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6の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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さすがの面白さ。ただ、特段難しくない話をことさらに難しそうに語ったり、特に意味もなさそうな話をさも意味ありげに語ったりする様は衒学的と言いましょうか、著者のナルシシズムを強く感じてしまい、読んでいて若干つらかったのも事実です。好みははっきり分かれそうだと感じました。 | ||||
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前作より人を選ぶ系統の話かもしれないと思いました | ||||
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評価が高かったので読んでみました。 たしかにおもしろい。 文体は苦手です。 理屈っぽくてしつこいので疲れます。 なんかスッと入ってこなくて難儀しました。 | ||||
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梨さんの作品がとても好きで発売予定から楽しみにしていました。前作(かわいそ笑)も読みましたが、やはり期待を裏切らない作品で最後まで気を抜けない内容でした。 ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、読了後まんまと作者に引っかかって、なんとも言えない気持ちが押し寄せました……。でも好きです。 | ||||
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前作もそうなんですが、「よくわからん」と思いながら最後まで読むと すぐに最初から読み返したくなる構成が大好きです。 | ||||
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この著者の作品は大体全部チェックしています。モキュメンタリーホラー、中でも所謂「第4の壁」系(オカルト的に言えば「おつかれさまでした」系)を得意とする著者ですが、今回はモキュメンタリー兼SFホラーという新しい試みでした。 作中の話は1話1話怪談としてクオリティが高く、様々な種類の恐怖が詰まっていて怖面白いのですが、個人的には『6』という題名を評価したいです。ネットに強い著者のことですから、『6』では一般名詞や他の本と競合して検索で見つかりにくい、売れにくいことを把握した上でこの題名にしたのではないでしょうか? それが何を招くのかといえば、それは「感想が漁れない」こと。「梨 6 感想」等と検索しても他のワードが引っかかってしまいます。「読後の言い様の無い絶望と不安を他人と共有して和らげる」ことを封じる演出……なはず。いつもこの筆者は盤外戦術で読者を絶望させるので、きっとそういうことでしょう。 | ||||
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オモコロやSCPの作品は読んできましたが、資料を積み重ねる感じでの「恐怖」への説得力の表現方法はやっぱり上手いなと感じます。 それはさておき氏の傾向として各作品に忍ばせる「仕込み」を探すのは結構注意力を使いますし、 最近はwebというものが出来て調べ易くなったとはいえ「(本当の)答え合わせ」が無い分 消化不良に陥ることもままあります(まぁそれを含めての不気味さでもありますが)。 その分今回の作品集では「それらしいもの」が読み取りやすいので万人向けかなと。 | ||||
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読み手も傍観者ではいられない恐怖を表現する手腕に定評のある作者だが、今回は誰もが避けられない「死と生」そのものをテーマにすることで生き物全部を巻き込んでおり、不気味な恐怖のほか諦念、さびしさ、憂鬱さといった複雑な読後感が味わえる。これまでの作品からさらに深い領域に進んだなという印象。 | ||||
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6つの短編に別れている小説だが、あまりにも「短編」すぎると思った。各短編のアイデアは良いがそれぞれ独立しすぎてて、若干どこかで発表したいが、それほどでもないものの寄せ集めのように感じてしまった。オチも綺麗ではあったが、ちょっと強引に紐づけているように感じる点と得体のしれなさが少なく、弱さを感じてしまった。 この人の小説を買う人は確実に前作及びネット上の投稿作を読んでる人なので、ちょっと物足りなさも感じてしまった。 ただ読みやすさは抜群で、あまり本を読まない自分でもするする読めてよかった。 | ||||
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氏の作風が好きで色々と追っていますが、 今作は「ホラー」の括りにしてしまうのはあまりに大雑把だと思います。 怖さ、嫌さを求める場合は前作「かわいそ笑」の方が良いかもしれません。 やるせなさと絶望感、厭世的な心持ちにさせられつつも、読後感はむしろすっきりとしているように感じました。 ああ、どうすることもできないんだな。と納得させられてしまうというか、 納得せざるを得ないというか。 様々な媒体を模した文体や 断片的な情報を重ねて大きな一連の話を練り上げる構成力、 読者を引きずり込もうという仕掛け方。 今回もそれらが随所に光り、たいへん楽しませていただきました。 ありがとうございます。 これからも応援しております。 | ||||
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