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人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル
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人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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AI(機械学習)に関してある程度学術的な知識がある方向けだと思います。逆に言えば、知識がない人が読むと、手口や犯行シーンがうまく想像できず(難解な用語を難解に解説するところがあるので、初心者に優しくないところあり)何をやっているのかがしっかり把握できないと思います。 ストーリー自体はルパン三世のような、一度負けるけど後から大どんでん返し!という痛快さがある展開なので最後まで読み進めることはできると思いますが、前提知識の有無で読後感の深さが変わる作品だと思います。 | ||||
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タイトルが怪しすぎて気になりつつもしばらく避けていたのですが、いざ読んでみたらとても面白かったです。もっと早くに読めばよかった。 主役2人のかけあいがとにかく笑えました。続編出て欲しいな。 | ||||
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あっという間に引き込まれ、最後まで一気に読んでしまった。面白い。 | ||||
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都内国立大の工学部で、人工知能系の科目を教えている准教授です。 昔の教え子が本を書きましたーとメールをくれたので読みました。(しかし、コロナ鬱でちょっとエンターテインメント系をちゃんと読めなかったので1年くらい積んでました。)ただ、賞を取ったなんて聞いてないんだけど?すごいじゃないかとびっくりです。なお、私は本好きですが、普段SFはあまり読みません(研究者なので逆に楽しめない)。 でも、この作品はAI研究者として読んでも技術に説得力があるのにSFになっているところがとても楽しめました。参考文献リストが論文(笑)。現大学教員としてそこに太鼓判を押しておきます。 JSAI(人工知能学会の全国大会)で知り合いの研究者にも勧めてしまった。面白がってくれました。 推薦! | ||||
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竹田人造「人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル」読了。 予想外に、テンポ良く進む展開に、途中散りばめられた人工知能に関する蘊蓄も小気味良く、読んでいて楽しかった。 SFのクライム映画のような世界観は好きなので、次回作にも期待したいな。 | ||||
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変なタイトルだけ覚えてたがこの間思い立って読了。 賛否両論とも言われるタイトルだが、読み終わって思ったのは 「五嶋がこの本にタイトルを付けるならこれだな」 と。電子の泥舟~はいかにも三ノ瀬っぽい。 ので、自分はまさにこのタイトルこそふさわしいと今は思っている。 | ||||
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最初から最後までハリウッド風アクション映画のお約束をとにかく詰め込んだ感が気持ちいい作品。 冒頭の入りからしてホントそのまんま。 陳腐とみるかやっぱこれだよね!と、お約束を楽しむか。どうせ読むなら楽しんだほうがいい。 バディものですがお互いの得意分野が少し重なりつつも、別のベクトルに振ってるのが心地よい。 ハリウッド風アクション映画を見る感覚で読み進むと、道中の難解なテクノロジー関連の解説も なんとなく分かった気になれて頭が良くなった気になれるのでお得! 読了後はハリウッド風アクション映画を見た後のようなスカッとした気分になれる事うけあい。 エピローグはエンドロール後のおまけ映像感があって続編にも期待が高まる! この小説全体から、登場人物やエピソード、細部にいたるまで ‘‘ハリウッド風アクション映画‘‘ に対するオマージュ、映画愛、作者の、‘‘俺はコレが大好きなの!‘‘が感じられて良い。 好き。2作目も面白かったのでその勢いでこのレビューも書いています。お察しいただけるかと(笑) | ||||
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もちろんフィクションなので色々とつっこみどころはありますが、AIがらみの問題をうまく使っていて(部分最適化しすぎて例外事象に対して脆いetc)なかなか興味深かったです。 アクションシーンも派手で、映像化をかなり意識しているのではないかとも思いましたが、いずれにしても総じてなかなか面白い小説でした。 | ||||
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偶然の要素が強すぎる。 重要人物との出会いに必然性が無く、突然湧いて出てくる感じ。 そんなに都合よく行かないでしょ | ||||
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嗚呼、どんなに情報技術やAIが進化しても、人は所詮人のままで、モノ・カネ・オンナを欲しがるのだなと思った。そもそもこれだけビットコインをはじめとするデジタル通貨があるのに、カジノで資金洗浄とか、一体、いつの話なのか。普通、手にする道具が変われば、それに従って中身も価値観も変化するはずなのだが...この物語はそれほど未来の事ではないらしい。 この作品にはAIをはじめとする技術用語が沢山出てくるけど、それはドラえもんのポッケみたいなものだと考えた方が良い。Adversal Exampleというワン・アイデア一本で強引に押し切って見せた! バディ・スリル・カーアクション・10億円ゲットだぜ!の、爽快アクション小説!全然AIでもSFでもない。お楽しみはそこじゃない。 | ||||
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タイトルに面食らうが、主人公ペアの軽妙洒脱な駆け引きが楽しく、一気に読み進められた。 | ||||
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半村良氏や宮部みゆき氏の小説が木綿の肌ざわりの筆致とするなら、本書は水晶の荒野を歩いている様。 キラッと輝くところはあるが、難解な専門用語や理論が邪魔してゴツゴツと歩きにくい。何度も足元を確か め振り返りながら読み進む。で、ふーっとため息をついてしまう。 完全自動運転の現金輸送車AIの目をだましたり、なんか面白そうな事をやらかしている様だなと感じはす るが、理解が追い付かず評価は★3とした。AIやIT技術に詳しい読者ならもっと高い評価になるのだろう。 (蛇足) 一川、三ノ瀬、四郎丸、五嶋、六条、八雲、九頭と登場人物の名前に数字が入っているが、二と七がない のは何か意図してのことかそれとも偶然か?などと変なことが気になります。 | ||||
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出版前に改題で話題になった原題「電子の泥船に金貨を積んで」ですが、よい。とてもよい。 スピーディーな展開に引き込まれる。 適度にサイバーで、想像できそうな近未来(の一形態)なので、作品世界にどっぷり浸かれた(と言うか、冒頭で引きずり込まれた)最後の主人公の選択が大賞を逃したような選評もあったが、これが主人公と彼との立ち位置のほんのわずかな(だが決定的な)差異なのだから仕方ないやろ。むしろわかるわーって。 | ||||
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※内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 人工知能に関するトリックが非常に巧妙でかつ説得的な描写がされている。 攻撃的機械学習など最先端の技術が比較的わかりやすく丁寧に説明されていて、 一見複雑なロジックがその帰結として主人公の銀の弾丸として機能する場面はなるほどと感心してしまう。 AIに関する描写が丁寧な反面その他では荒い部分も見受けられ 例えば民間の会社が銃器をごく当然に所持してそれを使用してくる部分等はごく簡単にクリアされているので、 もう少し法制度や相手方の地位について説得的(法執行機関であるとか、実は日本の法律ではないとか)に書いてほしいところ。 魅力的な予感のするヒロインもチラつく程度で終わってしまったので、長編か続編を期待して待ちたいところです。 | ||||
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いや面白かったです。 どこの誰かはわかりませんが改題前の洒落たタイトルかなぐり捨ててでも、この作品・作家を世に押し出したい気持ち。わかろうと言う物です。 まずキャラクターがいい。 哲学的心理学的な深みがあるわけじゃありませんが、長くも無い登場シーンの割に出てくるキャラが皆しっかり立っています。 それらのキャラクター性と矛盾すること無く軽快にストーリーは進んでいき、すべての要素は話の中でしっかりと決着します。 主軸たる近未来SF要素も十分以上の出来です。 その癖話の筋自体は非常にシンプルなのでAI技術なんてなんも知らない完全素人の自分でも問題なく読み進め、理解できないなりにそのおいしい空気に酔いしれることができました。 全体として非常に出来のいいエンターテイメント作品です。 当世風な作品でもあるので(サメ映画とか)回りにガンガン勧めていきたいところです。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります カーチェイスやアクション,デジタルギミックが満載の攻防に冒頭から引き込まれ, いくつかの場面では『ルパン三世』や『ミッション・インポッシブル』が浮かぶなど, 痛快でテンポが良く,そしてエンタメテイストに満ちた,サイバー・ギャングストーリ. 技術者崩れと映画オタクのコンビは,伊坂幸太郎さんっぽく,その掛け合いも楽しいです. 反面,人工知能をはじめ,専門用語や説明の多さは読む人を選ぶことになりそうで, 特に大勝負となる終盤では,どうしても目立ち,いささかクドく感じてしまうことも. 一方,全ては理解できませんでしたが,技術者崩れの男を悩ませる意地や屈辱は, 職種や立場などを問わずズキリと来るもがあり,砂にまみれてもがく焦りが印象的. そして,絶体絶命の窮地の中,それでも技術者であろうとする姿にはアツくなります. チラホラと粗い部分はありましたが,これからも続けていけそうな設定や展開であり, またこの二人の緻密で大胆な,そして豪快で愉快な犯罪劇を読んでみたいと思いました. なお,一部で話題になった改題は,少なくとも『マニュアル』とは違う気がしました. | ||||
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