十角館の殺人
評判
十角館の殺人の評価:
3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全846件 301〜320 16/43ページ
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十角館の殺人の評価:
3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク
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「アロイド殺し」を彷彿とさせる記述も一部見られました。
クリスティファンにはたまらない設定で楽しく読み進められます。
ただ、クリスティの本格ミステリから比べると、レベルがちょっと低いかもしれません。
叙述トリックはうまいですよ。でも、動機が弱いのが何とも…。
これだけの殺人を忍耐強くこなしていくには、
どうしてもそうせざるをえない心境・強い復讐心が必要だけれど、それが感じられない。
後付けっぽい。
それに、登場人物たちはいつ殺されるかわからない場所にいるのに単独行動って、
愚の骨頂でしょ。リアリティがないよね。
普通なら、1日3交代でホールに2人ずつ常駐して異変を見張るようにするんじゃないかな。
松葉でも燃せば狼煙になるから、燃やすべきだし。本気度が足りん。
それと本土側の河南・島田コンビ。
庭師の妻にまで会うほどの好奇心や行動力があるなら、
漁船を仕立てて島に行くくらいしそうなのに、漁師に会ってもスルー。
この辺りの展開に、ものすごい違和感がありました。
島に行って手紙を受け取ったメンバーたちと話せば、進展するかもしれないのに。
犯人にとっても、本土から人が来る可能性を考えなかったのかな。
最後のシーンは「そして誰も…」へのオマージュなんでしょうが、
こんな心境になるかなあ。しかもよくわからない相手に対して。
ここもかなり違和感がある。
あと、作品当時の90年代はそういう時代だったのでしょうがないかもしれないけれど
タバコを吸う描写が異常に多いことと(まあ、この作品には必要なのでしょう)
女性だけが食事の支度をして当たり前という描写が、
何だかなーという感じを受けました。