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君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?



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【この小説が収録されている参考書籍】
君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか? (電撃文庫)

君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

絡み合いながらも,異なる後味を残す二つの物語

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

中二クサさ丸出しの主人公のキャラや,後の親友と出会いが描かれる学園パートなど,
特に序盤は,ラノベというより,少年マンガのようで,いささか不安を覚える読み始め.

そこから異世界に飛ぶのも典型的な流れですが,とある王国の後継者争いを中心に,
主人公の戦略家としての活躍が面白く,その手口はエグく,賛同はできないのですが,
不思議と胸の悪さを抱かないのは,彼の言動に強い芯が感じられたからかもしれません.
ただ,特別な能力をはじめ,彼をそこまでにした背景が見えなかったのは気になりました.

とはいえ,もてあそび,吸い尽くす,描いた後継者争いの結末はやはりえげつなく,
一方で親友との決着も,再会の状況を含め,おおよそ予想が付いていたにも関わらず,
こちらはどこか切なく,どこまでが彼の本音や,計算通りだったのかはわかりませんが,
どちらも強烈であり,それぞれが絡み合いながらも,異なる後味を残す様子が印象的です.

そして,もはや完全に彼の手の中,淡々と,滔々と,詭弁を語る姿にはゾッとさせられ,
つかの間の休息となるラストですら,気が気でならずと,最後まで楽しませてくれました.

なお,『あとがき』で続刊にも触れられていましたが,語られていたテーマについては,
この巻で終わっているように思え,王国の今後は気になるものの,どう広げていくのか…?
君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか? (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか? (電撃文庫)より
4049142260
No.1:
(5pt)

期待以上

思わぬ展開に心躍らされました。
次も楽しみです
君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか? (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか? (電撃文庫)より
4049142260

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