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(短編集)
祈りのカルテ 再会のセラピー
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祈りのカルテ 再会のセラピーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作者の作品は多数読んできたので感動作もあれば逆のケースもあり粗もみえてくる。短編集である本作の最後の作品は犯罪がからむが実行行為と罪名が一致しないと思われるのでストーリーが成り立たない。作者はもちろん、チェックを担当する編集者が気づかなかったのはとても残念だ。 | ||||
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30歳になり、循環器内科の医師として働く諏訪野良太が、研修医時代のことを振り返る、祈りのカルテシリーズの第二弾。 相変わらず、諏訪野の勘が冴え過ぎていたのはご都合主義だが、今回は救命救急部、形成外科、緩和ケア科と3つの科の実態が描かれていたのがよかった。 著者の「リアルフェイス」に登場する天才的な技術をもつ美容形成外科医の柊貴之なども出てきて、他の作品も読んでいるともっと楽しめると思う。 ミステリとしては、いま一つの読み応えだったが、緩和ケア科の指導医の窪先生の言葉は印象に残っている。 「医学はなにを目的にした学問か?」 「私はこう考えているんだ。疾患を治すだけが『医療』ではない。どれだけ医療技術が進歩しても、人間はいつか死ぬ。『命を救う』ことだけを目指したら、医学は『敗北の学問』になってしまう。私の考えは、『永く、そしてより良い生涯を送れるようにする』ための学問だ。人生は有限だ。その間、どれだけ充実した時間を送り、そして未練なく最期のときを迎えられるか。その手伝いこそが医学の門室だと私は考えている」 研修医として登場する諏訪野良太もよかったが、現在どんな医者になっているのか、また別の作品も楽しみに待ちたい。 | ||||
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全体的には、著者の医学的な知識や実践経験を活かして、研修医とそれを取り巻く人々が生き生きと描かれている。最終章は、話の設定と展開が強引すぎてやや残念。 | ||||
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作者の本は読みやすいところが好きで全て購入してきてます。 この本は、読みやすいけど、クセもヒネリもなく流し読みで終わるような本でした。大きなガッカリや嫌悪感は何もないけど、凄い感動やためになるものではなく‥なので、他人にオススメするような本ではありませんでした。なんとも感想を言いづらい空気のような本でした。作者はよくタイトルでネタバレをしているのですがこれもそうでは?(笑) 内容は、祈りのカルテの主人公の過去の思い出話です。ネタバレを防ぐため詳しくは書きませんが、最初からなんとなく結末が読めるよくある展開になります(笑) 登場人物が、天久鷹央や他の作者の本に出てくる人ばかりなので、この作者の本を沢山読んでいる方には楽しめるかなと思いますが、作者の本を初めて読むなら、ぜひ別の本をオススメします。 ジャニーズの方でドラマ化されると言うことですが、【祈りのカルテ】の方が面白かったかなと思います。【祈りのカルテ再開のセラピー】よりはオススメです。 作者の作品の中では、【天久鷹央シリーズ】が一番オススメです。【黒猫の小夜曲】【優しい死神の飼い方】【崩れる脳を抱きしめて】などの医療ミステリーは面白いですのでオススメです。 最近の本はハズレばかりなのでオススメできませんので、要注意です。買って読んでガッカリしたものを後述します。【真夜中のマリオネット】【レフトハンドブラザーフッド】【ムゲンのi】【ガラスの塔の殺人】はビミョーです。作者の一番有名な?【仮面病棟】もビミョーです。 | ||||
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