邪魔

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評判

邪魔の評価:

4.01/5点 レビュー 123件。 B ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)

読後感が最悪。。

話自体は、幾人かの人間に降りかかる出来事が絡み合い読み手を飽きさせることがありません。実際私も、読み始めたら夜中を過ぎてもやめられないほどでした。そういった意味では素晴らしい小説なのかもしれませんが、読後感が本当に悪いです。私は主人公のひとりと同じ主婦なので特にそう感じるのかもしれませんが、読み終わった後に残るのは虚しさばかりです。結末も中盤盛り上がったわりには適当に決着をつけたような感じで、読後感も含めて評価をするなら星2つだと思います。ただ、結末までの話の運びは息つくひまもないほどの面白さなので、星3つで。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.9
(3pt)

筆力のある作家のリアルな物語。でも(だから)疲れるよ〜

犯罪小説というよりも、「放火犯は・・・夫?」と疑惑を抱いた主婦の、苦悩と変容を描いた物語。
市井の人間の「普通の幸せ」が、あまりにもあっさりと壊れていく様子は、つい「もしうちの夫が・・・」と妄想してしまう。「誰にでも起きうる」「人ごとではない」と思われて恐ろしい。彼女の心の動きは本当にリアルだと思う。読むのがしんどくなるくらい。
もう一人の主人公の話も同時進行するのだけれど、こっちは不必要とまでは言わないけど、まあ、添え物。こちらにも比重をおいて読めれば「犯罪小説」「大藪晴彦賞受賞」というのもわかる。
長い物語だけど、飽きることなく読みやすく、時間つぶしには最適。ただし、読後感は爽快!とは言いがたし。筆力のある作家の、リアルな話だからこそ、疲れる。・・・おもしろくはあるんだけど。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.8
(3pt)

筆力のある作家のリアルな物語。でも(だから)疲れるよ〜

犯罪小説というよりも、「放火犯は・・・夫?」と疑惑を抱いた主婦の、苦悩と変容を描いた物語。
市井の人間の「普通の幸せ」が、あまりにもあっさりと壊れていく様子は、つい「もしうちの夫が・・・」と妄想してしまう。「誰にでも起きうる」「人ごとではない」と思われて恐ろしい。彼女の心の動きは本当にリアルだと思う。読むのがしんどくなるくらい。
もう一人の主人公の話も同時進行するのだけれど、こっちは不必要とまでは言わないけど、まあ、添え物。こちらにも比重をおいて読めれば「犯罪小説」「大藪晴彦賞受賞」というのもわかる。
長い物語だけど、飽きることなく読みやすく、時間つぶしには最適。ただし、読後感は爽快!とは言いがたし。筆力のある作家の、リアルな話だからこそ、疲れる。・・・おもしろくはあるんだけど。
邪魔〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈上〉 (講談社文庫)より
4062739674
No.7
(3pt)

「恭子」のキャラクター設定は素晴らしいのだが…(下巻)

ある会社の事務所が放火される。犯人は誰なのか…。この作品は放火事件の捜査を軸にして、家庭の崩壊、警察内部のゴタゴタ、企業の不正と暴力団etcと盛りだくさんの内容が書かれているのだが、犯人探しが目的ではなく、事件を巡って起こる人間の悲喜劇である。
解説でこの作品を「ある種爽快に道を間違えていく主婦(恭子)と、やむを得ず壊れていく刑事(九野)の切ない物語」とうまいこと表現している。確かに「恭子」の描かれっぷりは素晴らしい。テンポのいい文章なので上下巻一気に読めた。しかし、読後は満足よりも不満の方が多かった。
「恭子」のキャラクターと行動を除いてこの作品を考えてみれば、普通のサスペンスである。2時間ドラマといってもいい。警察内部を描いた部分でいえば横山秀夫の小説の方がリアルで面白い。「九野」について設定されたドラマも必然性がなく、ただ湿っぽいだけのように感じられた。個人的には、「恭子」にだけ的を絞ったほうが良かったのではないかと思う。
私は「イン・ザ・プール」で初めて著者の作品に触れたのだが、この「邪魔」では、「恭子」を除いてその弾けっぷりをみることは出来なかった。ただ、様々な題材を扱う作家のようなので、はずれがあっても仕方ないといえば仕方がない。マンネリよりは余程いいと思う。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.6
(3pt)

「恭子」のキャラクター設定は素晴らしいのだが…(上巻)

ある会社の事務所が放火される。犯人は誰なのか…。この作品は放火事件の捜査を軸にして、家庭の崩壊、警察内部のゴタゴタ、企業の不正と暴力団etcと盛りだくさんの内容が書かれているのだが、犯人探しが目的ではなく、事件を巡って起こる人間の悲喜劇である。
解説でこの作品を「ある種爽快に道を間違えていく主婦(恭子)と、やむを得ず壊れていく刑事(九野)の切ない物語」とうまいこと表現している。確かに「恭子」の描かれっぷりは素晴らしい。テンポのいい文章なので上下巻一気に読めた。しかし、読後は満足よりも不満の方が多かった。
「恭子」のキャラクターと行動を除いてこの作品を考えてみれば、普通のサスペンスである。2時間ドラマといってもいい。警察内部を描いた部分でいえば横山秀夫の小説の方がリアルで面白い。「九野」について設定されたドラマも必然性がなく、ただ湿っぽいだけのように感じられた。個人的には、「恭子」にだけ的を絞ったほうが良かったのではないかと思う。
私は「イン・ザ・プール」で初めて著者の作品に触れたのだが、この「邪魔」では、「恭子」を除いてその弾けっぷりをみることは出来なかった。ただ、様々な題材を扱う作家のようなので、はずれがあっても仕方ないといえば仕方がない。マンネリよりは余程いいと思う。
邪魔〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈上〉 (講談社文庫)より
4062739674
No.5
(3pt)

残念!

上巻の素晴らしさに比べると、ううむ。ミステリーを評するときのマナーに反しないようにここへ記入するのは少し難しいかもしれませんね。どう思ったかを記載するとオチが読めてしまうので(笑)文章がきれいだし、暴力やセックスの描写もほとんどないので、そういった意味でのストレスはありません。上下巻合わせてミステリーとしては★4弱、くらいでしょうかね・・・「読み物」としては4以上の質はあると思いますが。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.4
(3pt)

暴走のカタルシス

奥田英朗はプロットをかっちりと決めて書けるタイプの作家ではないようだ。『ウランバーナの森』でも感じたが、途中で筆の勢いのまま脱線して行く。今回の長編(中編か)は人物の破滅を描いた作品だが、首の皮一枚でつじつまが合っている感じ。けれど不快と言うほどの破綻は無い。と言うより加速度的に物語が暴走を始めて、カタルシスさえある。だがあの義母の設定はどうだろう?ああ言う落ちでは、既に様々な作品で手垢がついている分マイナスであったようにも思う。手垢と言えば、時折典型的な人物設定に興を削がれる箇所もあった。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.3
(3pt)

直球勝負してほしかったなー。

前作「最悪」にはまって、一気読みしたあとだけに、期待して読みましたが、ぐいぐい話に引き込まれていく面白さは相変わらずで、さすがと思いました。主婦、警察官、学生、やくざ、とさまざまな人たちが、絡み合って、ささいな出来事がどんどんおおごとになっていく展開は、いかにも、こんなこと、意外に身近で起きてしまいそう。そう思わせるのは、それぞれの人物設定がしっかり描写されているからでしょう。但し、最近は確かに「事実は小説より奇なり」を地で行くような「事件」や「人間」が多いので、病んでいる人と正常な人の区別ができにくい世の中になっているのも現実かもしれないけれど、やっぱりこのストーリーの場合は、刑事とその義母の関係は、素直にそのままでも良かったんじゃないかと思います。ここにひねりがある為に、せっかくの全体の流れがちょっと、違う方角に感じられてしまいました。それでも、分厚い文庫上下二冊、ひきこまれて、あっという間に読ませてしまう力量はすごい。やっぱり、お勧めです。
邪魔〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 邪魔〈下〉 (講談社文庫)より
4062739682
No.2
(3pt)

少々つらい

物語の内容も身につまされるつらい話だけれど、コンセプト自体が前作の「最悪」とよく似ていて、パターン化がつらい。人物像としては、前作の零細企業の経営者の親父がもっとも描けていると思う。
邪魔 Amazon書評・レビュー: 邪魔より
4062097966
No.1
(3pt)

これは切ない物語

命をかけて守ろうとしたものが、その守ろうとしたために壊れていく様子がリアルに伝わってきました。目を瞑って、耳をふさげば今までと変わりない生活がおくれると錯覚してしまった登場人物のの哀しさが描かれていました。内容的には面白かったです。
邪魔 Amazon書評・レビュー: 邪魔より
4062097966