(短編集)

第三の時効

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評判

第三の時効の評価:

4.52/5点 レビュー 191件。 S ランク

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平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全337件 281〜300 15/17ページ
No.57
(5pt)

最高傑作!

「動機」ですっかり横山秀夫作品に魅了されてしまいましたが、「第三の時効」は「動機」を更に上回る出来です。
先ず、F県警捜査第一課の強行一係から三係の各班長のキャラクター設定が良いです。
ライバル意識むき出しで競い合う男の世界が見事に展開されています。
6つの作品が収録されていますが、一押しは「第三の時効」です。
楠見の完全な暴走だと思って読んでいたのですが、暴走ではありませんでした。
冷徹なまでの策謀..。
この展開には本当に参りました。
読み終えてから暫く呆然としてしまいました。
是非、この感覚を味わってみて下さい。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.56
(5pt)

最高傑作!

「動機」ですっかり横山秀夫作品に魅了されてしまいましたが、「第三の時効」は「動機」を更に上回る出来です。
先ず、F県警捜査第一課の強行一係から三係の各班長のキャラクター設定が良いです。
ライバル意識むき出しで競い合う男の世界が見事に展開されています。
6つの作品が収録されていますが、一押しは「第三の時効」です。
楠見の完全な暴走だと思って読んでいたのですが、暴走ではありませんでした。
冷徹なまでの策謀..。
この展開には本当に参りました。
読み終えてから暫く呆然としてしまいました。
是非、この感覚を味わってみて下さい。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.55
(5pt)

一編一編が強烈な長編小説

一編一編が長編小説にも勝るほどのリアルな濃密さ
刑事たちの男臭さが強烈な迫力をもって迫って来る連作短編集。
プライドとプロ意識のぶつかり合いは息詰まるほどに圧倒的だ。
場面が展開する度に息を止めていたのに気付くような気がする。
読み終えた時にはもう何冊もこの作家の作品を読んで来たような気がしました。
とてもじゃないが、自分は刑事にはなれないということを思い知らされた。
でも、この本を通して覗き込むその世界には、とても惹き込まれます。。。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.54
(5pt)

一編一編が強烈な長編小説

一編一編が長編小説にも勝るほどのリアルな濃密さ
刑事たちの男臭さが強烈な迫力をもって迫って来る連作短編集。
プライドとプロ意識のぶつかり合いは息詰まるほどに圧倒的だ。
場面が展開する度に息を止めていたのに気付くような気がする。
読み終えた時にはもう何冊もこの作家の作品を読んで来たような気がしました。
とてもじゃないが、自分は刑事にはなれないということを思い知らされた。
でも、この本を通して覗き込むその世界には、とても惹き込まれます。。。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.53
(5pt)

横山秀夫最高傑作

横山秀夫を読み始めて4冊目にして、最高傑作に当たった気がしている。
警察と言う特殊な組織を舞台に描かれている男達の人生劇場である。
「陰の季節」や「顔」のような女性の出る幕は一切ない。
まさに男の独壇場であり、短編集ながら、男のギリギリの生き様を描き切っている。
続編は要らない。
しかし、どうにもこうにも登場人物が全員、かっこいいのだ。
もちろん見栄えのことではなく、気の利いたセリフでもなく、追い詰められ混乱し迷い決断し諦め奮い立つ、その一つ一つが、どうしようもなくかっこいい。
懸命に生きている、それだけで色気があるんだな。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.52
(5pt)

横山秀夫最高傑作

横山秀夫を読み始めて4冊目にして、最高傑作に当たった気がしている。
警察と言う特殊な組織を舞台に描かれている男達の人生劇場である。
「陰の季節」や「顔」のような女性の出る幕は一切ない。
まさに男の独壇場であり、短編集ながら、男のギリギリの生き様を描き切っている。
続編は要らない。
しかし、どうにもこうにも登場人物が全員、かっこいいのだ。
もちろん見栄えのことではなく、気の利いたセリフでもなく、追い詰められ混乱し迷い決断し諦め奮い立つ、その一つ一つが、どうしようもなくかっこいい。
懸命に生きている、それだけで色気があるんだな。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.51
(5pt)

巧みなプロットに深い人物造形

陰影のある警官たちの人物造形と巧みなプロットが出色です。各短編、本格ミステリー並みの驚きの結末があるのですが、その見せ方が実にさりげなく余韻を残します。「沈黙のアリバイ」「囚人のジレンマ」が特に気に入ってます。横山作品のベストではないでしょうか?
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.50
(5pt)

短編集『第三時効』【沈黙のアリバイ】が僕は好きです

交通事故の被害者にすら向けられる刑事の沈黙と疑惑の目、物証のない取調室での被疑者の沈黙、共犯者とアリバイの証人の”沈黙”。世の中のあらゆることには表と裏があるんだ。裏ばかりを読まなきゃならない
刑事という仕事は、どこか荒んでいる。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.49
(5pt)

殺伐とした警察組織の緊張感が伝わってくる

F県警捜査第一課が関連する事件が描かれている短編集。
事件そのものの読ませかた、事件の解決に至るまでの流れ、結末と筋書きだけでも十分に引きつける。
さらに登場人物達の設定も見事。殺伐とした警察組織の緊張感が伝わってくる。
捜査第一課長の田畑は当時少ない大卒警察官として、異例の刑事畑を歩んできた。彼の統率する課は最強だ。
F県警の青鬼とあだ名される一班の朽木、公安上がりの二班の楠見、天才肌の直感で事件を詰める村瀬。
しかし、皆独断専横の班長たち。田畑の苦悩も絶えない。
各編で主人公が異なり、それぞれの人物描写も重ねられて読み応え十分だ。
「沈黙のアリバイ」では朽木、「第三の時効」では楠見、「囚人のジレンマ」では田畑、「密室の抜け穴」では村瀬、「ペルソナの微笑」では一班の若手矢代、「モノクロームの反転」では村瀬と朽木。
脇を固める登場人物も物語を彩る。もうじき退官を迎える伴内、かつては課長の田畑に取調室の極意を教えたベテラン。新聞記者の真木、目黒。続編が読みたくなる世界が広がっている。
嬉しいことに、小説すばるにF県警ものの続きが連載されているとのこと。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.48
(5pt)

硬質の警察小説

 F県警強行犯係を舞台にそれぞれの作品の主役を変えて描いた連作短編集。
 理詰めで捜査を進める一班「青鬼」の朽木、女性の犯罪に異様な執念を燃やす二班「冷血」の楠見、現場の状況から感じることを重視する三班「カン」の村瀬。
 それぞれのクセのある班長と、クセのある組織である警察をそれぞれの立場から違う事件を語ることで、興味深く硬質の警察小説に仕上げている。そして、そのくせ読みやすい。この辺りのバランス感覚の良さが横山秀夫さんの作品といった感じがする。
 もちろん表題作や他の作品も良いのだが、個人的に好きな作品は「囚人のジレンマ」。
 捜査一課長の田畑の目線から3つの事件を追う3つの班の諍いを描いており組織の難しさと楽しさというかわずかな潤いを伺える良作。
 やばいなぁ。横山秀夫さんの作品にはまりそうやなぁ。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.47
(5pt)

珠玉の

いくら元記者であろうが、この圧倒的な筆力にはただただ感服するばかり。特に短編では一層の輝きが増し「珠玉」の冠にふさわしい一冊。ストーリー、人物描写、クライマックスとも凡そ小説に必要不可欠、それ故に優劣のはっきりする要素すべてが優れている短編集も珍しい。「必読」とお勧めするに値する。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.46
(5pt)

脱帽!

いや面白い!会社では文章を書く業務に携わっているのですが、無駄なものが何一つない文章、一つ一つの文章の密度の濃さに、まさに脱帽です。早く読みたい気持ちと、じっくり読みたい気持ちにゆれながら、結局あっという間に読み終わってしまいました。続編は多分、文庫化を待てずに買ってしまうと思います。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.45
(5pt)

おもしろい

登場人物たちの個性を太いタッチで、かつその内面をナイーブに描く質の高い警察・人間ドラマ。事件のまどろっこしい展開を抑え、警察の人間たちをしっかり描く内容で、チープな感じを与えない、読んで損はない作品として推奨します。登場人物たちをより深く多面的に描き、マンネリ化に陥らないシリーズ化が出来る豊かな土壌はあると思います。今後の期待を込めて星5つ。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.44
(4pt)

日本警察小説の白眉

F県警が扱う事件を通して、警察内の3班間の鋭い対立、逆に班内での仲間に対する思いやり等が男臭さプンプンで描かれる。作者は元、群馬の某新聞の記者出身で、恐らくデカ回りの経験もあるはずだ。その経験が活きているのであろう、警察の内部事情や人間模様が露骨な程作品から伝わってくる。
「沈黙のアリバイ」では、取調べ室でのやりとりの中、容疑者にたぶらかされた部下の失態を、上司が最後に挽回する展開に惹き付けられる。「密室の抜け穴」は鉄壁の包囲網を引いた筈の捜査陣の手から容疑者がすり抜けてしまうという構想の面白さもさることながら、明らかにされる真相で示される警察の内部抗争の醜さに、心が寒々としてしまう。
そして、構想が一番巧みなのは、やはりタイトル作であろう。容疑者は15年の時効が終ろうとしている。しかし、彼には一週間だけ海外にいた事実があるのだ。この分、時効は延びる(私は日本を離れると時効が延びるという事を知らなかった)。その、一週間分、容疑者は油断して、姿を見せるのではないか。それが、捜査陣の期待だった。その期待は外れるのだが、担当の班長は「第三の時効」があるというのだ。その「第三の時効」とは ? そして最後に待っている意外な真相とは ?
作家デビュー前の記者時代の修練(故藤沢周平氏に似ている)と、年輪を重ねてからのデビューとで、最近登場して来た作家とは思えない。本作は警察小説の連作短編集の傑作だが、将来より広い分野で活躍することを予感させる作家である。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.43
(5pt)

稀有の輝きを放つ短編集

なんて面白い作品群なんでしょうか。
『クライマーズハイ』も『半落ち』も、それなりに楽しめました。
が、正直なところ、誰か別の文体、何か別の作品の展開が、
ときに既視感のように現れました。――本書は違います。
いや、正確には、アメリカの警察ものを思い出したりしましたが、
解説の池上さんがいうとおり、それらに比べ全く遜色ない。
それどころか、プロットの完成度、緊張感、そして登場人物の魅力、
いずれも、これが母国語で味わえる幸福を感謝せずにはおれません。
ミステリです。警察小説です。凶悪犯罪を扱ってます。
しかし、確固たる構成に読者を誘い、何ともいえぬ余韻を読後に残す。
――これは、「推理」とか「サスペンス」とかの冠を除いても、
第一級の小説(群)であることの証明です。
表題作も傑作でしょうが、個人的には(命名の意味づけも含めて)
「密室の抜け穴」が素晴らしいと思います。
短編でこそ稀有の輝きを放つ作家、それが現時点での評価です。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.42
(5pt)

最初の作品が、この作品で良かったです。

横山さんの作品を、初めて読んだのがこの作品です。
テレビのサスペンスドラマで、いくつか観たことが、
この本を、手に取った最大の理由です。
難しいかなぁと、最初少しだけ、警戒をしてしまったのだけど。
読み進んでいくと、そんな事はまったくなく。
むしろ、「早く、先を読まなきゃっ」と、どんどん話に入り込んで。
一気に読み終わってしまいました。
誰が犯人、も気になるところなのだけど、それ以上に、
いろんなところにある、伏線や謎かけが気になって。
そして、登場人物の細かな関係です。
はじめて、警察小説、と言うものを読ませていただきましたが。
これほど、分かりやすく、そして面白い作品と出会えて、
最初の作品が、この作品で良かったです。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.41
(5pt)

作者自身による「ミステリ度」は4.5とうことである(5点満点)

六編が収録される本作品は、F県警捜査一課を舞台にした作品である。捜査一課長田畑、「理詰め」で捜査をすすめる1班長朽木、「冷血」と呼ばれる公安上がりの楠見、そして「カン」を重視する村瀬、これらの登場人物を中心に事件の捜査が繰り広げられる。決して大がかりな謎解きがあるわけではない。しかし作者の作品に共通してみられる、警察という特殊な「カイシャ」における様々な人間模様が、単なるミステリーに終わらない奥行きを作品に与えている。
作者自身による「ミステリ度」は「陰の季節」4、「動機」3.5、「深追い」4、そして本作が4.5とうことである(5点満点)。私個人は表題作「第三の時効」がもっとも楽しめた。
今のところ年内にさらに6作品が出版されるようである。多作になっても作品の質は落ちていない。このままのQualityを保ち続けてもらいたい。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.40
(5pt)

押されるボタン

読み進めるたびにトリビアのブザーを押している。知らなかった事実に新たな感動を覚えていく。普段、自分たちが聞き覚えていた言葉の本当の意味が浮かび上がってくる。警察内部の抱える問題を浮き彫りにしながら解決してゆく物語が素晴らしい。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.39
(5pt)

読ませる物語に引き込まれる!

横山秀夫の警察組織の描き方は本当に面白い。一人のスーパーコップがいるわけではない。それぞれの個性が互いにけん制しながら事件に向かっていく。そしてそこに生まれる人間ドラマがとても素晴らしい。
ぐいぐいと引き込まれる物語に脱帽。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.38
(5pt)

うますぎます

まずはずさない、「鉄壁」の著者の短編集。今回も期待通り。外してません。著者の筆さばきはますます磨きがかかってきており、円熟期に入ったと思わせる出来栄えである。なんだろ、彼の文体は「映像」を浮かび上がらせるのだと思う。その浮かんだ映像が各個人の頭の中でかってに動き出しているのであろう。「その後どうなるのか」、「うあーこーくるか」、とか色々頭に思い浮かべながらみんな読み進めていっているのであろう。そんな「物語」がつまらないわけはない。たとえは悪いが、劇画より劇画なのである。漫画ばかりのあなた、絶対はずさないから読んでみてよ。こんな作者の次回作も期待大です。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193