行動心理捜査官・楯岡絵麻 vs ミステリー作家・佐藤青南
評判
行動心理捜査官・楯岡絵麻 vs ミステリー作家・佐藤青南の評価:
3.91/5点 レビュー 11件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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行動心理捜査官・楯岡絵麻 vs ミステリー作家・佐藤青南の評価:
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筆致が軽い上に、青南が主宰する会(メルマガ中心)の会員が精神的に幼いせいもあって、全編に緊迫感・重厚感が漂っているという雰囲気は全く無い。絵麻が得意という設定の容疑者候補の"なだめ行動"や"マイクロジェスチャー"の読み取りという能力もさほど利いているとは思えない。<キネシクス>の使い手同士の対決としてはミステリとして寂しい限り。ミステリとしての工夫はメルマガ及び4年前からの青南の作品を会の幹部が代筆していた点及びその4年間に青南が何をしていたかという点で、後者は確かにそれまでの「伏線を回収」している様に映った(が、驚く程の真相ではない(実際、担当編集者は気付いていた))。青南がサイコパスという設定も安直過ぎる。
リーダビリティが良いのが唯一の取り柄だが、これが上述した緊迫感・重厚感の無さにも繋がっている。青南がノーベル文学賞を目指しているという設定も噴飯物(ただし、作家としての"評価"を得たいという願望は作者自身のそれと重なっているのでは?)。気軽に読み飛ばすには手頃な作品だとは思ったが。