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(短編集)

あほうがらす



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【この小説が収録されている参考書籍】
あほうがらす (新潮文庫)

あほうがらすの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

一気読みのエンターテインメント

驚いた。こんなに面白いとは思わなかった。池波正太郎って、もっと難しい作家だと想像していたのである。全然違っていた。文章は読みやすいし、ほどほどに重厚で、なかなかにユーモラスだし、恐れ入りましたと言うしかない。

開巻の『火消しの殿』から面白い。あの浅野内匠頭を主人公にした意外な物語である。さらにもう一編、大石主税を主人公にした『元禄色子』という話もあって、これまたユニーク。なぜなら、どちらも“忠臣蔵もの”であり、同時に“男色もの”なのである。

“男色もの”としてはタイトルもズバリ、『男色武士道』という作品も素晴らしい。先の『元禄色子』といい、この『男色武士道』といい、どちらも実にピュアなストーリーで、ラストに何ともいえない余韻があった。プラトニックな美しいBLなのである。

あとの作品(全11編)もすべて面白く読んだ。時代小説は“読まず嫌い”で、どちらかというと苦手意識があったが、思いのほか自分に向いているのかもしれない…。というような錯覚を抱かせてくれるほど、一気読みのエンターテインメント作品ばかりだった。
あほうがらす (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:あほうがらす (新潮文庫)より
4101156255
No.2:
(5pt)

良かった

とてもよい。読み始めたら止まらなくて一晩で読み終えてしまった。
あほうがらす (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:あほうがらす (新潮文庫)より
4101156255
No.1:
(5pt)

いつ読んでも

何度読んでも情景が浮かび、
年齢を重ねるごとに味わいが変わる。
あほうがらす (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:あほうがらす (新潮文庫)より
4101156255

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