十角館の殺人
評判
十角館の殺人の評価:
3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全846件 261〜280 14/43ページ
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十角館の殺人の評価:
3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク
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マンガ版では犯人の動機となる恋人の復讐がクルーズの事故、原作は飲み会で飲み過ぎて、急性アルコール中毒かなんか・・。
まぁ、それはいい、だが、全く理解できないのが
誰かに「あなたの恋人はこんな酷い目に遭わされたんだよ」と確認する訳でも無く、「きっとあいつ等がこんな目に遭わせたに違いない」、と連続殺人に及ぶ犯人。
正直、微塵も同調できない。
推理小説に推理プロットでは無い人間の情緒的なものを重要視するのは邪道だろうか?
私は殺人に及ぶ犯人には、そうせざるを得ない心理を求めたい。
あぁ、この犯人はこの気持ちになったからこそ、こんな大それた犯罪を犯したんだ、と。
この物語の犯人は、自分が見たわけでもない状況を勝手に推測して恨みや怒りを友人たちに叩きつけている。
こんな犯人に感情移入は出来ない、むしろ「お前こそ、人の命を奪う権利なんかない、勝手に恋人の後を追って誰にも知られず死ねばいい」と怒りを感じるくらいだ。
・・・小説なんて、作者の書きようで読者は何とでも取れる。
この犯人に感情移入出来ないよう、意図的に描いたのか、単にミステリに感情移入など必要では無い、としたのか?
・・・まぁ、どっちでも良い、思ったより「つまらないドラマだった」。
例え絵空事であったとしても「殺人」と言うのは重さを感じさせて欲しい、人を殺さざるを得ないを納得したい。
ちょっと前に「犬神家の一族」の映画を観た。
詳細は避けるが、犯人の保身を全く考えない、目的だけを動機とする連続殺人は私の心に響いた。
役者の演技も含め、犯人と共犯者の慟哭は涙腺を刺激した。
整合性やトリックでは無く、母が息子を思う想いが自分の琴線に触れたのだと思う(コレは人それぞれだ)。
「十角館の殺人」は「人間ドラマ」として、全く私の心に響かなかった、いくらトリックの整合性に辻褄を合わせても、ドラマとしては全く響かなかった、辻褄が合う快感を得たいなら、小説では無く、方程式でも解けばいい。
殺人を犯す動機・・・大事な要素だと思うが、この作品からそれは全く感じられなかった。