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MIST
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MISTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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としか思えなかった。あまりに内容が貧相過ぎて。 まさかのこれがデビュー作か、とかもしや編集持ち込み中のアマ作品を池井戸名義で出したのか、等と穿ってしまうほど「殺人」というものに対して知識がなさすぎる。というか、「池井戸さん自身が殺人ものの推理劇に興味がないんだろうな」と思った。多分。知識量が「モルグ街の殺人」辺りで止まってる。それを補う為に急遽取り入れたのが踊る大捜査線、みたいな。小学生低学年からホームズルパン二十面相、高学年でアガサとクィーン横溝正史読んでたような生粋には(私の周りはこんなんばっかw)「いやいやいやwww」とツッこみまくるってかツッこみしかない「事件」と犯人だった。 あとこれだけは言っときたいやたら人がしぬ。ばっさばっさとまーようしぬ。(笑)でもその手段(殺害方法)が、推理モノでは真っ先に回避する「手段」なんだよね…そこの部分にもリアリティがないと言えばなかったです。 以下ネタバレなので未読の方はブラウザバック。 ずっとミスリードしている人物が実は違ってて、最後の最後に大どんでん返し、という形にはなっている。でも個人的にはそのまま犯人として終了させ、もっと丁寧に犯行動機を盛り込んだ方が良かった。だってどんでん返しになんかなっていないから。突然降って湧いたとしか形容出来ず、「これどこのジョン・カーペンター」と… いやカーペンター監督のが技術は上です。彼特有のひねりが既にフォーマットとして出来上がってるしそこがいいんだしB級の王道を行っている。 でもこの作品はC級ですらない、犯人の突然っぷりでガターッ!と一気に落ちる。更にその動機までもが実は妄想でしたとかもうね… 今でこそ統失の知識も情報も知れ渡ってるけど、この発表当時は「えええ???」でしかなかったと思う。(いや今だってえええだけどさ) てかいっそ事件は真ん中までで解決させて、残り半分ホラーにした方が良かったんじゃない?って思った。 「その記憶をお前が持っている筈はない、それはお前が生まれる五十年も前の話だぞ」 とか。 犯人に取り憑いた何かが紫野に巣食うナニかである、みたいなベタな伝奇物の方がまだしもだった。この残念感に比べたら。 でもさすがの文章力で最後まで一気に読ませてくれるのでそこを汲んで星二つ。「銀行総務特命」も同時に読んだので違和感ハンパない、あちらは五つ星だから(笑)やはり銀行を舞台にしたものの方が断然いいですね池井戸さんは。これからもそちらを期待します。 | ||||
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デビュー作以外で、銀行モノ、もしくは訴訟モノ以外の、 純粋なミステリーというのは、池井戸さんでは私が目にするのは これが二作目。 池井戸さんといえば、とにかくプロッティング。詰将棋を 思わせる配置、駒組み、関係、役割、そしてストーリー。 使い切ること、無駄がないことがモットーというか、誇りに していらっしゃると思います。 この作品。舞台設定も曖昧。読者サイドから見ると、地理的な 構造がわかりにくいから、情景が浮かばない。 五郎さんが主人公なのか、だれが主人公なのか、最後までよく わからなかった。 最後のとってつけたようなところが、また説明不足で、さらに 拍子抜け。 とにかく文章が読みにくかった。本当に池井戸さんの文章かと 疑いたくなるというか、恐らく誰かほかの人が書いているんじゃ ないかと思う文章、展開。 松本清張の作品で、非常に評価される文章のその部分だけが、 実は盗作。という作品がありますが、それを思い出しました。 10点。池井戸さんの汚点ともいえる作品。残念。 恐らく、池井戸さんが自分でも消し去りたいと思っている のではないかと、ちょっと同情してしまいます。 | ||||
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最新作の「ようこそ我が家へ」がとても面白かったので、期待しすぎましたね。 小さなプロットがバラバラで、最後の結末に結びつくことなく、納得できないまま終わりました。 未消化な作品と言うしかないですね。 | ||||
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著者の銀行物の本が気に入り、その流れでこの本を手に取りました。 出てくる登場人物は都合よく殺害され、犯人の動機もよくわからない。 特に逮捕に至るクライマックスシーンでは、話の展開が速すぎてついていけず、 思わず3回逮捕前後の文章を読み返してしまいました。 もしかして、ミステリー物は不得手なのかも。 | ||||
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田舎町で起きる猟奇事件ですから、自ずと犯人は絞られてきます。 が、その犯人を外す自分は・・・ 作者がこういう小説も書いていたのが意外でしたが、今後に期待しております。 ただ、この犯人の動機ってなんだったんだろう? わからないからこそミスト? | ||||
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こんな駄作もめずらしい。 動機なし。トリックなし。犯人の供述なし。 ただの異常者だけどその伏線すらなし。 読んだ後に納得できる点なし。 いろいろとミステリー読んだけど一番つまらない本でした。 即行でゴミ箱に捨てました。 | ||||
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紫野で起こった陰惨な事件。犯人はどんな人物なのか?動機は何か?なかなか姿を 現さない犯人に、背筋がぞくっとする恐怖を味わう部分もあったのだが・・・。 7章あるうちの4章くらいまではとても面白いと思った。だが、それ以降の展開は 面白さをあまり感じなかった。今まで登場してきた人たちがこの先、事件の真相へ どうつながっていくのか期待したのだが、裏切られた感じだ。意外性を狙ったであろう 結末も、それほどの衝撃は受けなかった。そもそも、なぜ犯人がこのような事件を 起こしたのか、その動機がとてもあいまいで説得力に欠ける。前半、一所懸命読んで きた努力が、後半で全然報われない。読後も不満が残る。正直、いまいちの作品だった。 | ||||
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中部地方の塔野町紫野で起こった殺人事件、被害者は農薬を飲んで自殺していたが、その喉は刃物によって切り裂かれていた。次々に起こる同じような事件。駐在の上松五郎は……とてもテンポの良い展開の早い作品、殺しすぎ、こじつけっぽいストーリー。 | ||||
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