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死者の囁き: アドリアン・イングリッシュ2



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死者の囁き: アドリアン・イングリッシュ2の評価: 4.53/5点 レビュー 17件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

合いませんでした

2巻まで読まないと良さはわからないとあったので、頑張って読みましたが、どうも合いませんでした。

普段からミステリ小説は好きでよく読みますが、謎解きとしてそれほど意外性もなく、中途半端な感じだし、
かといってBLとしてもあまりにもジェイクの態度が酷すぎませんか…?という思いが強くて、ミステリとしてもBLとしても楽しめませんでした。

攻めは長年ゲイとしての自分を周囲にも隠して、自分自身でも受け入れられなかったわけですけど、受けと恋人関係?になったにも関わらず愛の言葉も一切なく、
言うに事欠いて、受けにヒゲが生えてて女じゃないからといってキスを拒み、やっとキスしたかと思うと突き飛ばし、
それなのにヤキモチだけは一丁前で、自分が気に入らない若者と笑顔を交わしただけで、受けの向こうずねを蹴っ飛ばすという…
保守的な攻めがゲイである自分を葛藤の末、受容する心の動き…みたいな描写があれば、せめて共感できるのに、そういう描写もないわけです。
そんな酷い態度を謝るでも、そんな自分に苦しむでもないのです。

さらに言えば、そついった攻めの態度を黙って受け流す受けのことはもっと理解できないです。
君、ジェイクの何が好きなの…?と思ってしまいます。
一巻では確かに命を救ってもらったかもしれないけど、刑事なんだから職務じゃん、と。
散々受けの危機をバカにして信じてくれなくて、ストーカー殺人者にレイプされてんのを黙って物陰から見てたわけですし。

受け攻め、どちらの気持ちもわからないまま、ミステリとしても中途半端な事件を経て、なぜか最後にセックス。
事件のおかげでお互いの大切さに気づいたとか、そういう理由づけがあれば良かったのに。

とにかく誰にも共感できなかったので、私には苦しい2冊でした…
楽しんで読んでいる人が多いので、ハマれなくてとっても残念です。
死者の囁き ~アドリアン・イングリッシュ 2~ (モノクローム・ロマンス文庫)Amazon書評・レビュー:死者の囁き ~アドリアン・イングリッシュ 2~ (モノクローム・ロマンス文庫)より
4403560164

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