さと,第2作『闇の貴族』の良い意味でのメジャー感溢れる心地よい疾走感,そしてどこまでも敬愛すべき「男の中の男」ガルシア――およそ彼の著作のオビタタキとしては似つかわしくない映像化を想起させる文言も,あながちハッタリとは言い切れない。さらに,彼の著作のなかでも,個人的に初めて「続編があっても良いのではないか」と思わせる「意外な幕切れ」に,今後の新堂冬樹の「展開」に大きな期待が持てそうである。 純文学であれ,政治学者の学術論文であれ,発表されてきた作品と作品とを結ぶ「発展経路」が必ず存在するわけだが,この『悪の華』は,やはり,『血塗られた神話』から『溝鼠』へと続く「道」の後に,位置付けたい。老婆心ながら,これまで新堂作品をお読みになったことのない方は,どうか本書は,最後に触れることをお勧めさせていただきたい。 新堂冬樹は,未だ発展途上にある。しかも驚くほど高いレベルにおいて。彼のように書きたい。彼のように生きたい。そんな人が増えてくると,面白い小説がこの国にもどんどん増えていくような気がする。
悪の華 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 悪の華 (幻冬舎文庫)より
4344416554
No.3
(5pt)

「期待外れ」と取るか,「進化」と取るか。

 これまでに発表されてきた新堂冬樹の全作品を読んできた身として,新堂作品の特徴の1つを挙げるとするならば,「男の性(さが)についての比類ないリアルさ」ではなかろうか。新堂冬樹に,『カリスマ』の城山であれ,『無間地獄』の玉城であれ,男女問わず世の良識派を気取る方々が嫌悪するであろう「卑屈かつ自意識過剰な妄想」を,あの夥しいほどの情報量を駆使して書かせれば,少なくとも日本語を操る作家に限って言えば,右に出る者はいないのではないか。一体,どのような人生経験を送れば,このような文章表現に行き着くのか。ベールに包まれたままの著者のプロフィールに反比例して,興味が沸いて仕方がない。 しかしながら,それが,新堂冬樹を世の皆々様に認知してもらえないデメリットであり,映像化など未来永劫ありえないし,新堂本人も望んでいないであろうと,評者は勝手に思っていた次第である。 さて,この『悪の華』はどうだろう。実は,上で長々と述べてきた彼の特徴に関しては,「最も薄い」作品である。そして,ある意味,処女作『血塗られた神話』を思わせる崇高さと,第2作『闇の貴族』の良い意味でのメジャー感溢れる心地よい疾走感,そしてどこまでも敬愛すべき「男の中の男」ガルシア――およそ彼の著作のオビタタキとしては似つかわしくない映像化を想起させる文言も,あながちハッタリとは言い切れない。さらに,彼の著作のなかでも,個人的に初めて「続編があっても良いのではないか」と思わせる「意外な幕切れ」に,今後の新堂冬樹の「展開」に大きな期待が持てそうである。 純文学であれ,政治学者の学術論文であれ,発表されてきた作品と作品とを結ぶ「発展経路」が必ず存在するわけだが,この『悪の華』は,やはり,『血塗られた神話』から『溝鼠』へと続く「道」の後に,位置付けたい。老婆心ながら,これまで新堂作品をお読みになったことのない方は,どうか本書は,最後に触れることをお勧めさせていただきたい。 新堂冬樹は,未だ発展途上にある。しかも驚くほど高いレベルにおいて。彼のように書きたい。彼のように生きたい。そんな人が増えてくると,面白い小説がこの国にもどんどん増えていくような気がする。
悪の華 Amazon書評・レビュー: 悪の華より
4334923682
No.2
(4pt)

ジェットコースターエンタテイメント

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悪の華 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 悪の華 (幻冬舎文庫)より
4344416554
No.1
(4pt)

ジェットコースターエンタテイメント

ãƒ'トとはなã‚"だろうか、ãƒ'トが家æ-ã¨ã€ç¤¾ä¼šã¨ã€ãã-てç"Ÿã¾ã‚ŒãŸæ•...郷から切り離された時、それでもそのãƒ'トが自分とã-て在るその核心はなã‚"だろうか。主人å...¬ã¯å...¨ã¦ã‚'奪われæ•...郷ã‚'追われる、それでも彼ã‚'彼たらã-めるものは何であり、彼はそれã‚'守る事ができるか。ナンテコトハ一切考えなくても・・・オモシロイï¼"ï¼"9ページ、æ°-がついたときには読み終えていたって勢いだ。ã"のスãƒ"ード感ならサãƒ-マシンガンが1ç§'é-"に数百発射æ'ƒå¯èƒ½ã§ã‚‚(p.195)ベレッタM92Fが突然グロッグに変わってもæ°-にならない。とにかくæ-©ã„。そã-てなにより「溝鼠」より安心ã-て読める。帯にある「å'Œè£½ã‚'ッドファーザー」というキャッチはç-'問ですが、高速æ-°å ‚コンゲームエンターテイメントとã-て楽ã-める事ã!¯!!請ã'合いです。
悪の華 Amazon書評・レビュー: 悪の華より
4334923682