石榴ノ蠅
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とても状態もよく、早くつきました | ||||
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ほしい書籍なので感想はない。本などはレビュー必要でしょうか | ||||
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佐伯泰英さん。ここまで居眠り磐音シリーズ、めちゃくちゃ面白いのだけれど。 この巻タイトルが「石榴ノ蠅」。。。 読む前から謎だけど、読み終わってもまだ謎。 蠅! うーーーーーーーーん、わからない。 さて、クライマックスは次期将軍と目される家基のお忍び城下巡り。 お殿様にも不便なことがあるのだなと思う。 今も昔も、権力者も金持ちも庶民も貧乏人も、その人それぞれのつらさと楽しみがあるのだなと思う。 | ||||
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豊後関前藩での磐音の戦いはあくまでも藩の存亡をかけての戦いであり,小林奈緒はその被害者に過ぎなかった。磐音は(となれば当然のことながら作者も)奈緒のためではなく国のためだけに戦ったことに納得していなかったのではないだろうか? 前作「紅花の邨」では紅花の咲く夏の山形藩を舞台に豊後関前の時と同じようなお家騒動が繰り広げられる。しかしその戦いは豊後関前の時と形は似てはいるが全く対照的であり,奈緒の幸せを得るためだけの止むを得ない戦いとして描かれているのだろう。実際作者は前作220頁で磐音に「今また同じような悲しみが奈緒どのの身に振りかかっているのであれば,それがしの豊後関前での決着の付け方が曖昧であったということにございましょう」と言わせている。 そう考えてみるとおこんが磐音を送り出したのも,奈緒のための磐音の戦いが終わらなければ自分たちの仲は完全なものにはならない,という設定によるものかもしれない。しかしシリーズの形式が重んじられる一方で感覚的に相容れない部分があるのも確かで,特に本作「石榴の蠅」ではそれが著しい。奈緒が磐音に顔を合わさず逃げたのは(奈緒のための戦いが終わりそれぞれが持つ愛の道に進むのではなく)奈緒が磐音を思い切っていないこと(40頁),(おそらく)奈緒が送った蝋燭の明かりの下で紅をさしたおこんと夜を過ごす(44頁)など,読み手がなんとか納得しようとしても違和感を覚える描写も多い。 とはいえ,わたしもなんだかんだと書いたが期待しているのはマンネリとなっても構わないし,話が大きくならなくても結構であるから,地に足をつけた主人公たちが苦労しながらも市井に生きる丁寧に描かれた時代劇である。そのためにも作者におかれては批判・要望に過度に付き合わず好きな小説を自分の好きなように書かれる事を切望している。 | ||||
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居眠り磐音シリーズの最新刊です。 蛇足ながら、NHKドラマで山本耕司さんが主演されている「陽炎の辻」の原作です。 さて。 今作のあらすじは、再び次期公方様の徳川家基がおしのびで江戸の城下に出たいというのを磐音たちが助力し実現する話を軸に、佐々木道場の成長株のでぶ軍鶏こと利次郎の成長、旧友の竹村武佐衛門の行く末などを描いています。全体的には全巻が冒険活劇だったのに対して、今回は緩やかな大河ドラマの群像劇という面が強くなっていました。 自分が興味を惹かれたのは、竹村武佐衛門の行く末。三羽がらすのようにしていた品川柳次郎が着実に自分の家の基盤を固めているのに対して、子だくさんで大酒飲みで家計が苦しいのにケガをしてしまって力仕事ができなくなった武佐衛門。彼が武士を捨てるかどうかという局面にまでたたされた(今回結論は暗示でしかでませんでしたが)状況をどうしていくのか。 個人的には、いくら内職や力仕事をしていても武士は武士で、武士を捨てるということはあまり現実的でないかと思っていましたが、当時では武士の株ごと捨てたり富裕な町民と縁組みすることで形式的には武士のままだが実は士分を捨ててしまう侍もいたようですし、このあたりを著者がどういう風に物語していくのか興味深いです。 | ||||
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