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【池波正太郎】
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波紋の評価:
4.18/5点 レビュー 11件。 B ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.18pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
味わい深い作品
とにかくかっこいい
待ち伏せて襲ってきた男たちとには、関わりがあった!ひとつのできごとが波紋のように
広がりを見せ、おもわぬ事態となっていく・・・。表題作「波紋」を含む5編を収録。
「剣客商売」シリーズ13。
5編の中で印象に残ったのは、「波紋」だ。大治郎も小兵衛も、立場上敵を作ってしまうのは
仕方のないことだ。けれど、恨みをもたれてしまうということは、なんともやりきれない思いが
する。「波紋」のラストでは、繁蔵の恵まれなかった過去に触れた描写もあって切なかった。
また、「剣士変貌」も印象深かった。環境しだいで人の性格がこうも変わってしまうものかと、
驚いた。「分相応に生きる」それが一番いいのかもしれない。それを忘れてしまった横堀喜平次の
人生は哀れだ。味わい深く、余韻が残る作品だった。