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風塵 風の市兵衛
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風塵 風の市兵衛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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今回の市兵衛の雇用主は、松平定信と一緒に寛政の改革に携わった小藩の大殿様。襲ってくるのは八王子千人同心の部屋住みたちと、彼らを支援する元材木商。ペリーの黒船来航より50年も前に、ロシアが通商を求めて蝦夷周辺に出没したので、幕府は蝦夷を直轄とし、明治期の「屯田兵」制度に先駆けて入植者を募ったが、知識不足と幕府内の政権交代によって、犠牲者を出して失敗した。 でも、奥平の大殿様を恨んで殺害しようとするのは全くのお門違い。大殿様は開明派で、ロシアとの交易も進めたかったし、入植政策も継続したかったはずだが、失脚してしまったのだから仕方がない。商人(雁右衛門)に至っては、大殿様が止めてからも交易に突き進んだのだから、処罰されるのは自己責任だし、大殿様の口利きのお陰で死罪を免れ江戸処払いで済んだのに、何を恨んでいるのかわけがわからない。 あと、一度目の襲撃時、市兵衛の八面六臂の活躍で大殿様、若様ほかも命拾いをしているのに、家中に広まった話が全くデタラメというのも納得いかないし、大殿ご一行が帰国する際の警護が呆れるほど雑。物語のプロットがいい加減なのだと思う。 | ||||
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今の世の中を思わせるような背景、Topは施策を決める為の覚悟が必要!フィールドワーカーの吉岡と宮島が情けない。駄目TOPでもフィールドでなんとかするのが武士の真骨頂!情けない駄目コンビ! | ||||
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今回の善悪は微妙ですね。 誰が悪かったのか? トップも悪い。フィールドの現場官僚も悪い。仕組みも悪い。 市兵衛の剣は迷いがない。 プロですね! | ||||
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気に入りました | ||||
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As expected. I am booked on this series. | ||||
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いつもなら一気読みですが、あまりに過酷でせつなくなりました。悪者とか善人とかではなくどの人も懸命に生きる道を歩んでいました。 | ||||
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下巻になり、上巻では理解できていなかった箇所もよく判りました。雁右衛門の気持ちや露の本当のことが理解できたようなきがします。市兵衛がすぐに本筋の助太刀ができず、全体の内容とのバランスが良く表現されていたと思います。風の市兵衛シリーズ、読破したいと思います。 | ||||
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風の市兵衛の魅力にとりつかれたわたしにとってこの物語は少し重たく感じられた作品です。 | ||||
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どうなるのか最後までわからなかったけど、なかなかいい終わり方でした。ある意味では相打ちですね。納得がいきました。 | ||||
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辻堂魁さんのシリーズはとても読みやすく、人情味に溢れる作品ばかりでお勧めしたい作品だと思っています。 | ||||
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辻堂魁氏の大ファンです。 当然、新刊を待ち遠しく思っている一人ですが、Amazon出店の各店の中古本の素晴らしさに遭遇してから、出来るだけ中古本で楽しませていただいています。 今回も期待通り新刊と言っても過言では無い状態の物を提供していただき、感激しています。 これからも、よろしく(o^-')b | ||||
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時代もので北海道がテーマになるものは少なく、初めは内容にちょっととっつきにくかった。上下巻なので、ストーリーの展開も少しゆっくりな上、様々な登場人物が出てきて、市兵衛シリーズではじっくり腰を据えて読む感じのもの。これまでの市兵衛ものに慣れていると、ちょっともたつき感があるけれど、いい作品だと思う。 | ||||
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じっくり読み応えのある作品。後半、これまでの様々な要素の辻褄があっていくので、どんどん話に引き込まれていく。上巻のもったり感のツケを全部払う感じで面白い。痛快というのとは違うけど、とても良い作品だと思う。おすすめです。 | ||||
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風の市兵衛の魅力 市兵衛の魅力十分にでていた。迫力緊迫感共に十分に発揮していた。 | ||||
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市兵衛の活躍迫力十分にあり読み応えがありました。シリーズもの毎回楽しみにしています。 | ||||
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当初は、これがこの小説の伏線として、どのような展開になるのかと期待しました。が、やはりルサンチマン(怨恨)を主体とした殺人事件の連発で、またか、の思いを噛みしめました。 人生にはルサンチマンは付き物なのでしょうが、このような難儀から殺人事件なしで、心ある人たちを救うという時代小説が、あってもいいのではないかと思うのですが、望むのは無理なのでしょうか。 私は風の市兵衛こそが、このような役割がぴったりの修行をしてきた人ではないか、と思えて仕方ないのです。市兵衛の素晴らしい算盤と剣と教養を、殺人事件の解決ではなく、人生の難問に呻吟する人々の苦悩の解決に活用できたら、と考えると心がはずみませんか。 また最近の時代小説は、殺人事件がらみの「同心もの」が多すぎると、皆さんは思いませんか。 | ||||
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これまでは得意の算盤や風の剣で弱きを助け悪を挫いてきた市兵衛ですが、今回の作品ではちょっと勝手が違う様です。 幕閣の失政の犠牲になり多くの仲間を失った蝦夷地開拓と守りを託された八王子千人同心達。 彼らの生き残りが仇と狙うはその当時の幕閣の一人です。 狙う方にも狙われる方にもそれなりの理があり正義があるため前編、後篇とも悪人は存在しません。 市兵衛はただひたすらに自分が雇われた元幕閣であった奥平家のために力を尽くします。 生き残った千人同心達を騙す等して裏で操る悪人がおれば、市兵衛の風の剣にも活躍の場が生まれ、作品的には盛り上がったと個人的には思います。 元幕閣とその側室や幼い若様、姫様を襲う千人同心達も潔い武士の魂を持っています。 その彼らを市兵衛がバッタバッタと風の剣で薙ぎ倒してしまえば読者の市兵衛への賛美は無かったかも知れません。 そういった意味では市兵衛の為人は十分生かされておりますが、剣と算盤での活躍は封じられた作品かも知れません。 | ||||
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本編の背景は幕末です。 虎視眈々と蝦夷地への進出を目論むロシアの動きを封じるため、幕府は八王子千人同心を開拓団として蝦夷地へ送り込みますが、 幕府のあまりにも杜撰な計画により厳しい冬に直面した千人同心達は次々に命を失い計画はとん挫します。 生き残った千人同心は江戸に舞い戻り杜撰な計画を立てた幕閣や蝦夷で同心たちを見殺しにした旗本への復讐を誓います。 いつもの様に算盤仕事を願っていたものの紹介された仕事は藩邸の庭の警備との触込み。 仕方なく、とある藩邸に赴いたところいきなり御前試合で剣の腕を試され、何か剣呑な雰囲気を感じる唐木市兵衛です。 採用されて紹介された大殿の側室は青い目の美女。更に市兵衛の不安が募ります。 市井では洋式短銃で旗本が暗殺され奉行所の定町廻り同心である渋井が事件解明に動き出しますがお手上げ状態。 いつもの風の剣は上巻のためかちょっと地味で、市兵衛を好きになる女性も現れずちょっと残念。 下巻に期待。 | ||||
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