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知床岬殺人事件 流氷ロケ殺人行



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【この小説が収録されている参考書籍】
知床岬殺人事件 (講談社ノベルス)
知床岬殺人事件 (講談社文庫)

知床岬殺人事件 流氷ロケ殺人行の評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

”皆川博子マニア”向けの作品

資金集めの苦労の末、やっとのことでクランクインまでこぎつけた映画「流氷の涯」。オホーツク岬でのロケを敢行中、スクリプターの石上梢が衆人環視の元、ホテルから転落死させられる事件が発生する。被疑者は、監督 由木捷治にほれ込み資金を提供した二重人格の女性 天野弓子(鞆子)。そして、映画上映後、まもなく由木も死体で発見されることになる。・・・

美文で耽美な世界を描く著者の手によるミステリ。不可能犯罪ものだが、トリックそのものは新味に欠けている。ご当地ミステリぽいタイトルもいただけない。

冒頭から、弓子の二重人格者としての怯えが描かれるのだが、これが事件の本質にうまく絡み合っていない。ここが本作品の最大の違和感だ。このキャラクターが、作品に怪しげなアクセントをつける試みだとすると失敗だろう。

”皆川博子マニア”向け作品かな。
知床岬殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:知床岬殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061810960

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