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疑わしきは罰せよ
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【この小説が収録されている参考書籍】
疑わしきは罰せよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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2018年11月に亡くなられた和久峻三氏ですが、 著作が膨大にあり、赤かぶシリーズを1作目から 読んでみる事にしました。 赤かぶ検事は、長身で細身とあるので、驚きました。 そういう外見なら、他にどんな役者さんが合ってるだろうと あれこれ考えて混乱するよりも、はまり役の フランキー堺さんのイメージで読むことにしました。 これから周りのキャラも個性が出てきて、肩書が変わったり、 出世、結婚と変化があるようなので、読み進めるのが楽しみです。 トリックは正直、浅いなと思う作品も多いのですが、 キャラや事情が明確で、セリフがリアルなのと、 ほどよい蘊蓄と、「バランス感覚」「読みやすさ」が売れっ子の条件だと 再確認、再確信しました。 | ||||
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たのしんで読むことが出来ました。 これからも良い商品を販売してください。 | ||||
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リーズナブルな価格で和久俊三作品を購読させて非常に満足しています | ||||
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昭和50年と翌年に『野性時代』に掲載された四編からなる"赤かぶ検事シリーズ"の 記念すべき第一作。このシリーズは書籍にして101冊にのぼり、現在でも続いている 作者の代名詞的な作品群となる。幾度もドラマ化され、フランキー堺や橋爪功演じる "赤かぶ検事"こと柊茂の名古屋弁をTVで耳にした人も多いだろう。格好良さからは かけ離れたキャラではある。痩せぎすで名古屋弁丸出し、検事といっても司法試験に 合格したわけではない叩き上げ組。のちに転勤になるが、本作品での勤務地は飛騨 高山という、実際には凶悪な事件など滅多に起こりそうにない地方都市である。それ なのに人気作になった理由は、初めてシリーズを読んだ私には正直よく分からない。 掲載の作品は「疑わしきは罰せよ」「片眼のジャックを追え」「火魔走る」「古銭はもの 言わぬ証人」である。弁護士出身の作家らしく法律の裏を知悉した人間だけが書ける 上手さがある。ただし推理を楽しむ趣向の読者には不満があるかも知れない。昭和の 香りとあの時代の人間ドラマがあって楽しめた。確かに赤かぶっておいしいですよね。 | ||||
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昭和50年と翌年に『野性時代』に掲載された四編からなる"赤かぶ検事シリーズ"の 記念すべき第一作。このシリーズは書籍にして101冊にのぼり、現在でも続いている 作者の代名詞的な作品群となる。幾度もドラマ化され、フランキー堺や橋爪功演じる "赤かぶ検事"こと柊茂の名古屋弁をTVで耳にした人も多いだろう。格好良さからは かけ離れたキャラではある。痩せぎすで名古屋弁丸出し、検事といっても司法試験に 合格したわけではない叩き上げ組。のちに転勤になるが、本作品での勤務地は飛騨 高山という、現実には凶悪な事件など滅多に起こりそうにない地方都市である。それ なのに人気作になった理由は、作品ひとつ一つの質の高さではないかと思うのだが。 掲載の作品は「疑わしきは罰せよ」「片眼のジャックを追え」「火魔走る」「古銭はもの 言わぬ証人」である。弁護士出身の作家らしく法律の裏を知悉した人間だけが書ける 上手さがある。ただし推理を楽しむ趣向の読者には不満があるかも知れない。作品 中に流れる昭和の香りと、人間ドラマがいい。この時代の推理物が私は好きである。 | ||||
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TVでフランキー堺の好演を観て、原作も読んで見たのだが、人物描写に深みが無く思った程の出来ではなかった。ストーリー展開が雑なのである。 主人公を地方の検事に設定する事によって、弁護士の娘との法廷での父娘対決を実現させたアイデアは買える。都会の検事では、あり得ない事だから。だが、この父娘を含め登場人物の造詣に深みがないため、物語が平板なのである。事件自身に取り立てて凝った仕掛けはなく、赤かぶの事件運びは強引なので、ミステリ的な興趣がないのである。それに原作を読んで驚いたのは、作者がワザととしか思えない程、物語を雑に書いている事で、父娘対決と言う設定の上に胡坐をかいて、その他の部分を疎かにしたとしか思えない。その分、TVの製作陣や俳優陣が丁寧な仕事をした事が良く分かる。 自分のアイデアに酔って、物語を丹念に書くという基本姿勢を見失ってしまった作品。 | ||||
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先輩に赤かぶ検事の小説も面白いと聞いて読んでみた。 赤かぶ検事のシリーズはテレビしか見たことがなかったので赤かぶ検事の名前の由来など初期的なことがよくわかった。 事件を法廷まで持ち込んで、いつもぎりぎりに証拠などを見つけるのは危ない法廷だなと思うけれど、小説だし、面白い。 ただし、読むと赤かぶ検事は、あの今は亡き俳優の姿が浮かびます。 | ||||
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