温室デイズ

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評判

温室デイズの評価:

3.82/5点 レビュー 34件。 B ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 1〜20 1/3ページ
No.44
(4pt)

最後の2行、、

「学校まで一緒に行こうよ」
私は瞬の横に駆け寄った。

これでいい、辛い物語がホッコリとした。

さすがや、
瀬尾まいこはん、

この爺を泣かせ負って。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.43
(4pt)

最後の2行、、

「学校まで一緒に行こうよ」
私は瞬の横に駆け寄った。

これでいい、辛い物語がホッコリとした。

さすがや、
瀬尾まいこはん、

この爺を泣かせ負って。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.42
(5pt)

カタルシスはない方が良い。

私が中学生、小学生だった頃は、こうしたイジメは無かった。
イジメはいくらでもあったけど、皆で寄ってたかって、それも長期間で、というのは存在しなかったように思う。
いじめられっ子はいたけど、カウンター勢力はすぐ出来て、助けたり遊んだり気を使ったりした。
クラスの大半がいじめても、数人は堂々と助けていた。
そして助ける人間に対してイジメの刃が向くことは無かった。
次第に虐める側が少なくなり、助ける・気を使う側の方が大勢を占めるようになる。
思えば牧歌的な時代だったのだろう。

小学校3~4年の時、体のデカイ男子が思い切り暴れていた。
誰彼なくイジメ倒すので、それに辟易した私はクラス中を味方につけ、土曜日の放課後、そのイジメっ子を階段の踊り場に呼び出しリンチした。
集団リンチ。
こいつさえおとなしくさせれば、クラスは平穏になって普通の小学生ライフが楽しめる。
まあ楽しくはなかったが・・・。
最初は4~5人の、腕に自信のある男子がいじめっ子をとっちめる役。
1:40人なので、イジメっ子は戦意なんて始めから喪失している。
かなり可哀想なところまで殴る蹴るをして、頃合いを見て、特に女子が「そろそろやめてあげなよー!」と言い始める。
私が最後まで実行犯。羽交い締めにされて事は終わった。
その日以降、彼は完全に大人しくなった。
そしてその時の事を話題にする生徒もほとんどいなかった。
もちろんそれ以上、そのイジメっ子を虐めることは誰一人しなかった・・・。
今にして思えば、きっとそのイジメっ子は家庭内で問題を抱えていたのだろうと想像する。
しかし子供時代の私達はそこまで思いを馳せることは出来なかった。
全く可哀想なことをしてしまったと今でも時々思い出す。

でも、ここで言いたいのは、この小説の子どもたちは人を味方につけるのが全く出来ない。
味方になってくれる人を突き放すことまでする。
どうしてだろう?
なんで一人で戦おうとするのか?
親に言うのが恥ずかしいなら先生。
先生が動かなかったら友だち。
友達が駄目なら先輩や近所のお姉さんとか、誰か真剣に聞いてくれる人っているでしょ、と思う。
実際この小説内でも、誰かの味方になってあげたい、クラスを良くしたいって思う生徒がいる。
でも、そんな彼らも孤独に問題を解決しようと頑張る。

不器用だ。
あまりに不器用。
つまんない所で意地っ張り。
思春期手前ってこんなにアタマ悪いのかな。
もっと考えろよ。
解決策をいくつか発想して上から順番に試してみろよ。

でもね、主人公の最後の行為は、こうした私の小賢しい考えを吹き飛ばして魂の行動となった。

みちるも優子もとっても尊い面を持っている。
頭が下がるし、不器用に戦っている(=何らかの行為に出ている)子どもたちを皆応援したい気持ちになる。

でもリアルな現場では誰もこういうふうに戦ってないの?
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.41
(5pt)

カタルシスはない方が良い。

私が中学生、小学生だった頃は、こうしたイジメは無かった。
イジメはいくらでもあったけど、皆で寄ってたかって、それも長期間で、というのは存在しなかったように思う。
いじめられっ子はいたけど、カウンター勢力はすぐ出来て、助けたり遊んだり気を使ったりした。
クラスの大半がいじめても、数人は堂々と助けていた。
そして助ける人間に対してイジメの刃が向くことは無かった。
次第に虐める側が少なくなり、助ける・気を使う側の方が大勢を占めるようになる。
思えば牧歌的な時代だったのだろう。

小学校3~4年の時、体のデカイ男子が思い切り暴れていた。
誰彼なくイジメ倒すので、それに辟易した私はクラス中を味方につけ、土曜日の放課後、そのイジメっ子を階段の踊り場に呼び出しリンチした。
集団リンチ。
こいつさえおとなしくさせれば、クラスは平穏になって普通の小学生ライフが楽しめる。
まあ楽しくはなかったが・・・。
最初は4~5人の、腕に自信のある男子がいじめっ子をとっちめる役。
1:40人なので、イジメっ子は戦意なんて始めから喪失している。
かなり可哀想なところまで殴る蹴るをして、頃合いを見て、特に女子が「そろそろやめてあげなよー!」と言い始める。
私が最後まで実行犯。羽交い締めにされて事は終わった。
その日以降、彼は完全に大人しくなった。
そしてその時の事を話題にする生徒もほとんどいなかった。
もちろんそれ以上、そのイジメっ子を虐めることは誰一人しなかった・・・。
今にして思えば、きっとそのイジメっ子は家庭内で問題を抱えていたのだろうと想像する。
しかし子供時代の私達はそこまで思いを馳せることは出来なかった。
全く可哀想なことをしてしまったと今でも時々思い出す。

でも、ここで言いたいのは、この小説の子どもたちは人を味方につけるのが全く出来ない。
味方になってくれる人を突き放すことまでする。
どうしてだろう?
なんで一人で戦おうとするのか?
親に言うのが恥ずかしいなら先生。
先生が動かなかったら友だち。
友達が駄目なら先輩や近所のお姉さんとか、誰か真剣に聞いてくれる人っているでしょ、と思う。
実際この小説内でも、誰かの味方になってあげたい、クラスを良くしたいって思う生徒がいる。
でも、そんな彼らも孤独に問題を解決しようと頑張る。

不器用だ。
あまりに不器用。
つまんない所で意地っ張り。
思春期手前ってこんなにアタマ悪いのかな。
もっと考えろよ。
解決策をいくつか発想して上から順番に試してみろよ。

でもね、主人公の最後の行為は、こうした私の小賢しい考えを吹き飛ばして魂の行動となった。

みちるも優子もとっても尊い面を持っている。
頭が下がるし、不器用に戦っている(=何らかの行為に出ている)子どもたちを皆応援したい気持ちになる。

でもリアルな現場では誰もこういうふうに戦ってないの?
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.40
(5pt)

心が痛くて暖かくて

学生時代が辛かった人に読んでほしい1冊。
心が痛くなるけど同時に温まります。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.39
(5pt)

心が痛くて暖かくて

学生時代が辛かった人に読んでほしい1冊。
心が痛くなるけど同時に温まります。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.38
(5pt)

話を聞くことの大切さ

この物語は、はじめから終わり
まで、ほとんど大きな変化はない。
物語が中盤、ハッピーエンドに向かう
ような展開になっても、
ハッピーエンドにはならない。

小さな変化はたくさんあっても、
劇的な変化はない。
それが妙にリアリティがあっていい
のだと思う。

この物語では「相手の話を聞く」
ことの大切さが語られている。

聞き手は話し手に質問し、
話し手の話を淡々と聞く。
アドバイスは決してしない。

こうすればいい、
ああすればいいとは言わない。
答えを導き出すのは聞き手
ではなく、
話し手が自分で考え、
見つけ出すことができるよう、
徐々に徐々に根気よく話を聞く。

コミュニケーションで大切なのは、
話し上手ではなく聞き上手であると
よく言われる。

私は話をすることが好きで、
人の話を聞くことが苦手だ。
たまに悩みを相談されると、
つい、こうするべきとかああするべき
と言ってしまう。

でも、この物語を読んで、
無性に誰かの話を聞きたくなった。
話を聞くだけで、誰かの気持ちが
楽になったり、少しでも元気がでるの
なら、こんなに嬉しい事はない。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.37
(5pt)

話を聞くことの大切さ

この物語は、はじめから終わり
まで、ほとんど大きな変化はない。
物語が中盤、ハッピーエンドに向かう
ような展開になっても、
ハッピーエンドにはならない。

小さな変化はたくさんあっても、
劇的な変化はない。
それが妙にリアリティがあっていい
のだと思う。

この物語では「相手の話を聞く」
ことの大切さが語られている。

聞き手は話し手に質問し、
話し手の話を淡々と聞く。
アドバイスは決してしない。

こうすればいい、
ああすればいいとは言わない。
答えを導き出すのは聞き手
ではなく、
話し手が自分で考え、
見つけ出すことができるよう、
徐々に徐々に根気よく話を聞く。

コミュニケーションで大切なのは、
話し上手ではなく聞き上手であると
よく言われる。

私は話をすることが好きで、
人の話を聞くことが苦手だ。
たまに悩みを相談されると、
つい、こうするべきとかああするべき
と言ってしまう。

でも、この物語を読んで、
無性に誰かの話を聞きたくなった。
話を聞くだけで、誰かの気持ちが
楽になったり、少しでも元気がでるの
なら、こんなに嬉しい事はない。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.36
(4pt)

考えさせられます

荒れている中学校を舞台に2人の主人公、みちると優子が自分なりの方法でいじめに立ち向かっていく作品です。(おっと!名脇役の斉藤君を忘れるところでした)

私の学校でもいじめがありました。社会にはどこでもいじめはあると思います。大事なことはそれに流されないことです。2人の主人公からそれを学びました。みちるは精神力の強さで、優子は色気(?)で、斉藤君は人心掌握術で、とそれぞれの武器を生かして戦っていく姿は、社会を生き抜く現代人の姿に似ています。

どこに居てもいじめを初めとする色々な困難があると思います。そんなときは自分の武器を最大限生かして戦っていくんだ、ということを学びました。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.35
(4pt)

考えさせられます

荒れている中学校を舞台に2人の主人公、みちると優子が自分なりの方法でいじめに立ち向かっていく作品です。(おっと!名脇役の斉藤君を忘れるところでした)

私の学校でもいじめがありました。社会にはどこでもいじめはあると思います。大事なことはそれに流されないことです。2人の主人公からそれを学びました。みちるは精神力の強さで、優子は色気(?)で、斉藤君は人心掌握術で、とそれぞれの武器を生かして戦っていく姿は、社会を生き抜く現代人の姿に似ています。

どこに居てもいじめを初めとする色々な困難があると思います。そんなときは自分の武器を最大限生かして戦っていくんだ、ということを学びました。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.34
(5pt)

恐ろしい日本の教育現場の現実と向き合う本。きついが、救いも。

中学は、社会に出る前の「温室」と言いながら、あまりに恐ろしいいじめと荒廃の現実に息を呑む。自分の子供がこんなところに行っていたら、いじめた子供を殴りに行くか、すぐに自分の子供をもっといい学校へ転校させるだろう。やはり公立中にはやらず、私立にしようか、と思う。

しかし、やはり、逃げるだけでは社会は良くならない。この学校の現実は、北朝鮮か、戦前の日本社会みたいで、窒息してしまいそうだが、日本の現実でもあるのだ。少しで良いから、皆が努力することなしに、この社会は良くならない。それをこの本で再度学んだ。

主人公の女子生徒二人(とサポーターの教師見習い)が、いじめと暴力に会いながらも、自分なりの方法で、学校を変えようと努力する姿が、清々しく、美しい。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.33
(5pt)

恐ろしい日本の教育現場の現実と向き合う本。きついが、救いも。

中学は、社会に出る前の「温室」と言いながら、あまりに恐ろしいいじめと荒廃の現実に息を呑む。自分の子供がこんなところに行っていたら、いじめた子供を殴りに行くか、すぐに自分の子供をもっといい学校へ転校させるだろう。やはり公立中にはやらず、私立にしようか、と思う。

しかし、やはり、逃げるだけでは社会は良くならない。この学校の現実は、北朝鮮か、戦前の日本社会みたいで、窒息してしまいそうだが、日本の現実でもあるのだ。少しで良いから、皆が努力することなしに、この社会は良くならない。それをこの本で再度学んだ。

主人公の女子生徒二人(とサポーターの教師見習い)が、いじめと暴力に会いながらも、自分なりの方法で、学校を変えようと努力する姿が、清々しく、美しい。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.32
(4pt)

奇跡ではなくても。

本の紹介には「2人の少女が起こした小さな奇跡」とありますが、それを期待して読むと外れかもしれません。
 荒廃した中学校で奇跡なんて簡単には起きない。
 でも、(2人の少女だけでなく)みんながそれぞれのやり方で少しずつ「温室」という現実に向かおうとする、その必死さに切なくなりました。

 暖かい親子関係や恋人たち、飄々として爽やかな高校生などが出てこないので、ほかの瀬尾作品と少しテイストが違います。
 ですが、結末にものすごいカタルシスを置くのではなく、結末に向かう過程が丁寧に描かれているのは同じ。
 その過程に心を揺さぶられる思いでした。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.31
(4pt)

奇跡ではなくても。

本の紹介には「2人の少女が起こした小さな奇跡」とありますが、それを期待して読むと外れかもしれません。
 荒廃した中学校で奇跡なんて簡単には起きない。
 でも、(2人の少女だけでなく)みんながそれぞれのやり方で少しずつ「温室」という現実に向かおうとする、その必死さに切なくなりました。

 暖かい親子関係や恋人たち、飄々として爽やかな高校生などが出てこないので、ほかの瀬尾作品と少しテイストが違います。
 ですが、結末にものすごいカタルシスを置くのではなく、結末に向かう過程が丁寧に描かれているのは同じ。
 その過程に心を揺さぶられる思いでした。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.30
(4pt)

学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえる

”本当にありそうで、ないこと”

それが優れた本、と教えられたことがある。
まさに、そのお手本のような本だ。

どこにでもある
学校の風景に見える。

でも、
きっとないんだろうなと思える。

その境界線を
バランスよく行き来している。

学生時代の甘酸っぱい思い出たちが、
走馬灯のように、駆け巡ってしまった。

『温室デイズ』
温まるのは読者の心にちがいない。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.29
(4pt)

学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえる

”本当にありそうで、ないこと”

それが優れた本、と教えられたことがある。
まさに、そのお手本のような本だ。

どこにでもある
学校の風景に見える。

でも、
きっとないんだろうなと思える。

その境界線を
バランスよく行き来している。

学生時代の甘酸っぱい思い出たちが、
走馬灯のように、駆け巡ってしまった。

『温室デイズ』
温まるのは読者の心にちがいない。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.28
(4pt)

いろいろと考えさせられる・・・

崩れ始めたクラスの兆しを敏感に感じ取り、
何とかしようとして行動に出たみちるは、
それまで友達も多く好かれていたにも関わらず、
一気にクラスのいじめられっ子になってしまい、
そんなみちるを見ていられなかった親友の優子は、
教室に入れなくなってしまう・・・。

主人公でもあり、
いじめ、登校拒否、学級崩壊等の当事者でもある、
中学3年生のみちると優子、ふたりの視点から
「崩壊していく中学校での生活」が描かれています。

みちるは、崩壊したクラスで、
一方、優子は別室登校や「学びの部屋」、「カウンセリング・ルーム」で、
ふたりは別々の場で過ごしながら、互いを支えとしながらも、
お互いを頼らずそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとします。

現在、学校に来られなくなった生徒には、
同情や優しさ、義務や立場から、
色々な救いの手が差し伸べられやすい、らしい。
でも、ラクチンで居心地の良い状態なわけではない。

学校に登校しながら苦しんでいる生徒には、
厳しい言葉はとんでも、なかなか救いの手は届かない・・・。
でも、それでも学校は生徒を守ってくれる「温室」!?

「ひとりになりたくてなるのと、ひとりにされるのとはわけが違う」
「パシリになるのと、パシらされるのは根本的に違う」
そんな言葉たちが印象に残る、
いろいろと考えさせられた1冊です。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.27
(4pt)

いろいろと考えさせられる・・・

崩れ始めたクラスの兆しを敏感に感じ取り、
何とかしようとして行動に出たみちるは、
それまで友達も多く好かれていたにも関わらず、
一気にクラスのいじめられっ子になってしまい、
そんなみちるを見ていられなかった親友の優子は、
教室に入れなくなってしまう・・・。

主人公でもあり、
いじめ、登校拒否、学級崩壊等の当事者でもある、
中学3年生のみちると優子、ふたりの視点から
「崩壊していく中学校での生活」が描かれています。

みちるは、崩壊したクラスで、
一方、優子は別室登校や「学びの部屋」、「カウンセリング・ルーム」で、
ふたりは別々の場で過ごしながら、互いを支えとしながらも、
お互いを頼らずそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとします。

現在、学校に来られなくなった生徒には、
同情や優しさ、義務や立場から、
色々な救いの手が差し伸べられやすい、らしい。
でも、ラクチンで居心地の良い状態なわけではない。

学校に登校しながら苦しんでいる生徒には、
厳しい言葉はとんでも、なかなか救いの手は届かない・・・。
でも、それでも学校は生徒を守ってくれる「温室」!?

「ひとりになりたくてなるのと、ひとりにされるのとはわけが違う」
「パシリになるのと、パシらされるのは根本的に違う」
そんな言葉たちが印象に残る、
いろいろと考えさせられた1冊です。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.26
(5pt)

いじめに負けない強い気持ち

いじめにあっても学校に行くことをやめず耐えていたみちる、学校には行かず学びの部屋という公民館に通いながらカウンセリングを受け始めた優子、形は違えど二人とも学校をなんとかしたいと思いつつ懸命に頑張っている姿に胸を打たれた。みちるはいじめが父親に知られることを何よりも恐れていたが、父親は涙を流してみちるの味方になった。ただ、父親が口出ししても結局学校は変わらないから、やっぱり自分が頑張らないといけない。それでも、父親が味方でいてくれる限りは心強いと感じる。だからこそいじめにも耐えられる。そんなみちるの想いが強く伝わってきた。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.25
(5pt)

いじめに負けない強い気持ち

いじめにあっても学校に行くことをやめず耐えていたみちる、学校には行かず学びの部屋という公民館に通いながらカウンセリングを受け始めた優子、形は違えど二人とも学校をなんとかしたいと思いつつ懸命に頑張っている姿に胸を打たれた。みちるはいじめが父親に知られることを何よりも恐れていたが、父親は涙を流してみちるの味方になった。ただ、父親が口出ししても結局学校は変わらないから、やっぱり自分が頑張らないといけない。それでも、父親が味方でいてくれる限りは心強いと感じる。だからこそいじめにも耐えられる。そんなみちるの想いが強く伝わってきた。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X