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知床岬殺人事件 流氷ロケ殺人行
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知床岬殺人事件 流氷ロケ殺人行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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資金集めの苦労の末、やっとのことでクランクインまでこぎつけた映画「流氷の涯」。オホーツク岬でのロケを敢行中、スクリプターの石上梢が衆人環視の元、ホテルから転落死させられる事件が発生する。被疑者は、監督 由木捷治にほれ込み資金を提供した二重人格の女性 天野弓子(鞆子)。そして、映画上映後、まもなく由木も死体で発見されることになる。・・・ 美文で耽美な世界を描く著者の手によるミステリ。不可能犯罪ものだが、トリックそのものは新味に欠けている。ご当地ミステリぽいタイトルもいただけない。 冒頭から、弓子の二重人格者としての怯えが描かれるのだが、これが事件の本質にうまく絡み合っていない。ここが本作品の最大の違和感だ。このキャラクターが、作品に怪しげなアクセントをつける試みだとすると失敗だろう。 ”皆川博子マニア”向け作品かな。 | ||||
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