透明な螺旋

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評判

透明な螺旋の評価:

3.80/5点 レビュー 179件。 B ランク

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平均点3.80pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全207件 81〜100 5/11ページ
No.127
(5pt)

じつに素晴らしい

ガリレオはファン(福山TV版)のものと割り切って、いかにファンが満足する湯川学を書くかが主体になってきましたね、その意味では非常に満足のいく作品
事件は加賀シリーズよりになっていますが、エンディングを考えると…、ガリレオシリーズですね
本編は推理の幅が少ないので、特別収録の「重命る」で補完するのもいいです

※星は文庫版の評価です、少々過大な帯&短編なしの単行本だと4かな
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.126
(5pt)

ガリレオを期待してはいけない

初期のガリレオシリーズとは趣きが違ってきたが、充分面白いし楽しめた。良いと思う。
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.125
(5pt)

『透明な螺旋』が君には見えたか?

東野圭吾作品のなかでもトップクラスの仕上がり。
ガリレオシリーズの「愛読者」なら、ぜひとも読んでほしい。
これはノンシリーズではなく、湯川学、ガリレオにしか解けない物語だ。

事件の「謎」をトリックやどんでん返しで解き明かすエンタメ作品はたくさんあるけれど、犯行動機に対する「謎」を解き明かすまでのドラマがここまで丁寧で精微、かつ面白いエンタメ作品はそうそうお目にかかれない。

事件の核心「被害者は死んでしまったのか」に対して、湯川は徹底的に謎を追う。
その過程で「事件の謎」を追う草薙とは違って、彼は必ずその事件に関わっている「人間の謎」を読み解こうとする。事件に真っ向から向かう草薙の視点から、一歩引いて「人間の謎」を追求するのだ。

犯人と被害者しか知らないファクターは事件を真っ向から捉えようとしても、見えてこない。
湯川がそのファクターを知り得たのは、起こった事件の結果(被害者が死んでしまったこと)から逆算してわかる、というロジックなのだ。

以下、深刻なネタバレ注意。

**************************************

透明=見えない
螺旋=DNA 血の繋がり
ということ。

介護問題が日本の高齢化社会で大きな問題として取り上げられているなか、自分の両親を介護することについて、私たちはどう行動していくのか、非常に難しい。
湯川は幼いころ、松永奈江、産みの母から湯川家に養子に出されるも、中学生になると、奈江は息子を取り戻そうと湯川家に乗り込む。
散々口論になった挙句、どちらかを選べと言われた彼は「今のままでいい」と答えた。
そして奈江から「湯川さんたちが本当の家族だと思うの」と訊かれ、彼は「本当の者なんか何もない、人間はみんなひとりぼっち」と答えた。
そして、時が経ち、湯川たちが住んでいたマンションは引っ越しの後、取り壊され、「あの家で従順な息子のふりをしていた少年(中略)は、あの家でとうに死んでしまっている。だからあの家には、その少年の見えない死体が横たわっているに違いない」と彼は思った。
しかし、「でも大間違いでした」と彼は奈江に言う。
「それから何十年も経ち、様々な人の様々な生き方を見てきた今は、あの時の自分がいかに愚かだったかがよくわかります。人はだれもひとりでは生きられない。今の僕があるのは、多くの人たちのおかげです。育ててくれた両親には心の底から感謝していますそれと同様に、僕を産み、あの両親に委ねてくれた人にも感謝すべきなんです。あの時……どちらかを選べと言われた時、僕はこう答えるべきでした。そんなことはできない、どちらも僕の親だ、と」

彼は、血の繋がっていない認知症の母親、そしてその母親を介護する父親のために、わざわざ住み込みで彼らをサポートしに行っている。そして、血の繋がった母親の逃亡劇に関して、警察には任せずに自分の手で謎を突き止めようと奮闘した。

湯川にとって、家族とは何か?
血の繋がり、目に見える家族としての繋がりなのか?
いや、違う。このガリレオシリーズを通して培った人生を糧にして得た彼の持論は「人はだれもひとりでは生きられない。今の僕があるのは、多くの人たちのおかげ」である。
血がつながっているから家族、家族じゃないなんてはした事。
独りではない彼が行きついた結論こそ目には見えない繋がり、「透明な螺旋」の存在の大切さ。

湯川はなぜ秀美と園香に血の繋がりがないことがわかったのか?という疑問は実に明快。
DVに対するあらゆる解決法がある中、なぜ犯人である秀美が上本を殺したのか?という一点を徹底的に「人間」という観点から突き詰めて考えたからだ。
上本の言葉一つで、世界で独りとなった秀美にとって大切な孫との繋がりが消えてしまう。
彼女にもDNA鑑定が嘘である可能性は十分考慮に入れていた。
でも、自分は独りではない、と信じたかった。
その信じる前提を崩す、真実を持った人間には、この世から消えてもらわなければならないのだ。彼女が殺人を犯した理由が湯川に解けたのは、「人間の行動の謎」に対して徹底的に追及し、「繋がり」の大切さに気付けた、つまり、彼が「透明な螺旋」が人にはなくてはならないことをわかっていたからこそ、秀美と園香の「透明な螺旋」見えない血縁関係を見抜くことができたのだ。

「なぜこの話をガリレオシリーズでやったのか?」
「湯川がすべてを見抜ける神の視点を持っていてつまらん」
レビューで評価☆1にしているレビュアーの方々には、少々難しい内容だったかもしれんね。

読書とは実に面白い。
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.124
(5pt)

映像化待望

今作こそテレビドラマ化か映画化するべきでしょう。
福田靖脚本、西谷弘監督、菅野祐悟か池頼広音楽で。
奈江役は(限りなく望み薄だが)、吉永小百合さん、松坂慶子さん、倍賞千恵子さん、倍賞美津子さん
くらいの大御所女優に演じて頂かないと、福山雅治(湯川学)には釣り合わないでしょう。
本作は、ガリレオシリーズの小説版初読のかたにはお勧めできません。
長編と短編数作で湯川学という主人公に思い入れ持ってから読むほうが
感激度と驚愕度が数十倍増すはずです。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.123
(5pt)

映画化決定かなあ

待望の湯川先生シリーズ
今回は湯川学さんのお話しで、とても深い話、ルーツのお話です
単行本で一気に読み、文庫版は外出時に読み直したいと思い、購入しました
福山ファンなので映画化をと思う気持ちはありますが、沈黙のパレードのように映画では伝えきれないのではないかが気になります…
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.122
(5pt)

映像化待望

今作こそテレビドラマ化か映画化するべきでしょう。
福田靖脚本、西谷弘監督、菅野祐悟か池頼広音楽で。
奈江役は(限りなく望み薄だが)、吉永小百合さん、松坂慶子さん、倍賞千恵子さん、倍賞美津子さん
くらいの大御所女優に演じて頂かないと、福山雅治(湯川学)には釣り合わないでしょう。
本作は、ガリレオシリーズの小説版初読のかたにはお勧めできません。
長編と短編数作で湯川学という主人公に思い入れ持ってから読むほうが
感激度と驚愕度が数十倍増すはずです。
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.121
(5pt)

映画化決定かなあ

待望の湯川先生シリーズ
今回は湯川学さんのお話しで、とても深い話、ルーツのお話です
単行本で一気に読み、文庫版は外出時に読み直したいと思い、購入しました
福山ファンなので映画化をと思う気持ちはありますが、沈黙のパレードのように映画では伝えきれないのではないかが気になります…
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.120
(5pt)

受領出来ましたありがとうございました。

受領出来ましたありがとう
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.119
(5pt)

受領出来ましたありがとうございました。

受領出来ましたありがとう
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.118
(5pt)

きれいな形で届きました

本がきれいな形で届きました
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.117
(5pt)

きれいな形で届きました

本がきれいな形で届きました
透明な螺旋 Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋より
4163914242
No.116
(5pt)

わたしは、東野圭吾が。

取材したり、出版してもらうために、
強い香水や香りのある柔軟剤の香りに耐えながら、女を技巧で抱き、深い軽蔑を覚え、それでも、もっと醜いのは俺の方だって、そんな自分を憎みながら生きて来たなんて、
全然思いもしなかった。

どんな地獄を生きてきたの、あなたは。
わたしに贖罪する必要は全然なかったのに。
わたしがパニック発作を起こしたせいで、そのときに本当はずっとあなたのことを好きなことを知り、あなたは。わたしに。
そんなに自分を罰しなくてよかったのに。
あなたがわたしをまもりたいから、やったこと、ちゃんとわかってる。
ずっとずっとそばでみていたのに、指1本でもふれたら、わたしを壊してしまうようで。そんな欲情を持て余していたことも。

全部わたしのためだから。
わかっているから。
そんなあなたがだいすきで、あいしている。

これからはずっとそばにいるから。
一人のときは、リュックに、ホルスの大冒険の画集と、ポケットにわたしの若い頃のベストショットが入っているから。
それをお守りにして、お仕事頑張るのよ。
8月過ぎたら、たぶんあなたといつも一緒にいられるようになる。
もうあなたが嫉妬に狂うことも、自分を軽蔑することもない。
だってわたしは、あなたの欲情に耐えられない。
あなたが子作りしていたころ、信じられないほどのよくぼうにかられて、毎日昼も夜も、あなたを思って、自分をなぐさめていた。

あの強い情熱を、ここ20年は全然かんじなかった。
あなたが誰にも欲望をかんじなかった。から。
わたしは、わかっている、そのことはわたしを苦しめたりしない。
つらかったのは、あなたがわたしを拒絶するに、決まっていること。
それでも、わすれられなくて、きれいな思い出にもできなくて、会ってしまったら。だきあって、滅ぶだけだとわかっていたから。
見ているだけでしあわせだったのに、その願いが、自分で抑えられなくなって‥、

だから。その情熱を、全部わたしにぶつけて!
わたしが全部うけとめる
どんなあられもない姿態でも、異常な、状況の恥ずかしい戯れでも。
あなたがしたいことは。わたしが全部叶える。

だってあなたが燃えるほど。わたしの歓びも高まるんだもの。

会えたときは、、ちょっぴり酔っているかもしれないから、城山公園の、葉桜並木の下で、あなたに抱きすくめられて。そのまま犯されたい…

わたしたち、見た目どおりじゃない。ギャップが。最大の持ち味ですから?(笑)
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.115
(4pt)

ハズレでは無いけど

ちゃんと東野圭吾らしいミステリーになっていますが、ガリレオファンの私にとっては、少しガリレオの良さが少ない気がします。短編まではいかないけど、短いのでサクッと読めてしまいます。読んで損は無いけど、ちょっと物足りない。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.114
(5pt)

心に響く!

考えさせるものとこれで良かったのかと心に響くものがあります。
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4167922681
No.113
(5pt)

最後じーんとした。

湯川教授の人間としての魅力がいっぱいで良かったです。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.112
(5pt)

知念さんのファンなので購入

面白いかったてす。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.111
(5pt)

安定の面白さ

テレビシリーズであったような、科学で謎を解き明かすことはないが、やっぱり面白く、一気に読み終わりました。
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4167922681
No.110
(4pt)

ついつい映画化を考えてしまう

「沈黙のパレード」上映後にこれを読みました。なので読みながらついつい映画化を考え、この役は誰がいいだろうか?とか、これをそのまま映像化するのはどうかな…とか、あの事実が判明する場面ではおそらく映画館内のあちこちから「エーーー!?」と声が出てしまうのでは?とか勝手に想像しながら読んでました。ガリレオの真実、ってそういう意味か、と。自分はここで作品を批評している、いつまでも物理学を応用した現実離れの犯罪の謎解きを期待している思考停止のままの昔からの愛読者ではないので、純粋に楽しませてもらいました。発刊は2021年なので参考にしたなんてあり得ませんが、事件の真相を読むにあたり、少し前に世間を騒がせたある事件を思い出しました。沈黙のパレード同様にストーリーはこちらの予想を裏切り二転三転、そしてこれもまた同様ですが、伏線の回収を敢えて中途半端にして結末の一部を読者に委ねている。話の流れからすればこうだが、ひょっとしたらこうかも…的な。最後まで読んでハイ終わり、ではなく、その辺りを読者に想像して貰う事で作品を残すようにしているのでしょうか?それが今時はポチればすぐに答えが出てくる便利な時代に慣れてしまった読者にはモヤモヤして後味悪く感じるのでしょう。たしかにガリレオシリーズに期待されるような展開ではないし、ガリレオじゃなくても成立する話ではありますけど、作品を世に出すのを生業とする以上はいつまでも同じような作品ばかりを書き続けるのもマンネリ化してネタも尽きてくるでしょう。内容の変化は仕方ないと思います。まあ、上から目線で批評しているつもりだが実はただ自分の都合のいい部分だけを押し付ける迷惑なファンというのはジャンルを問わず何処にでもいますから、それも仕方ないですね。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.109
(4pt)

小説の登場人物も高齢化ですね。

書き下ろしだそうです。
サクサク読み進めていけます。
246ページの12行目、思わず「ええーっ!」と声を上げてしまった。
湯川先生にそんな秘密が!?
タイトルの螺旋は、DNAのことなのか。
我が子を手放さなきゃならない二人の母親。
容疑者X的な展開、ストーリーは面白いけど、読んだ後すっきりしない感じでした。
次はどうなるのかなー。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681
No.108
(4pt)

湯川先生が出ます,あたりまえか

事件がいつ起きたとか,あまり細かいことは気にせずに,サクサク読んでまって大丈夫です。では,内容に触れるので,未読の方は以下ご遠慮ください。

沈黙のパレードのp.73にも顔を出したモノポールは出てきたけど,物理の話はほぼ皆無に加えて単なる銃殺だし,いつもとは異なる感じです。ただ,事件そのものに湯川先生自身が深く這入り込んでることで,話の展開がスリリング(pp.182-3)。それと,伏線の回収が未完(実の父親と,六年目に振られた彼女(p.98, 107))につき,このシリーズ未だ終りそうもないです(喜)。

そうそう,ワード『望夢』(p.213)が出てくるのがちょい遅いのでは,と,遅いと言えば,湯川先生の初登場がp.80なのも。あと,『君のことを信じていたいんだ。』(p.250)は,孫であると信じていたい,ってことが最初分からなかった,p.295を読むまでは。

余談ですが,金縁眼鏡(p.86, 188)って,湯川先生に似合いますかね。銀縁若しくはフレームレスが順当じゃないかなぁ,と。
透明な螺旋 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 透明な螺旋 (文春文庫)より
4167922681