錦繍

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錦繍の評価:

4.38/5点 レビュー 191件。 B ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全318件 261〜280 14/16ページ
No.58
(5pt)

質のいいロマンチック

よみおわったあとに
太宰治の「斜陽」と同じ感動の種類だなとおもいました。
なんていうか、幸せな前向きな余韻が残って広がる感覚。
書簡形式という形式が私の中で結構好きな小説形式ではあるので
それも奏功して。
若干背景が古いかんじも読んでいてしますがいや、これは名作です。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.57
(5pt)

愛することと別れること、生きていることと死んでいること

二十歳のときに初めてこの小説を読み、愛し合っていても別れなければならない運命があることを知った。当初、本を読んで泣くことなどめったになかった自分が泣いてしまった本である。同じような感動を求めて、宮本輝の代表作といえる他の作品をいくつか読んでみたが、この「錦繍」ほど、素晴らしい感動には出会えなかった。
十四年後に読み返したときは、二十歳のときよりも更に涙が止まらなかった。このときは「生きていることと死んでいることは同じことかも知れない」というフレーズに惹きつけられた。
今では、自分は主人公と同程度の年齢に達している。二十歳のときよりは「死」というものが少しずつ確実に近づいている。しかし、まだ実感はない。もし十年後に読んだら、また違う感慨に更けるのであろうか。
「愛すること」と「別れること」、「生きること」と「死ぬこと」という永遠なる重厚なテーマに、男女の書簡のやり取りという斬新な形式で、人生の悲哀を美しく描いた、宮本輝の最高傑作。私にとっては、人生のうちで何度も読み返す価値のある、美しく深みのある物語である。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.56
(5pt)

愛することと別れること、生きていることと死んでいること

二十歳のときに初めてこの小説を読み、愛し合っていても別れなければならない運命があることを知った。当初、本を読んで泣くことなどめったになかった自分が泣いてしまった本である。同じような感動を求めて、宮本輝の代表作といえる他の作品をいくつか読んでみたが、この「錦繍」ほど、素晴らしい感動には出会えなかった。
十四年後に読み返したときは、二十歳のときよりも更に涙が止まらなかった。このときは「生きていることと死んでいることは同じことかも知れない」というフレーズに惹きつけられた。
今では、自分は主人公と同程度の年齢に達している。二十歳のときよりは「死」というものが少しずつ確実に近づいている。しかし、まだ実感はない。もし十年後に読んだら、また違う感慨に更けるのであろうか。
「愛すること」と「別れること」、「生きること」と「死ぬこと」という永遠なる重厚なテーマに、男女の書簡のやり取りという斬新な形式で、人生の悲哀を美しく描いた、宮本輝の最高傑作。私にとっては、人生のうちで何度も読み返す価値のある、美しく深みのある物語である。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.55
(4pt)

大人向けのラブストーリー

ずっと昔の話だが、「この愛に生きて」というドラマがあって、入院している鈴木保奈美の枕元で岸谷吾郎が手にしていた本がこれだった。
「生きていることと死んでいることは同じこと」。
なんてさびしい台詞だろう、と私は思った。いや、もしかしたらこれはさびしいということではないのだろうか。誰か教えてほしい。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.54
(4pt)

大人向けのラブストーリー

ずっと昔の話だが、「この愛に生きて」というドラマがあって、入院している鈴木保奈美の枕元で岸谷吾郎が手にしていた本がこれだった。
「生きていることと死んでいることは同じこと」。
なんてさびしい台詞だろう、と私は思った。いや、もしかしたらこれはさびしいということではないのだろうか。誰か教えてほしい。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.53
(5pt)

涙が止まらない。

宮本輝氏の美しい文体で綴られる、別れた夫妻の往復書簡。
主人公・亜紀の内なる声に、涙が止まらなかった。
あまりにも悲しい彼女のさだめに心が苦しくなってしまう一方で、突きつけられた現実から逃れることをせず、ただ精一杯今を生き抜こうとする二人がそこにはいて、私は勇気付けられた。
有馬の恋人・玲子が書簡を読み、「うち、あんたの奥さんやった人を好きや」と泣いた瞬間、私はさらに嗚咽していた。
人を愛すること、許すこと、そんなことをしみじみ考えさせられた本です。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.52
(5pt)

涙が止まらない。

宮本輝氏の美しい文体で綴られる、別れた夫妻の往復書簡。
主人公・亜紀の内なる声に、涙が止まらなかった。
あまりにも悲しい彼女のさだめに心が苦しくなってしまう一方で、突きつけられた現実から逃れることをせず、ただ精一杯今を生き抜こうとする二人がそこにはいて、私は勇気付けられた。
有馬の恋人・玲子が書簡を読み、「うち、あんたの奥さんやった人を好きや」と泣いた瞬間、私はさらに嗚咽していた。
人を愛すること、許すこと、そんなことをしみじみ考えさせられた本です。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.51
(5pt)

何度読んでも

深いです。
はじめの文体から、きらきらしていて、美しい言葉に引き入れられます、、
20代前半で、はじめて「おとなのおとこのひと」に薦められた本だったので、より印象も深いのですが、今でもくりかえし手に取り、そして、いつも裏切られない読後感が得られます。
ストーリーテラー宮本輝さんの最高作、と私の中では位置づけられています
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.50
(5pt)

何度読んでも

深いです。
はじめの文体から、きらきらしていて、美しい言葉に引き入れられます、、
20代前半で、はじめて「おとなのおとこのひと」に薦められた本だったので、より印象も深いのですが、今でもくりかえし手に取り、そして、いつも裏切られない読後感が得られます。
ストーリーテラー宮本輝さんの最高作、と私の中では位置づけられています
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.49
(4pt)

いま自分が「在る」ということ

当たり前の現実を、この世の中を生きるということ。ある時は反発し、またある時は受け入れ、時に希望を持ち、時に諦めながらも、ただそこに在るということ。誰よりも近くにいる相手でも絶対的に他人でしかないという絶望的な孤独。
とても一言では言い表せないこの複雑な「人生」というもの、生きるという不可解なことを、1組の男女が半生を語りあう往復書簡を通して、とても自然に、かつ見事に表現している作品。
宮本作品には正直なところ当たりはずれがありますが、これは文句なしの大当たり。もう少し年を重ねた後に読んだらさらに評価が上がるように思い、今は星4つとしておきます。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.48
(4pt)

いま自分が「在る」ということ

当たり前の現実を、この世の中を生きるということ。ある時は反発し、またある時は受け入れ、時に希望を持ち、時に諦めながらも、ただそこに在るということ。誰よりも近くにいる相手でも絶対的に他人でしかないという絶望的な孤独。
とても一言では言い表せないこの複雑な「人生」というもの、生きるという不可解なことを、1組の男女が半生を語りあう往復書簡を通して、とても自然に、かつ見事に表現している作品。
宮本作品には正直なところ当たりはずれがありますが、これは文句なしの大当たり。もう少し年を重ねた後に読んだらさらに評価が上がるように思い、今は星4つとしておきます。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.47
(5pt)

何度読んでも色褪せない

宮本輝さんの作品は結構読んでおりますが、私の中では、かなりの上位にランクインしている作品です。宮本作品がお好きな方は、是非、ご一読を!(主観ですけど。)
宮本作品は、生・死、宿命、再生といったものを描いている物が多いですが、これもその中のひとつ。文体としてはさらっと書いてありますが(流転の海シリーズのように読み応えがあるタイプの本とは違います)、実は濃厚。暗い内容にも関わらず、読んだ後には、何か光がすっと見えるような、そういった心地良さ、爽快感?が漂います。
全編書簡体なので合わない人は合わないかな。合わない人にとっては、退屈な本と感じると思いますが、読書好きにとっては、一見、単調な文体に思えても、内容に引き込まれていくかと思います。
(余談ですが、六十代の父も、この本は面白かったと言っておりました。若すぎる人(二十代前半とか)は、面白さがわからないかも~。)
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.46
(5pt)

何度読んでも色褪せない

宮本輝さんの作品は結構読んでおりますが、私の中では、かなりの上位にランクインしている作品です。宮本作品がお好きな方は、是非、ご一読を!(主観ですけど。)
宮本作品は、生・死、宿命、再生といったものを描いている物が多いですが、これもその中のひとつ。文体としてはさらっと書いてありますが(流転の海シリーズのように読み応えがあるタイプの本とは違います)、実は濃厚。暗い内容にも関わらず、読んだ後には、何か光がすっと見えるような、そういった心地良さ、爽快感?が漂います。
全編書簡体なので合わない人は合わないかな。合わない人にとっては、退屈な本と感じると思いますが、読書好きにとっては、一見、単調な文体に思えても、内容に引き込まれていくかと思います。
(余談ですが、六十代の父も、この本は面白かったと言っておりました。若すぎる人(二十代前半とか)は、面白さがわからないかも~。)
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.45
(5pt)

読むたびに違う、宮本輝の入門編にして最高傑作

この小説の主人公有馬靖明は37歳。偶然、訪れた蔵王のゴンドラリフトの中で、10年前に別れた妻勝沼亜紀と再会するところから物語は始まる。
2人の手紙のやりとりだけで綴られるこの物語は、最初は、お互いに離婚当時の事情を語るところから始まり、時には、相手を責め、時には詫び、悔いるということ繰り返す。
しかし、結局、今の自分の姿は過去の自分の行いの結果であり、今の自分の行動の積み重ねからしか、将来の自分の変化はあり得ないということに気がついていく。過去を受け入れ昇華させる中で、今まで否定していた自分を受け入れ、お互い、それぞれの道を前向きに生きるようになる。
結婚前の20代半ばで一度読み、感動して人にも薦めた。主人公の年齢を過ぎた40代で再読し、死と再生という深淵なテーマをどこまで理解できたのかと考えている。宮本輝ファンの私にとっての入門書であり、何度も読み返す座右の書でもある。
まだ、宮本輝を知らない人に、一度は読んでほしい本。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.44
(5pt)

読むたびに違う、宮本輝の入門編にして最高傑作

この小説の主人公有馬靖明は37歳。偶然、訪れた蔵王のゴンドラリフトの中で、10年前に別れた妻勝沼亜紀と再会するところから物語は始まる。
2人の手紙のやりとりだけで綴られるこの物語は、最初は、お互いに離婚当時の事情を語るところから始まり、時には、相手を責め、時には詫び、悔いるということ繰り返す。
しかし、結局、今の自分の姿は過去の自分の行いの結果であり、今の自分の行動の積み重ねからしか、将来の自分の変化はあり得ないということに気がついていく。過去を受け入れ昇華させる中で、今まで否定していた自分を受け入れ、お互い、それぞれの道を前向きに生きるようになる。
結婚前の20代半ばで一度読み、感動して人にも薦めた。主人公の年齢を過ぎた40代で再読し、死と再生という深淵なテーマをどこまで理解できたのかと考えている。宮本輝ファンの私にとっての入門書であり、何度も読み返す座右の書でもある。
まだ、宮本輝を知らない人に、一度は読んでほしい本。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.43
(5pt)

身震いがします

何度も読んでいますが、あの文頭を読み返すだけで
身震いがします(大げさですがそんな感じです)
「青が散る」系のさわやかさはないけど
すてきな作品です。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.42
(5pt)

身震いがします

何度も読んでいますが、あの文頭を読み返すだけで
身震いがします(大げさですがそんな感じです)
「青が散る」系のさわやかさはないけど
すてきな作品です。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.41
(5pt)

愛とは

愛する事と離れなければならない事、生きる事と死ぬこと、幸福と不幸、過去に礎を置く現在と現在を映す過去、往復書簡の始まりと、いつかは終わらねばならないという事実。
これらは相反すると見えても実は同一のものであると著者は訴えたいのではないだろうか。それゆえ人は運命に苦しみ、しかし求め合う。
第78回芥川賞作家が描いた、人間の感情の襞をあます事なく凝集した、最高傑作であるといえる。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.40
(5pt)

愛とは

愛する事と離れなければならない事、生きる事と死ぬこと、幸福と不幸、過去に礎を置く現在と現在を映す過去、往復書簡の始まりと、いつかは終わらねばならないという事実。
これらは相反すると見えても実は同一のものであると著者は訴えたいのではないだろうか。それゆえ人は運命に苦しみ、しかし求め合う。
第78回芥川賞作家が描いた、人間の感情の襞をあます事なく凝集した、最高傑作であるといえる。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.39
(5pt)

久しぶりに手紙が書きたくなる

宮本輝の初期の作品。男女の書簡の交換で展開されていくユニークな小説。ちょっと生きることに疲れたり、ちょっと後ろ向きになってる時に読むと、不思議に生きる勇気を与えてくれる一冊。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X