ルパンの消息

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評判

ルパンの消息の評価:

4.29/5点 レビュー 173件。 S ランク

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平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全295件 281〜295 15/15ページ
No.15
(1pt)

なぜ出す?

読むのがつらい。ワルの高校生がテスト盗むためにあんな苦労はしない。「ワル」の心理がわかってない。宿直なんて相当前からなくなってる。(昭和50年当時でも)ましてや、60過ぎた教師が学校に泊まってる? 馬鹿な。職員室が5年以上そのまま? 毎年4月に机移動して掃除するでしょう。そして、出てくる教師、校長のいかにもマンガチックな描写。ワルにおどされて停学処分を取り消す校長って何? ギャグマンガの世界だろう。読むのが苦痛だった。横山秀夫名義なら売れるから、この程度でも出しておこう、ってか。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.14
(5pt)

3億円事件の犯人はここにいた?

この本は横山秀夫さんが15年前に書いた作品を改稿して今年出版のはこびとなった、幻の処女作です。 横山さんならではの、タイムリミットものですが、テンポがよくて、面白い。 一気にラストまで行ってしまいました。 15年前に自殺で処理されていた女性教師の死が、実は殺人だったというタレコミが時効寸前にもたらされ、その犯人と名指しされたのが当時のつっぱり高校生3人組。 偶然にも3人組が期末テストを盗み出す計画が思わぬ方向に向かって走り出し、ラストの3億円事件の犯人?にまでつながっていきます。 つっぱり3人は15年の歳月を経て、3人3様、それぞれの人生を歩んでいたところを警察に拘束され、テストを盗み出した当時の様子を自供し始めます。 その供述の中で、さまざまな教師たちの実態、夜の学校に忍びこむ鮮やかな手口が生き生きと描かれていきます。 登場人物はそれぞれパズルのように複雑に絡み合い、端役と思われた人物が実はキーパーソンであったり、最後の最後まで気の抜けない展開が続きます。 強引すぎるようなラストの持っていきかたのようにも感じましたが、ぐいぐいと読者を引きつけていく所は、さすがストーリーテラーの面目躍如!!!
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.13
(5pt)

とても切なく、それでいて心を熱くさせる作品

 人は誰でも自分の中のみに秘めた事柄を持っているものだし、何かを背負って生きているものである。その闇というものが、人間のすべてを奪ってしまうという悲哀さを、橘という人間の半生から感じずにはいられなかった。同じ出来事に向かい合った人間でも、ある者はそれを心の中に完全に封印してささやかな幸せの中で生き、ある者はその頃のままに生きる。そしてある者は、その出来事によって人生のすべてを失ってしまった・・。ほんの少しの不運とボタンの掛け違いのために。 時は、多くのものを変えてしまうし、人から多くのものを奪ってしまったりもする。そういう意味で時間というものは恐ろしいものである。だがその時間をもってしても、二人の人間の心から闇を消し去ることが出来なかったということが、逆に時間の恐ろしさを際立たせていた気がする。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.12
(4pt)

読者を飽きさせない

1991年に同著で受賞し、その後殺人罪時効と同じ年数(15年)を経て「幻の処女作」が出版されるという、出版社と筆者の心憎い演出にまずは脱帽。作品自体もひねりにひねりが加わった小説で、読者を飽きさせない。昔の作品とはいえ、十分に楽しめる本です。オススメ。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.11
(4pt)

やはり一気に読んでしまいました

横山節ここにアリ、でした。ちょっと薄いのでは?いらんのでは?と思う部分もありましたが、最後までに一気に読ませる所は流石です。どこか時勢の<哀>をも感じる作品でした。横山ファンにはお勧めです。是非!
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.10
(5pt)

鮮烈かつ読みごたえ十分の処女作改稿版

本格デビュー後の横山作品に共通する、やや執拗なまでの重厚さのかわりに、若々しいスピード感があって、これはこれでなかなか鮮烈で素敵です。過去と現在を行き来しながらスリリングに展開して行く物語。それぞれの登場人物の関わりが二転三転して描かれ、(ちょっとどんでん返しが過ぎるかな?)最後まで一気に突っ走って読んでしまいました。読み終わると同時に読み返してみたくなる、そんな作品です。取り上げているテ-マはそれぞれ重いものなのですが、書ききれていない部分もあるように思えるのが、(強いていうなら)現在の作品群との違いでしょうか。読者の心にGを感じさせるものを書きたい…袖にあった作者のこの言葉を読んで、なるほどと納得したのですが、確かにこの作品にもGがあります。
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4334076106
No.9
(4pt)

ルパンの消息、アツイです

私の大好きな作家横山秀夫氏が15年前に書いた<幻の処女作!!ついに刊行!!満足です。当時の原稿を修正しての発表らしいですがその原稿も是非読んでみたい。自分の15年前と照らし合わせて読むことが出来ました。15年前に読みたかった。星4つ。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.8
(4pt)

悲劇だった。。。

一気に読めちゃいました!!この人怪しいなぁって思っても二転三転していって・・・。普通のミステリーとはちがって最後はすっきりとはいきません。加害者だけど被害者。最後まで貫いた思い。。思わず胸が熱くなってホロリとさせられました
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4334076106
No.7
(4pt)

悲劇だった。

展開が面白くて一気によめました!!犯人はこの人かなぁ??って思っても二転三転していって・・。結末は普通のサスペンスと違ってスッキリとはしません。加害者だけど被害者でもある。思わず胸があつくなって泣けてしまいました。
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4334076106
No.6
(5pt)

「レ・ミゼラブル」を思わせる

奇想的シナリオもさることながら、登場人物の巧みな描写に引き込まれる。心に湧く漠としたもの、脳を支配する思考、全ての動きを克明に動機付ける表現力は作者の天性の心理洞察力によるものか。主人公は理由も判らず警察に連行され、15年前に母校の女教師が自殺した一件について執拗な聴取を受ける。警察側、参考人共に過去の因縁に翻弄され、事実究明へのもつれた糸は遅々として解れる様相を見せない。犯人は? 動機は? 方法は?向こう見ずで多感な青春時代の回想シーンと息詰まる事情聴取結末が見えたと思いきや、二重底により隠された真実が・・・・。読後、これほど余韻を残す物語あっただろうか?若き日に読んだ標題の作品以来の傑作であると信じて疑わない。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.5
(5pt)

新人らしく、初々しい作品

超人気作家の幻の処女作の改稿版です。しかも、長編推理小説です。 現在の重くて粘りのある文体に較べると、軽くてなめらかで、イッキに読み通せました。ちりばめられた謎をどのようにしてまとめ上げるのか。意外な犯行過程、意外な犯人、意外などんでん返しの連続、意外性の連続にハラハラドキドキさせられますが、正義が実現する勧善懲悪の事件解決を迎えることになります。そして、追い打ちをかける最後の意外性が、感動的な場面として胸を打ち、さらに、最初に張られた伏線がほのぼのとした場面となって、長い1日の物語が収束します。サービス満点のエンターテイメントに仕上がっています。いま、読後の満足感と、心地よい疲労感の中にいます。
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4334076106
No.4
(3pt)

初期の作品だから良いんじゃない?

死体が出てくるのが遅いぞ!でも充分面白いぞ!
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4334076106
No.3
(3pt)

作者の非凡な才能!!

たれ込み元が分からない情報・・・。時効まで24時間という限られた時間の中で、はたして真実は見えてくるのか?緊迫した状況は、読み手にも緊張感を与える。次第に明らかになっていく15年前の事件の夜のできごと。死んだ女性教師の裏の顔。はたして犯人は誰なのか?ラストには驚かされた。だが、詰めが甘く、多少の疑問も残る。前半がとてもよかったと感じるだけに、後半の展開には不満が残った。けれど、作者の処女作ということで、楽しみながら読んだ。非凡な才能をあらためて感じた作品だった。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.2
(5pt)

勢いがある

多少強引なストーリー展開ですが、一気に読み抜ける事が出来ました。秘密を持ち続けることの難しさというか、人間の顕示欲が書き込まれています。最後の章はやり過ぎかもしれませんが、面白いことは間違いなし。
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106
No.1
(5pt)

時効まで1日、失われた青春を追う

~1990年12月の東京、15年前の女教師「自殺」事件は、実は「殺人」だった――。謎のタレ込みによって公訴時効まで24時間を切った事件が息を吹き返す。一刻を争う刑事たちのマン・ハンティング、取調室の心理戦、覆される15年前の鑑識結果。そして事件の核心を巡って、失われた少年たちの青春が蘇ってくる。小説は1990年パートと1975年パート(参考人の元少年の自白~~)に分かれて、交互に進みます。1990年パートでは、今夜の夜半に訪れる時効まで、緊迫する時間との戦いが描かれます。1975年パートでは対照的に、不良高校生3人組が期末テストを盗み出そうとする「ルパン作戦」など、懐かしさとせつなさが入り交じる青春劇が展開されます。この緊張と緩和の繰り返しが、とても気持ち良い。1975年の、まだ戦後の面影の残った巣鴨~~の町並みや喫茶店、都立(とおぼしき)高校の情景は最高です。過ぎ去った青春を無理矢理思い出すのは、せつないです。本書は、いま人気絶頂の著者が15年前サントリーミステリー大賞に入賞したものの、ずーっと未刊行だった幻の作品を改稿したものだそうです。このせつなさは、この作品独特の来歴のせいかもしれない。土曜の午後、どきどきしながら一気に読~~みました。結末ではほろりとさせられました。いい時間を過ごさせていただきました。~
ルパンの消息 (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: ルパンの消息 (カッパノベルス)より
4334076106