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カナリア恋唄
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カナリア恋唄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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お狂言師歌吉うきよ暦のシリーズの最終巻です。 杉本さんの書かれた物語にはどのお話にも希望があります。 読んでいて涙することも多いですが、こちらのシリーズが私は一番好きです。 杉本さんのような作家になりたいです。 | ||||
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杉本章子さんの遺作になってしまい残念です。お吉さんの幸せになるところまで後一歩なのに先生も心残りでした事でしょう。 | ||||
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2015年12月4日に逝去した杉本章子さんの遺作で、お狂言師歌吉シリーズの最終巻。 残念ながら最終章を書き終える前に亡くなられたので、未完の作品となっています。 物語はお吉・日向の色恋の行方と「といちはいち事件」が絡み合いながら進んで行きます。 特にお吉と日向の話はハラハラドキドキの展開。読んでいて、ただただ切なくなります。 「といちはいち」とは女子同志の恋愛を指す言葉だそうですが、最終章が書かれなかったので、事件の真相は明かされないままとなってしまったのが残念。 お吉と日向に関しては作者が予定していた結末が「解説」で明らかにされているのですが、それまでの話の展開からは予想もつかない内容。「え、なんでそうなるの!?」と思う一方、それしかないのかな、、、とも思えたりして。 著者が『カナリア恋唄』を書き始めたのは乳癌による余命宣告を受けた後。 その影響でしょうが、シリーズ前3作とは作風が大分違っており、最初は読んでいて戸惑いました。 他の杉本作品に負けず劣らずストーリーは面白いのですが、話が進むにつれて、どこか哀しさが増していく印象もあります。 最終章ではどういう展開を考えていたんでしょうか。。。 「解説」でもう少し具体的に明らかにして欲しかったな、と思います。 致し方なかったとは言え、どうしても読後感はスッキリはしません。 | ||||
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