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更衣ノ鷹
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【この小説が収録されている参考書籍】
更衣ノ鷹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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シリーズの32巻にして、物語の方向性が大きく変わることを感じさせる巻です。 この本が発売される直前、NHKで作者である佐伯泰英さんがインタビューに答えていました。 「これまでとは全く異なる内容なので、読者の皆さんから拒否され、これでシリーズが終わりになるかも・・・」 なんてことを仰っていたのですが、正直、上巻を読み終わった状況では、それほど大きなシリーズの異変は感じませんでした。 しかし、下巻では・・・確かにこれまでのこのシリーズのトーンとは全く異なる展開を予感させます。 この巻自体は、そう大きく変わった・・・というわけではありませんが、ここまで話が進んでしまうと、この先はどうなる???と頭に「?」がたくさん浮かびました。 磐音シリーズがスタートした時、「嫌なことがある世の中だから、絵空事といわれても、爽快な物語を書きたかった」と佐伯さんが仰っていましたが、この巻を読むと、その方向性が変わるのでは・・・と思わせる・・・ もしかすると、この次の巻、33巻から、磐音シリーズは全く違う物語になっていくのではないか・・・ そんなことを感じさせる、シリーズの新しい扉を開いた巻でした。 | ||||
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こんなことになろうとは。こんな結果が待ち構えていたとは。 読み終えて愕然とした。衝撃が大きすぎて、涙もでない。 坂崎磐根シリーズはこの作家の作品の中では「お気楽な」時代劇であったと思う。 私自身、それを楽しんでいた感がある。ところが、この巻でそんな感じはぶっ飛んだ。 しかし、次が待ち遠しい。すでに続きが読みたくて仕方がないのである。 | ||||
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将軍嫡男である家基をめぐる田沼家との暗闘編(いわばシリーズ「第2部」)をしめくくる上下刊。 常に春風駘蕩たる磐音を見ていたい読者としては、これだけ救いがないほど(ないわけじゃないけど)凹まされると読んでいて悲しくなる。(仕方ないとは言え・・・星一つ減点(苦笑)) ただ、ある意味「全て失った」磐音がどう生きようとするのか、どう戦うのかはとても興味がある。そこに、他の成長著しい、また個性あふれるキャラクターたちがどう絡んでいくのか。一応「原点回帰」で一から出直しと予想はしてみるが、著者のいい意味での「裏切り」もあるかも。 次以降の「第3部」がより楽しみになったと思う。 | ||||
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