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五番目のサリー
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五番目のサリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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20代の頃に読みましたが、どんな気持ちで読んでいたのか思い出せないけど、恐ろしい環境で育ち方に受け止め方が分からなかった。 遠慮なく書かれた内容でリアル過ぎて気軽にオススメ出来ない。可哀想とかの話ではないし、読んで付き合い方変わるかもと不安になるから。 自分としては読んだ事に満足しています。 | ||||
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物語自体はとても興味深いものなのですが。なにしろアメリカンで大味です。繊細さは微塵もない。性描写、暴力、暴言も多く、読んでいて気分の良いものではありませんでした。個人的には、こういうアメリカは苦手です。 | ||||
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⭐: 2.5 | ||||
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物語も面白いですが 日本人の気質と外国人の気質の違いという後書きがかなりふに落ちました。 | ||||
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Good Book! | ||||
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I gave this book 4 stars rating because of how deep into human mind Daniel Keyes explores. It shows how well-informed Daniel is on the cases of MPD. | ||||
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I found the whole story a bit corny. After reading other books by Daniel Keyes I found this one less compelling than others. Somehow the personalities inside Sally did not ring true, and of course there was one, really evil personality among them and again, of course, Sally falls in love with her psychiatrist. Not really recommended. Read Flowers for Algernon or the Minds of Billy Milligan - far better reads than Sally. | ||||
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Excellent book received in good condition. | ||||
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Great book love this so much | ||||
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Well written and great dialogue. Can't figure out why I wan't deeply affected, but perhaps I was unable to relater strongly with the original trauma, unlike the book Sybil that deeply affected me. | ||||
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キイス氏は、代表作であると同時に傑作そのものである「アルジャーノンに花束を」で知った。 心理学を学問として学んでいただけあって、精神疾患に対しての捉え方はシリアスそのものであり、思慮深さを感じる。故にこの「五番目のサリー」の内容は濃密であり、上下巻あれども長くは感じず、むしろあっという間に読破してしまう。 多重人格と云うと、どこか非現実的であり、空想そのものではないかという印象が正直読む前にはあった。つまり肯定的ではなかった。 しかしサリーの幼少期の体験がその歪んだパーソナリティーを生み出した、その事を想像する。 虐待やネグレクト、心的外傷。人間の本質的な自我の形成に大きく関わる教育過程でそれこそトラウマのような経験をすれば、「自らを守るためには新たな人格を生み出す事」も大いに考えられる。 僕は臨床心理学に興味があり、それはそれはためになるというか、貴重な礎となる一冊になった。 メンタルが弱いのは甘えだと精神的な病に対してネガティブな世の中だが、その心は繊細でとても複雑だということを理解できる世界であってほしい。 この5番目のサリーの奥深さ、切なさ哀しみの理解できる読者がどうか増えてほしいと切に願う。 | ||||
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This book is amazing. Having never read anything by Daniel Keyes I wasn't sure what to expect. I was pleasantly surprised. I bought this book because Multiple Personality Disorder fascinates me. This book doesn't seem to still be in print, but I would recommend this book to anyone interested in mental illness. If interested in this book, I would suggest looking in libraries, used bookstores, and maybe even thrift stores. I read this book in about two weeks, however, if time had permitted I would have finished it quicker. I definitely recommend this book. | ||||
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5人の人格それぞれが生き生きと、個性的に、書かれていて、これらが一人の中に全て収まっている違和感や不思議さが面白かった。 実際に多重人格の症状を持つ人に出会ったことがないので、余計に場面のイメージが自分の中に勝手に膨らんで、何とも言えない不思議さに興味深く最後まで一気に読めた。 | ||||
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「多重人格」という病気が存在することがわかったのはここ十数年のことだ。 それまでもいたのかもしれないけれど、問題となるほどではなかったか「悪魔つき」とかって呼ばれていたのかもしれない。 引き金となるのが幼児期の虐待が多いらしいから、現代になって増えていっているのはわかるけれどね。 病態そのものに関してはわかりやすく描かれていたし、サリーの中に存在するまったく個性の違う四人の人格がそれぞれユニークで面白かった。 治療はあまりにもシンプルに成功していくけれど、まあフィクションだから。 多重人格は珍しいけれど、精神的な病気で社会生活が難しい人は多いのだろう。 怠けてるだけとか性格の問題と言われることも、昔ほどではないにしてもまだあるはずだ。 この本を通して、意思ではどうにもならない病気があるんだと実感した。 | ||||
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女優みたいに何人ものキャラクターに変化するサリーに魅せられ、 引き込まれて読むことが出来る。 話が次々新しい展開をみせてくれて面白かった。 サリーは沢山トラブルに巻き込まれるけど、ジンクスのお蔭で サリー的に最悪な状況にはならなかったのが良かった。 まぁ、被害者は出した訳だが。 後編が微妙だった。第一内面が変わったからといって、 外見が同じなのに、他人に「別人に変わった」と、容易くわかるものかなぁ。 恋愛も中途半端だし終わり方がやけくそみたいだった。 そう。ラストが出来すぎなような。 やっぱりノンフィクションの面白さにはかなわないね。 | ||||
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心理学方面の小説として一時ベストセラーになった『アルジャーノンに花束を』の作者が書いた、多重人格の治療を描く小説が、この『五番目のサリー』です。同じく多重人格を扱う『24人のビリー・ミリガン』も有名ですが、こちらはフィクションになります。 のっけから不可解な事件を起こしたサリーが精神科医を訪れ、治療を受けるプロセスを中心に、多重人格という彼女の特殊な状況が描かれます。サリー以外の四人の人格の、それぞれ印象的な個性には目を引くものがあります。多重人格という特異な精神疾患を、興味本位でなく猟奇的でなく、きちんと描いている姿勢は高く評価できます。またお話に入り込みやすく、多重人格に興味を持つ人にとっては、ガイダンス的なよい一冊と言えるでしょう。 | ||||
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何故、多重人格が発生するか。サリーのケースでも衝撃的な事実が明らかにされつつ、治療が進みます。多重人格であるが故の私生活のトラブルも、人格の交代によってそれをどうにか切り抜ける様子も、非常に説得力のあるものです。現実には非常な困難を伴う筈の治療がスムーズに進みすぎるきらいはありますが、多重人格というものに対して、この小説はよきケーススタディとなるのではないでしょうか。 読後には、きっと自分が自分であることの喜びと、ほんものの人間というものについての深い洞察が残るでしょう。切り離された人格ではなく、怒りや喜びを兼ね備え、完璧ではなく矛盾に満ちたトータルなひとりの人間、それを圧倒的に肯定するのが作者の意図かもしれません。 | ||||
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多重人格と言えばビリーミリガンの方が有名ですが、この話も読ませてくれます。学生時代にこの話の新書がほしかったのですが、貧乏学生のため友人に借りて読みました。社会人になってこの本を知り、お金に余裕ができた今新書をもっているにもかかわらず、また買ってしまいました。やはりコンパクトな方が通勤にも便利でよいです。ただ結構長いので老眼の人には少ししんどいかも。 | ||||
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サリーが病院の先生に対して感情転移してしまったり、催眠療法を実施するドクターのこえ掛け等、アメリカの精神科の医療もかいま見る事ができる本だと思います。「私は精神病じゃないのに、」とサリーが言っていたりするところ専門家ではないので、その年代のアメリカの人格障害の位置付けは分からないけれど、バイトをしながら、病院に行くお金を稼いだりする主人公がリアルすぎだと思います。 | ||||
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多重人格に興味ある著者らしい小説。いきなりヒロインのピンチから始まり、目をひく上巻はなかなか楽しめた。 しかし、下巻になって物語が進むにつれ、ヒロインモテまくりとか、エロ事件多発とか大衆誌的な雰囲気になってしまい、カウンセラーとの対話もうまくいきすぎウソっぽくなってしまった気がした。できすぎってやつ。ホントの精神科もあんな感じだったらすいません。 | ||||
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